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平成トム・ソーヤー (集英社文庫) 文庫 – 1998/2/20
原田 宗典
(著)
ヤクザが手に入れた大学入試の問題をスリとる!神業的なスリの腕をもつ高校生のノブオと同級生のスウガク、可憐な女子高生キクチの3人がくり広げるセイシュンの冒険物語。(解説・関口苑生)
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1998/2/20
- ISBN-104087484742
- ISBN-13978-4087484748
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1998/2/20)
- 発売日 : 1998/2/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 4087484742
- ISBN-13 : 978-4087484748
- Amazon 売れ筋ランキング: - 748,220位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人になってから読むものではないな、という気がする。少年時代、青春時代に読んでいれば大いに影響を受けたのかもしれない、と寂しい気持ちになりました。
2016年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「スメル男」の想像以上の面白さに嵌り、第2弾としてこの小説を読んでみました。
「平成トム.ソーヤー」も、十分楽しめる青春小説でした。
ラストへ向けての、緊張とハラハラ感。 途中に漂う青春期のモヤモヤとドキドキ。
私は、中年オヤジであるが、青春時代に想いを寄せて、あ~~受験ね~!
とため息を出しながら読みました。 作品が書かれた時代と現在を比較すると
問題を盗み出すより、受験会場でスマホで問題を解くヤツがいる現実社会の方
が進んでいるわけであり、ある意味愉快でした。その点、時代が先を行っており、
本作が、やや色褪せ感を持っておりますが、、ラストまでグングンと引っ張られる
小説でした。
ラスト「ぼくらの春は、まだ始まったばかりだ」 に、そうね~!と言いたくなり
ました。
「平成トム.ソーヤー」も、十分楽しめる青春小説でした。
ラストへ向けての、緊張とハラハラ感。 途中に漂う青春期のモヤモヤとドキドキ。
私は、中年オヤジであるが、青春時代に想いを寄せて、あ~~受験ね~!
とため息を出しながら読みました。 作品が書かれた時代と現在を比較すると
問題を盗み出すより、受験会場でスマホで問題を解くヤツがいる現実社会の方
が進んでいるわけであり、ある意味愉快でした。その点、時代が先を行っており、
本作が、やや色褪せ感を持っておりますが、、ラストまでグングンと引っ張られる
小説でした。
ラスト「ぼくらの春は、まだ始まったばかりだ」 に、そうね~!と言いたくなり
ました。
2021年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予定通りに商品が届きました。
しかも、20年以上前の初版本にも関わらず、商品説明にあった通り新品かと思える程のコンディションでした。良い意味で裏切られた感じです。
大切に読みたいと思います。
しかも、20年以上前の初版本にも関わらず、商品説明にあった通り新品かと思える程のコンディションでした。良い意味で裏切られた感じです。
大切に読みたいと思います。
2002年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原田宗典の小説は2作目。前には『優しくって少しばか』を読み、もう少し後期の作品で、女以外を書いたものを読みたいという感想を持った。本作は『優しくって少しばか』の6年後に出版された作品。そして「女」以外を書いている。
そんなわけで、まさに「読みたい」と思っていた作品にあたったわけだけれども、残念ながら「単純なジュブナイル」といった感じ。昔懐かしすぎるけれども『ヘッドフォン・ララバイ』(窪田 僚)や、『ぼくらの七日間戦争』(宗田 理)という感じだ(余談ながら、ここに挙げた2作品は結構好きだった。両作者の他の作品はあまり好きになれなかったけれど)。
もっとも、こういうテーマの本であるのに一気に読了したのはディテイルの面白さもあったからだろう。でも読了後に考えれば、作中に登場する「トム・ソーヤー」や「ハックルベリー・フィン」、そして準主役のおばあちゃんの運命などに説教臭さを感じて、あまり好きにはなれない作品だった。
そんなわけで、まさに「読みたい」と思っていた作品にあたったわけだけれども、残念ながら「単純なジュブナイル」といった感じ。昔懐かしすぎるけれども『ヘッドフォン・ララバイ』(窪田 僚)や、『ぼくらの七日間戦争』(宗田 理)という感じだ(余談ながら、ここに挙げた2作品は結構好きだった。両作者の他の作品はあまり好きになれなかったけれど)。
もっとも、こういうテーマの本であるのに一気に読了したのはディテイルの面白さもあったからだろう。でも読了後に考えれば、作中に登場する「トム・ソーヤー」や「ハックルベリー・フィン」、そして準主役のおばあちゃんの運命などに説教臭さを感じて、あまり好きにはなれない作品だった。
2010年7月3日に日本でレビュー済み
高校生3人が大学入試のテスト問題を奪いにいくという冒険小説。
登場人物は、一見普通の高校生だが、スリの天才でどんなものでもスルことができるノムラノブオ。
そして、学業成績の良いスウガク、美少女キクチ。この3人で問題用紙を盗みとるという小説。
話の内容、展開は面白いと思います。しかし、登場人物のキャラクターがつまらないですね。どうしてもスリの天才であるノムラノブオのキャラだけが目立ってしまい、残り2人の個性が生かされていないと思います。もっと、この2人にもキャラを活かされる展開、事件などがほしいです。それとも、この主人公であるノムラノブオのキャラを引き立たせるためにあえて、2人の個性、主張を避けたのでしょうかね。
また、読んでいて主人公ノムラノブオがスリをする個所が多々出てくるのですが、そこの描写がもっとイメージがよく浮かばないですね。どうやったら、誰にも気づかれずにかばんの中身をとるの!絶対ありえないでしょう!!こんなの!!と思ってしまいます。
そして、最後の結末がちょっと、、、物足りないですね。なんか実にあっさりしていて最後の10ページくらいでちゃんちゃんっとまとめられてる感じです。
しかし、読みやすさの点ではよかったと思います。1日あればすらすらと読めます。
登場人物は、一見普通の高校生だが、スリの天才でどんなものでもスルことができるノムラノブオ。
そして、学業成績の良いスウガク、美少女キクチ。この3人で問題用紙を盗みとるという小説。
話の内容、展開は面白いと思います。しかし、登場人物のキャラクターがつまらないですね。どうしてもスリの天才であるノムラノブオのキャラだけが目立ってしまい、残り2人の個性が生かされていないと思います。もっと、この2人にもキャラを活かされる展開、事件などがほしいです。それとも、この主人公であるノムラノブオのキャラを引き立たせるためにあえて、2人の個性、主張を避けたのでしょうかね。
また、読んでいて主人公ノムラノブオがスリをする個所が多々出てくるのですが、そこの描写がもっとイメージがよく浮かばないですね。どうやったら、誰にも気づかれずにかばんの中身をとるの!絶対ありえないでしょう!!こんなの!!と思ってしまいます。
そして、最後の結末がちょっと、、、物足りないですね。なんか実にあっさりしていて最後の10ページくらいでちゃんちゃんっとまとめられてる感じです。
しかし、読みやすさの点ではよかったと思います。1日あればすらすらと読めます。
2010年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
携帯電話が出始めの頃の時代設定なので、リゲインとかプリンセスプリンセスとか作中に出てくる一言一言が、あの時代を知っている世代には懐かしいと思う。そもそも大学入試問題のデータをパクって一流大学に行こうという発想自体も、「予備校ブギ」とかそういう時代の雰囲気がある。
他のレビュアーも言っているが色々と突っ込みどころはあるが、終盤まではとても惹きこまれる。終盤は慌てて話をまとめちゃった感が否めない。とかいいながら、またいつか読むだろうと思うので本棚に置いておきたい1冊だ。
他のレビュアーも言っているが色々と突っ込みどころはあるが、終盤まではとても惹きこまれる。終盤は慌てて話をまとめちゃった感が否めない。とかいいながら、またいつか読むだろうと思うので本棚に置いておきたい1冊だ。
2005年2月8日に日本でレビュー済み
戦線スパイクヒルズという題名で、ヤングガンガンで
漫画化になっている作品の原作です。
話は、早稲田大学の入試問題を盗み出すために
あつまった3人の高校生たちの青春群像です。
しかし、不思議なのが、旺文社の模試で数学だか物理で
トップを取ったというスウガクが何故、文系の大学に
入学しようと思っているのか、そして、彼程の実力があれば
早稲田くらい簡単に入れないのかと不思議な事が満載です。
主人公は過激な性質なのに、自分のことを「僕」というのも
スウガクの硬派っぽい性格の対照として描いているんでしょうか?
変なところも多々 見受けられますが、面白いのでオールオッケー。
星5つの快作です。
漫画化になっている作品の原作です。
話は、早稲田大学の入試問題を盗み出すために
あつまった3人の高校生たちの青春群像です。
しかし、不思議なのが、旺文社の模試で数学だか物理で
トップを取ったというスウガクが何故、文系の大学に
入学しようと思っているのか、そして、彼程の実力があれば
早稲田くらい簡単に入れないのかと不思議な事が満載です。
主人公は過激な性質なのに、自分のことを「僕」というのも
スウガクの硬派っぽい性格の対照として描いているんでしょうか?
変なところも多々 見受けられますが、面白いのでオールオッケー。
星5つの快作です。
2004年2月29日に日本でレビュー済み
原田宗典長編小説。
スリの才能がある平凡な少年が仲間と難関大の入試解答を
盗み出そうというスリル溢れる青春小説。
冒頭から前半主人公の憂鬱さがとてもよかった。
しかし、やがて恋人になるキクチと出会ってから作者の
筆が暴走。やや展開が強引に。
ラブホテルのばあさんが死ぬとさらに話は急に収縮を
はじめて、あっけのない結末になってしまった。
原田は短編やエッセイは巧いのだが、長編になると後半が
ダメになることが多い!できれば文庫化に際して加筆・訂正を
行ってほしかった。
スリの才能がある平凡な少年が仲間と難関大の入試解答を
盗み出そうというスリル溢れる青春小説。
冒頭から前半主人公の憂鬱さがとてもよかった。
しかし、やがて恋人になるキクチと出会ってから作者の
筆が暴走。やや展開が強引に。
ラブホテルのばあさんが死ぬとさらに話は急に収縮を
はじめて、あっけのない結末になってしまった。
原田は短編やエッセイは巧いのだが、長編になると後半が
ダメになることが多い!できれば文庫化に際して加筆・訂正を
行ってほしかった。