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野生の風 WILD WIND (集英社文庫) 文庫 – 1998/6/19
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- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1998/6/19
- ISBN-10408748792X
- ISBN-13978-4087487923
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1998/6/19)
- 発売日 : 1998/6/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 408748792X
- ISBN-13 : 978-4087487923
- Amazon 売れ筋ランキング: - 461,489位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。 2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学 賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (ISBN-13: 978-4087465754 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
1950年東京生まれ。19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒され、動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに野生動物や大自然、さらに身近なイヌやネコを撮影し続けている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『Be Happy iwago mitsuaki radio essay』(ISBN-10:4887451725)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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飛鳥と一馬の間には、お互いに惹かれあう紛れもない愛情があるのだが、セックス-妊娠というプロセスには入りきれない現実がある。一方では、認めないわけにはいかない、妊娠-出産とその後の二人(四人)の人生を考える時、種を残すという根源的な問題と、人間らしい愛情との問題を考えさせられずにいられない。
他方、アフリカの大地とそこに生きる動物たちの描写は、作家 村山由佳の懐をさらに大きく広げたように思う。惜しむらくは、染色家 飛鳥のアフリカの大地と動物たちにインスパイアされた「仕事」を、もう少し丁寧に描いて欲しかったという思いが残る。
知人に紹介されて読んだが、つまらなすぎて最後まで読むのが億劫でした。
女性受けはするかもしれないが男性受けはしない気がする。
全てがご都合主義な感じで、とってつけたようなストーリー。
退屈極まりない小説でした。
だけど、なんてせつないのだろう。
エンディングに向けて読み進むに従って胸が締め付けられるようにきりきりとなり、涙をこらえることが大変だった。
恋愛している時に誰もが感じる押されきれない感情の高ぶりと、実際的な問題、そして男としての生きかたをとても考えさせられる。
僕なら一体どんな選択をするだろう。飛鳥と二人で、それこそ世界の果てまで逃げるのか、それとも一馬と同じ選択をするのだろうか。
男と女で全く違った読み方をする小説かもしれない。女性はどんなふうに感じるのか、僕自身もとても興味があります。
特に今恋愛中のかた、一読の価値ありです。
そして思わずケニアにいきました。
この本の中で語られている自然や、いのちや、野生の風を感じに。
1人勢いでアフリカに行きたくなるほどでした!
村山由佳の恋愛小説としてもオススメ。
アフリカの風景なんて
TVの中でくらいしか見たことが無いが、
読んでいるうちに、
アフリカの乾いた空気や強い日差し、
朝晩の水分を含んだ冷たい空気、
そして、そこに息づく
野生の動物たちの姿が
頭の中にイメージとして広がっていく。
そんな、表現力のある文章が
綴られている作品。
ストーリは、運命に翻弄される
男女を中心に、
重い恋愛が描かれているが、
後味がいい物ではないかな。
人生の教訓として
参考になる部分は多いのかな。
そういう、恋愛部分を取り除いて見ても
十分に楽しめた珍しい作品。
もし、自分が実際にアフリカに行ってみたら
どんな風に感じることが出来るのか
想像もつかないが、
それでも想像してしまわずにはいられない。
動物の自然、いのち、染めの描写と
主人公の恋愛がリンクして感じられる描写。
まるで自分がそばで見ているような
気持ちになりイメージがありありと浮かんでくる。
自分の気持ちをフラットに戻したい時、
何度も読みたくなる小説。
ベルリンの壁の崩壊を目撃し、運命的な出会いをした二人。
再会も運命に導かれたもので、けっして彼らは自分たちの意思ではないんですよね。
飛鳥が子どもを産めない体であることを知ったとき以外、二人は自分たちの意思だけで決定していないんです。
あとはただ周りに導かれ、やがて引き裂かれてしまう…。
でもそれを受け入れられる(受け入れるしかないんでしょうけど)強さと優しさを感じました。
冒頭にキリストを持ち出したのも、そのあたりの布石なのでしょうか。
キリストの父が自分の子ではない子を産んだマリアを受け入れたように、
和馬もまた祥子の産んだ子を愛していく、そんなその後が浮かんできます。
村山作品の初期のものではダントツに好きです。
心理描写だけでなく、色彩描写や解説に伊集院静氏が書いていらっしゃるように「香りのある文章」で、臨場感がすばらしいです。
この作品が一つの転換期であり、その後の村山さんのさらなるご活躍を決定付けたと言っても過言ではないと思います。