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怪笑小説 (集英社文庫) 文庫 – 1998/8/20
東野 圭吾
(著)
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笑小説シリーズ (怪・毒・黒・歪)4冊セット こちらをチェック
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購入オプションとあわせ買い
年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマリ、乏しい財産を使いはたす「おっかけバアさん」をはじめ、ちょっとブラックで、怖くて、何ともおかしい人間たち!多彩な味つけの9編。(解説・真保裕一)
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1998/8/20
- ISBN-104087488462
- ISBN-13978-4087488463
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1998/8/20)
- 発売日 : 1998/8/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4087488462
- ISBN-13 : 978-4087488463
- Amazon 売れ筋ランキング: - 185,671位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 使命と魂のリミット (ISBN-13: 978-4043718078 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰でも寝る前に妄想をする事があると思います。もしも、こんな人が居たら…みたいな(ドリフ的な)話を詰め込んだ様な本。東野圭吾の息抜きにも感じる一冊。
「鬱積電車」は読者の立場によって、視点が変わると思います。自分とは違う性別、年齢の他の乗客が「こんな風に考えているのでは?」と考えると楽しい。
「一徹おやじ」巨人の星が、もしも…と言った内容。
年代的に少し解らない部分も有りますが、自分も少年時代、今では完全に間違っていると言われている、何の効果があるのか証明されていない指導を受けていたので(水飲むな等に代表される)かなり笑えました。オチも良い。
「逆転同窓会」私は理由があって教師が大嫌いです。東野圭吾自身も教師嫌いと後書きに書いています。理由は似ているし、出会った教師に恵まれているとも思っていない。嫌いと言うのならば、オチでとどめを刺して欲しかった。言い方を変えれば、オチが弱い。
「超たぬき理論」これについては、読んでいる最中(作者が本気なんじゃ?)と少し考えてしまいました。こういう人に何を言っても通用しないし、実際データも無いので論破仕様が無い(悪魔の証明なら主人公が用意するべきなのだが)東野圭吾自身が科学を学んでいたので、後書きでは科学者は常に純粋であると言う様な事が書かれています。
しかし、現在の日本、震災後の状況を見れば科学者だって自分達の利益や研究を続ける為ならば平気で捏造すると言う事が判明しています。過去の作品ですが、その部分は納得出来ない。
「鬱積電車」は読者の立場によって、視点が変わると思います。自分とは違う性別、年齢の他の乗客が「こんな風に考えているのでは?」と考えると楽しい。
「一徹おやじ」巨人の星が、もしも…と言った内容。
年代的に少し解らない部分も有りますが、自分も少年時代、今では完全に間違っていると言われている、何の効果があるのか証明されていない指導を受けていたので(水飲むな等に代表される)かなり笑えました。オチも良い。
「逆転同窓会」私は理由があって教師が大嫌いです。東野圭吾自身も教師嫌いと後書きに書いています。理由は似ているし、出会った教師に恵まれているとも思っていない。嫌いと言うのならば、オチでとどめを刺して欲しかった。言い方を変えれば、オチが弱い。
「超たぬき理論」これについては、読んでいる最中(作者が本気なんじゃ?)と少し考えてしまいました。こういう人に何を言っても通用しないし、実際データも無いので論破仕様が無い(悪魔の証明なら主人公が用意するべきなのだが)東野圭吾自身が科学を学んでいたので、後書きでは科学者は常に純粋であると言う様な事が書かれています。
しかし、現在の日本、震災後の状況を見れば科学者だって自分達の利益や研究を続ける為ならば平気で捏造すると言う事が判明しています。過去の作品ですが、その部分は納得出来ない。
2024年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに東野圭吾が読みたいけれど、長編を読む集中力が最近ない。だから短編集があればいいなと探していて辿り着いた。
まずは最初の鬱積電車を読み終えて「え?ここで終わり!?」となり、あとがきを読んでスッキリ。以降はあとがきから先に読んで物語を楽しむことにするとニヤニヤしながら味わうことができた。
おっかけバアさんは、自分も推し活をたまにするけどここまではなるまい…って思ってる私のような人ほど予備軍かもしれないと震えた。
しかばね台分譲住宅はカフェで読んでいたが、周りから見たらさぞ不気味だったろう。
あるジーサンに線香を、を読んでアルジャーノンに花束をはドラマを少し見て辞めてたなと思い出したので、原作も読みたくなった。
動物家族も面白かったけれど、全編通してオチが荒々しく思える作品が多く感じた。短編集はこういうものなのか、それとも20年以上前の作品だからなのか気掛かりではあるが、他の◯笑シリーズも早速ポチったところなので「他も読みたい!」と思えるぐらいには十分楽しめた。
まずは最初の鬱積電車を読み終えて「え?ここで終わり!?」となり、あとがきを読んでスッキリ。以降はあとがきから先に読んで物語を楽しむことにするとニヤニヤしながら味わうことができた。
おっかけバアさんは、自分も推し活をたまにするけどここまではなるまい…って思ってる私のような人ほど予備軍かもしれないと震えた。
しかばね台分譲住宅はカフェで読んでいたが、周りから見たらさぞ不気味だったろう。
あるジーサンに線香を、を読んでアルジャーノンに花束をはドラマを少し見て辞めてたなと思い出したので、原作も読みたくなった。
動物家族も面白かったけれど、全編通してオチが荒々しく思える作品が多く感じた。短編集はこういうものなのか、それとも20年以上前の作品だからなのか気掛かりではあるが、他の◯笑シリーズも早速ポチったところなので「他も読みたい!」と思えるぐらいには十分楽しめた。
2018年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんともいえない面白さがあります。想像しやすいような身近な感じで、心地悪いような、でもなんだか笑ってしまう感じでした。おもしろくてすぐ読み終わりました。
2008年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怪笑、毒笑、黒笑の3つをセットで購入しました。
「あのころ僕らはアホでした」を読んで、東野圭吾の著作をもっと読みたいと手を出すことにしました。
結論から言えばどれも「引っ張るわりにオチが弱い」「特に笑える小説ではない」というのが私の感想なのですが…以下個別レビュー。
3つの中で一番面白かったのがこの怪笑小説。
「超たぬき理論」はこの世のオカルト・超常現象は全部たぬきの仕業である、と主張する人物が主人公。
幼いころ出会ったタヌキの「キューちゃん」との別れから全てが始まったのだが…
「あるジーサンに線香を」、アルジャーノンのパロディーですが、別に知らなくても読めます。
しょぼくれた老人が若返りを通じてどんどん変化していく様子は見ていて面白いです。
そのほかのものは筆者が何を言いたいのかわからない、何のパロディーかはわかるが別に面白くない、という程度でした。
「あのころ僕らはアホでした」を読んで、東野圭吾の著作をもっと読みたいと手を出すことにしました。
結論から言えばどれも「引っ張るわりにオチが弱い」「特に笑える小説ではない」というのが私の感想なのですが…以下個別レビュー。
3つの中で一番面白かったのがこの怪笑小説。
「超たぬき理論」はこの世のオカルト・超常現象は全部たぬきの仕業である、と主張する人物が主人公。
幼いころ出会ったタヌキの「キューちゃん」との別れから全てが始まったのだが…
「あるジーサンに線香を」、アルジャーノンのパロディーですが、別に知らなくても読めます。
しょぼくれた老人が若返りを通じてどんどん変化していく様子は見ていて面白いです。
そのほかのものは筆者が何を言いたいのかわからない、何のパロディーかはわかるが別に面白くない、という程度でした。
2017年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞にこの本の紹介があり、読んでみたくなって購入。
ブラックな、でも誰しも持っていそうな感情なので面白く、ついつい先が知りたくなって読み進めていきました。
今は職場の人に貸し出し中です。
ブラックな、でも誰しも持っていそうな感情なので面白く、ついつい先が知りたくなって読み進めていきました。
今は職場の人に貸し出し中です。
2015年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毒にも薬にもならないし、引き込まれないし、感情移入できないし、ストーリーもいまいち。一応、最後まで頑張って読みましたけど。通勤電車の話くらいしか、読み物とは言えないような・・・何だったんだろう?って感想。取っておこうとは思わない。
2016年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編小説なので少しの時間があれば読め、読み終わった時、ウフッと笑いが込み上げてしまいます。
本は表示どうりのキレイな本でした。
本は表示どうりのキレイな本でした。