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地下街の雨 (集英社文庫) 文庫 – 1998/10/20
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- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1998/10/20
- ISBN-104087488640
- ISBN-13978-4087488647
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登録情報
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- 発売日 : 1998/10/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 316ページ
- ISBN-10 : 4087488640
- ISBN-13 : 978-4087488647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 254,130位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。2022年 第70回菊池寛賞受賞。
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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『地下街の雨』は、人間の裏切りについて描かれた作品ですが、裏切りもなんだか良い物なのかなあとも思える作品でした。額面は裏切りでも、人間のちょっと大切な配慮が良く描かれていて、不思議な感慨にとらわれました。
『勝ち逃げ』は、完璧な叔母の完璧な人生について描かれていました。なんだか人間味の薄い可哀想な人の人生のようで、でも人生の勝者という微妙な機微が強く印象に残りました。
『ムクロバラ』は、人間性も仕事での地位も兼ね備えた人間が、同じくほんのはずみで事件の加害者と成りはてた人間のカウンセリングをしているうちに、同じく逢魔が時に遭遇し、認めたくない現実に出会い、それを自分にとって良い認識に持っていこうとする葛藤がもの悲しく皮肉な和音を奏でていました。
『さよなら、キリハラさん』は、側にいるのに、孤独を創り出す、社会の闇から、狂っているはずだけど、本当は正しい人間性を、同じ孤独をもった他人との交流によって導き出す過程がなんだか有り難くて切ない感情に出会いました。
1つ選ぶとすれば『決して見えない』か。恐ろしいミステリ仕立て。『不文律』も悪くないが。
表題作は怖くはないけど謎がありどうなっていくのだろうとドキドキしました。
ミステリーですが怖い感じも修羅場とかそう言ったものもありません。
何人かの友人には文章の書き方が独特で内容が頭に入ってこないというようなことを言ってました。
どんな作品かよりもそういったところで好きか嫌いかが分かれる作家さんなのかなぁという印象です。
直接的な表現を意図して避けてる雰囲気があり、経験値が低かった若い頃はよく分からない部分もありましたので
そういう意味では感覚を空けて読んでみると印象が変わるのかもしれません。
一番好きだったのは、表題作「地下街の雨」。思いやりからのこういう罠なら、仕掛けられても、はまっても悪くない。「決して見えない」は夜に読んでいて背筋がぞっと寒くなった。「混線」「勝ち逃げ」では、ミステリーの中に少しおかしみも感じられる。「さよなら、キリハラさん」では、少々ラストがすっきりしなかったのだが、私の読解力不足だろうか。
しかし、15年ほど前に出版された本だが、多少今との時代の差を感じないこともない。「こんなの、携帯使ったらいいじゃない」と思うところが少なくなかった。15年前というと、ポケベル全盛期だっただろうか。どちらにせよ、携帯電話はそんなに普及していなかったのだ。現代では時の流れが速くて、何もかも、あっという間に時代遅れになってしまう。この短編集の内容とはまったく関係ないが、そんなことを感じてしまった。
全般に言えることだが短編集、特に現代物はそれほど面白い作品に出合ったことがない。
やはり『知能犯』のような大作を読みたい。
一般文学通算2357作品目の感想。2019/12/12 18:10
全般に言えることだが短編集、特に現代物はそれほど面白い作品に出合ったことがない。
やはり『知能犯』のような大作を読みたい。
一般文学通算2357作品目の感想。2019/12/12 18:10
宮部は長編を書かせてももちろん非常にうまいが、
短編も本当にうまい。
短編には短いがために設定の甘さなどが見られる小説家も多い中、
宮部の作品にはそれが全く感じられない。
短編の中にもしっかりと人物像がなりたって、
人物の心の描写も巧みだ。
個人的には書名にもなっている「地下街の雨」がいい。
設定、文章構成力がとにかくうまい。
文句なく★5つです。
全体的に、読み終わりの気分があまりよくないです。
後味が悪い。