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百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫) 文庫 – 1990/7/20
逢坂 剛
(著)
新宿で爆弾事件発生!妻を殺された刑事。記憶を失った殺し屋“百舌"。錯綜した人間関係のなかで宿命の対決が始まる。だが、恐るべき陰謀が、2人を黒い闇に引きこんだ…。(解説・船戸与一)
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1990/7/20
- ISBN-104087496015
- ISBN-13978-4087496017
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1990/7/20)
- 発売日 : 1990/7/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4087496015
- ISBN-13 : 978-4087496017
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,418,157位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,763位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 9,773位集英社文庫
- - 33,302位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1943年東京都生まれ。中学時代から探偵小説、ハードボイルド小説を書きはじめ、’80年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’86~’87年、ギターとスペイン内戦を扱った『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。2001年6月から2005年5月まで、日本推理作家協会理事長を務めた。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 剛爺コーナー (ISBN-13: 978-4062161060 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んだが面白かった記憶があり再度購入
2023年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スリリングであり、プロットが緻密なハードボイルドでありました。登場人物、特に倉木と珠枝の関係や、おおすぎと家族の関係については少しあっさりしているようにも思えましたが、リズムを崩さないためにはこの程度が丁度よいのかもしれません。
2014年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2部作ドラマの「ダブルフェイス」で、俳優:西島秀俊の大ファンに。
それが、この作品の購入動機です。恥
読書感想文としては・・。
ハードボイルド的な、サスペンス作品と言えるかと。
所々、新しい登場人物が出て来て、ストーリーに絡むので。
一度では、読み通しても、少し頭の中が混乱します。
もう一度、整理しつつ読み終わると「読み応え」が有りました。
ドラマ:「MOZU」とは、ストーリ展開が違う部分が多いので。
ドラマの原作本とは、言えないと想います。
一つの作品として、読み進む方が良いと感じました。
それと、不要な「性描写」がどぎついので。
女性の方は、やや気分を害する事が有ると想います。
(著者:百舌シリーズ5部作、全て)
それが、この作品の購入動機です。恥
読書感想文としては・・。
ハードボイルド的な、サスペンス作品と言えるかと。
所々、新しい登場人物が出て来て、ストーリーに絡むので。
一度では、読み通しても、少し頭の中が混乱します。
もう一度、整理しつつ読み終わると「読み応え」が有りました。
ドラマ:「MOZU」とは、ストーリ展開が違う部分が多いので。
ドラマの原作本とは、言えないと想います。
一つの作品として、読み進む方が良いと感じました。
それと、不要な「性描写」がどぎついので。
女性の方は、やや気分を害する事が有ると想います。
(著者:百舌シリーズ5部作、全て)
2014年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
逢坂剛はビッグネームだから名前は知っていたが、
これまで何も読んだことがなかった。
たまたまその親戚という人に会って話したことすらあるのに、
だから読み始めることもなかった。
今回読んだのは、西島秀俊主演のドラマのせいである。
ドラマ自体に興味はないものの、
話として面白そうで、では原作を読んでみようかと思った次第。
読んでみると、これが面白いではないか。
もちろん長く活躍している作家だからそれなりではあるはずなのだが、
ここまで出来るのかと感心。
おみそれしました。
幾重にも張り巡らされた謎の仕掛けと、そしてその答えがすばらしい。
わかってから要素にばらしてしまえばそれほど珍しくはないが、
しかしこんな組み立て方はなかなかできるものではないと思う。
やり過ぎではと思う箇所もないではないものの、
全体のインパクトが強烈なのですぐに忘れてしまう。
ちなみに要素というだけでいうなら、
個人的には天童荒太の『永遠の仔』や、横山秀夫の『64』を連想した。
もちろん全く別の話だから、
それらを読んでいても、またそれらが好きでも嫌いでも特に影響はない。
そして人物。これがとてもいい。
なんといってもドラマで西島秀俊が演じる倉木警視が強烈。
微妙に人間性のタガが外れたような異様さ、激しさの迫力。
しかしそれだけではない。
文庫解説の船戸与一が書いているように「誰もが一筋縄ではいきはしない」のである。
(ちなみにこの解説はネタバレがあるので、先には読まないほうがいいと思う。
逆に作者自身の「後記」は、先に読んでおくと混乱が少ないかもしれない。)
だから役割だけでいえば正義の側が嫌だったり不気味だったり、
悪の側に共感したりということがあっても全然不思議はない。
いずれも癖のある、そしてだからこそ魅力のある人物造型なのだ。
個人的には大杉という刑事が気に入った。
ドラマでは香川照之が演じているらしい(ちょっとイメージが違うが)。
読み終えてから、この「百舌」がシリーズで、本書を入れて5巻、
さらにプロローグ的な前日譚があって、それも入れると6巻あることがわかった。
こうなると全部読まずには済まない気がしてきた。
さらに、逢坂剛というと「スペインもの」が有名で、
その代表作は直木賞受賞の『カディスの赤い星』だそうだが、
解説の船戸与一がいうには、警察ものは変化球なのに対して、
スペインものは速球なのだそうだ。
となるとこちらも気になってきた。
今まですれ違っても気が付かないでいたようなこの作家、
もしかしてハマることになるのかもしれない。
これまで何も読んだことがなかった。
たまたまその親戚という人に会って話したことすらあるのに、
だから読み始めることもなかった。
今回読んだのは、西島秀俊主演のドラマのせいである。
ドラマ自体に興味はないものの、
話として面白そうで、では原作を読んでみようかと思った次第。
読んでみると、これが面白いではないか。
もちろん長く活躍している作家だからそれなりではあるはずなのだが、
ここまで出来るのかと感心。
おみそれしました。
幾重にも張り巡らされた謎の仕掛けと、そしてその答えがすばらしい。
わかってから要素にばらしてしまえばそれほど珍しくはないが、
しかしこんな組み立て方はなかなかできるものではないと思う。
やり過ぎではと思う箇所もないではないものの、
全体のインパクトが強烈なのですぐに忘れてしまう。
ちなみに要素というだけでいうなら、
個人的には天童荒太の『永遠の仔』や、横山秀夫の『64』を連想した。
もちろん全く別の話だから、
それらを読んでいても、またそれらが好きでも嫌いでも特に影響はない。
そして人物。これがとてもいい。
なんといってもドラマで西島秀俊が演じる倉木警視が強烈。
微妙に人間性のタガが外れたような異様さ、激しさの迫力。
しかしそれだけではない。
文庫解説の船戸与一が書いているように「誰もが一筋縄ではいきはしない」のである。
(ちなみにこの解説はネタバレがあるので、先には読まないほうがいいと思う。
逆に作者自身の「後記」は、先に読んでおくと混乱が少ないかもしれない。)
だから役割だけでいえば正義の側が嫌だったり不気味だったり、
悪の側に共感したりということがあっても全然不思議はない。
いずれも癖のある、そしてだからこそ魅力のある人物造型なのだ。
個人的には大杉という刑事が気に入った。
ドラマでは香川照之が演じているらしい(ちょっとイメージが違うが)。
読み終えてから、この「百舌」がシリーズで、本書を入れて5巻、
さらにプロローグ的な前日譚があって、それも入れると6巻あることがわかった。
こうなると全部読まずには済まない気がしてきた。
さらに、逢坂剛というと「スペインもの」が有名で、
その代表作は直木賞受賞の『カディスの赤い星』だそうだが、
解説の船戸与一がいうには、警察ものは変化球なのに対して、
スペインものは速球なのだそうだ。
となるとこちらも気になってきた。
今まですれ違っても気が付かないでいたようなこの作家、
もしかしてハマることになるのかもしれない。
2022年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1986年(昭和61年)発表の作品ですが、そんなに古い感じもなく、純粋にエンターテイメント作品として楽しめます。
記憶喪失の男新谷和彦、公安部の巡査部長明星美希、同じく公安部特務一課警部倉木尚武、捜査課警部補大杉良太、警視正津城俊輔、と登場する人物はいずれもそれぞれに味があります。
本作においては、登場人物の一人を記憶喪失と設定することで、読者をうまくミスリードさせることに成功しており、文体も読みやすく、最後までグイグイと読者を惹きつけてやまない展開に、短時間で一気に読了できます。
表舞台における刑事警察の活躍の裏で暗躍する公安警察との設定は珍しいものではありませんが、設定がユニークで、筆運びも軽快な印象のため、この後どうなるんだ、そしてどうなるんだ、とページをめくる手が止まらなくなります。
というわけで、楽しい読書時間を過ごせることは間違いなし。
記憶喪失の男新谷和彦、公安部の巡査部長明星美希、同じく公安部特務一課警部倉木尚武、捜査課警部補大杉良太、警視正津城俊輔、と登場する人物はいずれもそれぞれに味があります。
本作においては、登場人物の一人を記憶喪失と設定することで、読者をうまくミスリードさせることに成功しており、文体も読みやすく、最後までグイグイと読者を惹きつけてやまない展開に、短時間で一気に読了できます。
表舞台における刑事警察の活躍の裏で暗躍する公安警察との設定は珍しいものではありませんが、設定がユニークで、筆運びも軽快な印象のため、この後どうなるんだ、そしてどうなるんだ、とページをめくる手が止まらなくなります。
というわけで、楽しい読書時間を過ごせることは間違いなし。
2021年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後まで物語りの展開にマンネリ感がなく、読者の緊張感が続く一冊だった❗
2018年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハッキリ言えば、面白い!まぁ著者は、凄い方なので、文章力、スピード感、読ませる力、その全てが見事です。また、驚く大どんでん返しで、点から線につながる瞬間は、本当に凄い!と思いました。
ただ、これは仕方がない事なのですが、書かれた時代背景があるため、何度か、その時代を感じさせられてしまいました。
世の中がこれだけスピード化しているので、ミステリーだと特にその影響は大きいですね。
ただ、これは仕方がない事なのですが、書かれた時代背景があるため、何度か、その時代を感じさせられてしまいました。
世の中がこれだけスピード化しているので、ミステリーだと特にその影響は大きいですね。
2014年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作者の本を読むのは初めてだが、あまり面白いとは思わなかった。変に大作ぶったところが鼻につくし。時系列がいりまじっているところなど、読者を混乱させる意図がミエミエで気分が悪い。シリーズがあと何作かあるようだが、食指が動かない。