今シーズン、ヤクルトのバレンティンが
年間60本というホームラン記録を樹立した。
しかし、最強の助っ人といえば、バースしか
いない。これから先も、こんな凄いバッターは
現れないだろう。
バースの凄さは、130試合制の公式戦で
相手チームから敬遠(攻撃)ばかりされながらも
54本のホームランを放ったことも、そうだが
史上最高打率389という記録も樹立している。
この打率は、あのイチローも破ることが出来なかった。
日記に書かれている文面からは、豪快さよりも
むしろ繊細な一面が見てとれた。
貴重な本である。
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バースの日記。 (集英社文庫) 文庫 – 1991/8/20
バースはなぜ日本から追放されたのか。脳の大手術を前にした息子ザックのために、2年連続3冠王と2百万ドルを捨てざるをえなかった史上最強の外人打者バースが明かす、苦悩と怒りの告白。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1991/8/20
- ISBN-104087496856
- ISBN-13978-4087496857
登録情報
- 出版社 : 集英社 (1991/8/20)
- 発売日 : 1991/8/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4087496856
- ISBN-13 : 978-4087496857
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,177位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年6月2日に日本でレビュー済み
まさに日記形式で当時の出来事が書いてある。
日本式の練習方法への戸惑い、文化の違い、日々増していく球団への不信感。
助っ人外人の書く本は結構読んでいるが大体最終的に引退と言うよりはクビになって帰っていく為どこか日本の野球、選手を馬鹿にした様なニュアンスが文面から伺えて残念なのだがこの本にはそれが皆無である。
当時のエース達(遠藤、江川等)の向って来る姿勢、真っ向勝負に敬意を表している。
読んでいて当時を思い出すようで気持ちの良い作品となっている。
残念なのは日記の為試合等のエピソードが深く語られていない点かな。
○月○日 東京へ移動
タクシー代 ○○円 ステーキ代○○円
読者はバースのお小遣い帳が見たい訳ではないのだ。
当時の物価の違いは楽しめるかもしれないが…
一番残念な事はこの“お小遣い帳”がこの本の中でバースの打率並に猛威を振るっていることだろう。
バース帰国後、球団のトラブルで復帰出来なかったのが、残念でならない。
定価で買うのは勿体無いが安く手に入るのなら当時を生きて来た人にとって読んでみる価値はあると思う。
日本式の練習方法への戸惑い、文化の違い、日々増していく球団への不信感。
助っ人外人の書く本は結構読んでいるが大体最終的に引退と言うよりはクビになって帰っていく為どこか日本の野球、選手を馬鹿にした様なニュアンスが文面から伺えて残念なのだがこの本にはそれが皆無である。
当時のエース達(遠藤、江川等)の向って来る姿勢、真っ向勝負に敬意を表している。
読んでいて当時を思い出すようで気持ちの良い作品となっている。
残念なのは日記の為試合等のエピソードが深く語られていない点かな。
○月○日 東京へ移動
タクシー代 ○○円 ステーキ代○○円
読者はバースのお小遣い帳が見たい訳ではないのだ。
当時の物価の違いは楽しめるかもしれないが…
一番残念な事はこの“お小遣い帳”がこの本の中でバースの打率並に猛威を振るっていることだろう。
バース帰国後、球団のトラブルで復帰出来なかったのが、残念でならない。
定価で買うのは勿体無いが安く手に入るのなら当時を生きて来た人にとって読んでみる価値はあると思う。
2008年9月22日に日本でレビュー済み
私は80年前半の生まれだから、伝説となった85年を知らない。
祖父より三代続く虎党であり、
暗黒期もひたすら虎党であった自負心から、
ファンとしていささか誇りたいところもあるのだけど、
ランディ・バースを知らないのはいかがなものかと本書を読んだ。
バースは史上最強助っ人という存在でありながら、とても繊細な人だった。
仲間を信頼し、好敵手を素直に褒める素朴な人であった。
家族を大事に思う一人の父親であった。
当時、物議を醸したという退団騒動を経てもなお、
戦友である掛布、岡田、川藤らが、
いまだにバースとの友情を保っている事実を考えるにあたって、
現在、誰一人としてバースを誹謗する者がいない事実を考えるにあたって、
本書ほど雄弁に人間バースを物語るものはないように思う。
こういう人が阪神の野球選手だったことがとてもうれしい。
祖父より三代続く虎党であり、
暗黒期もひたすら虎党であった自負心から、
ファンとしていささか誇りたいところもあるのだけど、
ランディ・バースを知らないのはいかがなものかと本書を読んだ。
バースは史上最強助っ人という存在でありながら、とても繊細な人だった。
仲間を信頼し、好敵手を素直に褒める素朴な人であった。
家族を大事に思う一人の父親であった。
当時、物議を醸したという退団騒動を経てもなお、
戦友である掛布、岡田、川藤らが、
いまだにバースとの友情を保っている事実を考えるにあたって、
現在、誰一人としてバースを誹謗する者がいない事実を考えるにあたって、
本書ほど雄弁に人間バースを物語るものはないように思う。
こういう人が阪神の野球選手だったことがとてもうれしい。
2003年9月9日に日本でレビュー済み
この書は、元阪神タイガースで1985年の日本一の貢献者そして1985年、86年の2年連続セ・リーグ三冠王ランディ・バース氏の日記である。この本の、なかに原稿となるバース氏の日記があるが繊細な文字で綴られている。 内容は、1985年の阪神タイガース日本一の感動の物語と1988年の御病気の御子息に対する愛情と愛着ある阪神タイガースとの間に苦悩するバース氏の繊細な気持ちが綴られていており、親子の情に思わず涙を誘われる。 おまけ 文庫化された書には掲載されているか、分からないのでこちらに書くがなんと、当時の星野仙一中日ドラゴンズ監督とのツーショット写真もある。(もちろん、当時の二人は、現在を想像もできなかったであろう。) 星野監督のバース選手(当時)に対する粋な一言も面白い。阪神ファンの皆様、この写真は、貴重でっせ!
2012年3月28日に日本でレビュー済み
帯や紹介文に、誰々は、メジャーに通用したとか、書かれていたので、バースがどのように他の日本人選手の事を理解しているのか、
興味を持って手にしましたが、正直あまりにも内容がなく、がっかりしました。
9割以上は、何月何日、タクシー代、○円、夕食、ステーキ○円とバースの日記ならぬ、家計簿です。(苦笑)
まぁ、バースがよく言えば、几帳面、悪く言えば、お金に五月蠅いという性格が為替レートで損したとか垣間見る事が出来ました。
又、野球の通訳で、通訳としては申し分ないが、野球に関しては素人だとか、契約の際も弁護士が、野球(メジャー復帰も含め)の契約の事が全く理解していない等が垣間見ることが出来、その後、野茂投手の際にも問題になった、日本の球団に保有権がある、任意引退選手の問題等が書かれていましたが、全く深く掘り下げていません。
更に、例えば、落合の練習はメジャーの選手でもあそこまで練習しない奴はいない、広島の大野だけではなく、川口もメジャーで通用する
フォークボールは大の苦手等、書かれていますが、いずれも薄っぺらく、詳細の説明は一切ありません。
多分、引退後もバース選手の人気(当方も未だに史上最強の助っ人だと思い大好きです)を当てにして、関係者がバースを口説いて
無理矢理出版させたように思え、正直とても本としての体裁をなしておらず、バースファンでも手に取る価値はありません(^^;
尚、一点、気になった記述がありました。彼が、本の中で、Orgyをしたと書かれています。
敢えて、この部分だけ、英語のまま、正直、自分は意味を知っているので、敢えてここだけ英語にした事は理解していますが、
バースもそういう事をしていたと思うとちょっと残念でした。
興味を持って手にしましたが、正直あまりにも内容がなく、がっかりしました。
9割以上は、何月何日、タクシー代、○円、夕食、ステーキ○円とバースの日記ならぬ、家計簿です。(苦笑)
まぁ、バースがよく言えば、几帳面、悪く言えば、お金に五月蠅いという性格が為替レートで損したとか垣間見る事が出来ました。
又、野球の通訳で、通訳としては申し分ないが、野球に関しては素人だとか、契約の際も弁護士が、野球(メジャー復帰も含め)の契約の事が全く理解していない等が垣間見ることが出来、その後、野茂投手の際にも問題になった、日本の球団に保有権がある、任意引退選手の問題等が書かれていましたが、全く深く掘り下げていません。
更に、例えば、落合の練習はメジャーの選手でもあそこまで練習しない奴はいない、広島の大野だけではなく、川口もメジャーで通用する
フォークボールは大の苦手等、書かれていますが、いずれも薄っぺらく、詳細の説明は一切ありません。
多分、引退後もバース選手の人気(当方も未だに史上最強の助っ人だと思い大好きです)を当てにして、関係者がバースを口説いて
無理矢理出版させたように思え、正直とても本としての体裁をなしておらず、バースファンでも手に取る価値はありません(^^;
尚、一点、気になった記述がありました。彼が、本の中で、Orgyをしたと書かれています。
敢えて、この部分だけ、英語のまま、正直、自分は意味を知っているので、敢えてここだけ英語にした事は理解していますが、
バースもそういう事をしていたと思うとちょっと残念でした。
2006年6月21日に日本でレビュー済み
「バックスクリーン三連発」という言葉に感慨を持つ人は迷わず買うべきでしょう。内容について語る必要も感じません。1985年の日本一を知っている人にお薦めです。