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ピアニシモ (集英社文庫) 文庫 – 1992/5/20
辻 仁成
(著)
形だけの家庭と敵意に満ちた教室。転校生の僕の孤独を癒してくれるのは、伝言ダイヤルで知り合った少女サキだけだった…。第13回すばる文学賞受賞作。(解説・島田雅彦)
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1992/5/20
- ISBN-104087498115
- ISBN-13978-4087498110
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1992/5/20)
- 発売日 : 1992/5/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 176ページ
- ISBN-10 : 4087498115
- ISBN-13 : 978-4087498110
- Amazon 売れ筋ランキング: - 217,180位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京生まれ。
89年「ピアニシモ」ですばる文学賞を受賞し、作家デビュー。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年「白仏」の仏翻訳語版「Le Bouddlha blan」で、仏フェミナ賞・1999年外国小説賞を日本人としては初めて受賞。
文学以外の分野でも幅広く活動している。監督・脚本・音楽を手がけた映画「千年旅人」「ほとけ」「フィラメント」「ACACIA」でも注目を集め、メディアの垣根を越えたその多岐にわたる活躍は、今、もっとも注目されている。2003年より渡仏。現在はフランスを拠点に創作活動を続けている。
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても状態の良い商品をありがとうございます。
2023年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Instagramで辻仁成氏の投稿を何気なく観ていました。この方を知らなかった。男手で子育てをされている。料理🍳ももちろんされる。何よりこんなに著名な作家が、世に一石を投じておられる姿、生き方に興味を持ちました。発信されている文言は幾多の人々の心を癒し続けています。ピアニッシモは、辻さんのデビュー作。
いじめを題材にした、人間の様を描かれてます。
辻さんの発信する言葉の源泉が、垣間見られて、とても良かった。
いじめを題材にした、人間の様を描かれてます。
辻さんの発信する言葉の源泉が、垣間見られて、とても良かった。
2022年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辻仁成さん、エコーズのzooの歌詞でもそうだなぁと思うんですが、言葉尽くしての比喩表現、豊かだなぁと思います。主に前半、辻さんの比喩のイメージを頭に浮かべつつ、なるほどな、といちいち読み進めていたので、時間かかりました。
それが楽しいといえば楽しい。
また、私は辻さんより少し下世代ですが、当時の風俗、雰囲気をよく覚えているので、なんだかタイムスリップして懐かしくも切なくもなりました。。
で、何故本書を手に取ったかというと、思春期の気持ちの文章表現に興味があるからですが、、当時の自意識やら教室の独特な空気感、余すことなく描いてます。
私若い時にこの作品に出会っていたら、どんなに勇気つけられただろうと思いました。
当時は山田詠美さんとか読んでて、自分とは色の違う、もっと小器用な主人公に憧れていたような気がします。
男子は、こうやって不器用に足掻く思春期、小説として成り立つけど、女子の足掻きって描き方難しいのかな、、
、、この作品、最近亡くなった石原慎太郎氏が強く推して賞とったそうです。先程訃報の知らせの入った苦役列車の、西村賢太さんもそうですが、私はこの系の作品好きです。
、、にしても辻さんのツイート拝見しますが、思春期息子さんとの関わりに戸惑っておられる様子。答えはこの小説に全て描いてあるね、って思いました。
私もですが、家族を持ちすっかり大人になっちゃった辻さん、対してずっといい意味で変わらずに破天荒のまま逝かれた西村さん、対照的。
それが楽しいといえば楽しい。
また、私は辻さんより少し下世代ですが、当時の風俗、雰囲気をよく覚えているので、なんだかタイムスリップして懐かしくも切なくもなりました。。
で、何故本書を手に取ったかというと、思春期の気持ちの文章表現に興味があるからですが、、当時の自意識やら教室の独特な空気感、余すことなく描いてます。
私若い時にこの作品に出会っていたら、どんなに勇気つけられただろうと思いました。
当時は山田詠美さんとか読んでて、自分とは色の違う、もっと小器用な主人公に憧れていたような気がします。
男子は、こうやって不器用に足掻く思春期、小説として成り立つけど、女子の足掻きって描き方難しいのかな、、
、、この作品、最近亡くなった石原慎太郎氏が強く推して賞とったそうです。先程訃報の知らせの入った苦役列車の、西村賢太さんもそうですが、私はこの系の作品好きです。
、、にしても辻さんのツイート拝見しますが、思春期息子さんとの関わりに戸惑っておられる様子。答えはこの小説に全て描いてあるね、って思いました。
私もですが、家族を持ちすっかり大人になっちゃった辻さん、対してずっといい意味で変わらずに破天荒のまま逝かれた西村さん、対照的。
2016年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辻仁成独特の比喩に圧倒される。
例えばそれは電車をモンスターに例えるシーンなどでいかんなく発揮されている。
もしかして、この人には本当にそう見えているのではないか?とさえ思える。
小説家・ロッカー・映画監督などなど、この人の顔はたくさんあるけれど、
世に出ていなければ、犯罪者になって精神鑑定を受けている人になりそうな気さえする。
いや、辻仁成のこと、好きですよ。
例えばそれは電車をモンスターに例えるシーンなどでいかんなく発揮されている。
もしかして、この人には本当にそう見えているのではないか?とさえ思える。
小説家・ロッカー・映画監督などなど、この人の顔はたくさんあるけれど、
世に出ていなければ、犯罪者になって精神鑑定を受けている人になりそうな気さえする。
いや、辻仁成のこと、好きですよ。
2014年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供用に購入しました。わりときれいな状態で良かったです。本屋で探してもなかったので助かりました
2020年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、塾の先生に紹介されて試しに買ってみたら。
結構どハマりしました。本の長さは、200ページ未満でした。自分は、あまり集中できない人間なのでこのぐらいの長さが良かったです。内容も思春期、反抗期の時期なので中学生が読むと結構タメになる本です。
是非読んでまたください。
結構どハマりしました。本の長さは、200ページ未満でした。自分は、あまり集中できない人間なのでこのぐらいの長さが良かったです。内容も思春期、反抗期の時期なので中学生が読むと結構タメになる本です。
是非読んでまたください。
2020年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
解説で島田雅彦が「『ピアニシモ』には村上春樹的な「もののあはれ」が影がない」と述べているように、思春期を描きながら情緒に流れることなく、等身大の現実を硬質な文体で描き出している。1990年に刊行された小説であるが、21世紀に生きる力をもった作品である。
2018年6月20日に日本でレビュー済み
辻仁成さんの処女作。
設定や表現力、ストーリーなどは彼の他の作品のほうがより洗練されているが、
この作品には処女作ならではの鮮烈さ、フレッシュさがあると思う。
この荒削りな感じが
中学生のいびつな心理とぴったり合っている。
大人になってから俯瞰して読んでしまうと
何でもない話のように思えてしまうかもしれないが、
まさに中二病真っ只中の人間が読むと
この主人公の心理に共感出来ると思う。
辛い現実から逃避したい、
自分は特別だと思いたい、
自分はこの世界での評価より、もっとすごくて偉いはずだという妄想。
しかし、誰しもいつかはそういったものと決別し
成長しなければならない。
私は中学生の頃に辻仁成さんの本を何冊か読んでいたが、
その中でこの作品が一番印象に残っている。
設定や表現力、ストーリーなどは彼の他の作品のほうがより洗練されているが、
この作品には処女作ならではの鮮烈さ、フレッシュさがあると思う。
この荒削りな感じが
中学生のいびつな心理とぴったり合っている。
大人になってから俯瞰して読んでしまうと
何でもない話のように思えてしまうかもしれないが、
まさに中二病真っ只中の人間が読むと
この主人公の心理に共感出来ると思う。
辛い現実から逃避したい、
自分は特別だと思いたい、
自分はこの世界での評価より、もっとすごくて偉いはずだという妄想。
しかし、誰しもいつかはそういったものと決別し
成長しなければならない。
私は中学生の頃に辻仁成さんの本を何冊か読んでいたが、
その中でこの作品が一番印象に残っている。