ひとつのエッセイが2ページ程度なので、すらすら読めました。
開口氏のこだわりと達観したものの見方は面白かったです。
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知的な痴的な教養講座 (集英社文庫) 文庫 – 1992/5/20
開高 健
(著)
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知性と痴性を見事にブレンド。お酒のTPO、宗教、哲学、ファッション、エトセトラ…。博覧強記の作家・開高健が男の世界の森羅万象を語り尽くした魅力あふれる教養エッセイ、芳醇な50章。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1992/5/20
- ISBN-104087498131
- ISBN-13978-4087498134
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1992/5/20)
- 発売日 : 1992/5/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4087498131
- ISBN-13 : 978-4087498134
- Amazon 売れ筋ランキング: - 189,989位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,548位集英社文庫
- - 3,375位近現代日本のエッセー・随筆
- - 8,061位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1930年大阪に生まれる。大阪市立大を卒業後、洋酒会社宣伝部で時代の動向を的確にとらえた数々のコピーをつくる。かたわら創作を始め、「パニック」で注目を浴び、「裸の王様」で芥川賞受賞。ベトナムの戦場や、中国、東欧を精力的にルポ、行動する作家として知られた。1989年逝去。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 饒舌の思想 (ISBN-13: 978-4480426635 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の評価が非常に良いだったので、購入しました
本は綺麗でしたが、マ-カ-が沢山引いてました
代金が1円なので仕方ないですね
本は綺麗でしたが、マ-カ-が沢山引いてました
代金が1円なので仕方ないですね
2021年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、80年代の週刊プレイボーイに連載していたエッセイを本にしたものである。
そのころ週刊プレイボーイなど手にしたことがないので、このエッセイ集に興味を持ち入手しました。
開高さんが亡くなる数年まえの著作であるが、エッセイの題材は幅広く楽しく読ませてくれた。
「隣の畑」は、開口さんの他のエッセイ集で読んだ記憶があった。
サントリーの佐治さんに誘われ、ビンテージもののロマネコンティを飲んだら、澱が沈殿していてとても飲める代物ではなかったことから『ロマネコンティ1935』を著作したことを思い出してしまいました。
谷沢永一さんの『回想開高健』のなかで「開高は鬱病だったが牧から逃れるため南米などへ釣りに出かけ、飛行機が離陸するとからっと鬱が治った。」と、書いていたことを読んだ記憶です。
矢沢さんが牧と言っているのは開高さんが若くして出来ちゃった結婚をしたエッセイストの牧羊子さんのことです。
矢沢永一さんは、牧羊子さんのことを稀代の悪妻だったと描いています。
よほどの恐妻家でないと本書のような面白いエッセイを書けないのかしら?と思いながら読み終えたのです。
<訂正の追記>
ロマネコンティを試飲する誘いをしたのは寿屋時代の同僚だった坂根進氏でした。
この本には「重役」と書かれていたから、てっきり佐治敬三氏と思い込んでいました。
そのころ週刊プレイボーイなど手にしたことがないので、このエッセイ集に興味を持ち入手しました。
開高さんが亡くなる数年まえの著作であるが、エッセイの題材は幅広く楽しく読ませてくれた。
「隣の畑」は、開口さんの他のエッセイ集で読んだ記憶があった。
サントリーの佐治さんに誘われ、ビンテージもののロマネコンティを飲んだら、澱が沈殿していてとても飲める代物ではなかったことから『ロマネコンティ1935』を著作したことを思い出してしまいました。
谷沢永一さんの『回想開高健』のなかで「開高は鬱病だったが牧から逃れるため南米などへ釣りに出かけ、飛行機が離陸するとからっと鬱が治った。」と、書いていたことを読んだ記憶です。
矢沢さんが牧と言っているのは開高さんが若くして出来ちゃった結婚をしたエッセイストの牧羊子さんのことです。
矢沢永一さんは、牧羊子さんのことを稀代の悪妻だったと描いています。
よほどの恐妻家でないと本書のような面白いエッセイを書けないのかしら?と思いながら読み終えたのです。
<訂正の追記>
ロマネコンティを試飲する誘いをしたのは寿屋時代の同僚だった坂根進氏でした。
この本には「重役」と書かれていたから、てっきり佐治敬三氏と思い込んでいました。
2006年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
谷沢永一氏の本を通じて開高健の名前は知っていたものの、その作品を手に取るのは今回が初めてです。本書が開高健の作品の中でどういった位置付けに当たるのかすら、私には判然としませんが、とにかく笑わせてもらい、別の作品にも手を伸ばしたくなったのは確かです。私は小説・エッセーに類する文章のレビューは苦手なので、以下、徒然に雑感を羅列します。
・「第一章―小さな死(P.8)」・・・これを読んで、すぐにこの作品集に引き込まれました。男女の快楽の後、男性はすぐ動き出すのに対し、女性は深い眠りに落ちることを解説しているのですが、「原始時代には男性は外的への防衛体制を取る必要があったのに対して、女性は妊娠するために苗床を放置しておく必要がある」という学説と「男は丸干しじゃけん、女は開きじゃけん、渇きの速さが違うんよ(P.10)」という田舎の漁師の言が並列されているところを取っても諧謔精神に溢れています。
・「第七章―変態(P.37)」・・・テーマは変態性欲の話ですが、統計学に触れている個所で妙に共感を覚えました。「『統計学』 数量的比較を基礎として、多くの事実を統計的に観察し、処理する方法を研究する学問―と岩波の『広辞苑』にあるが、な〜に、算数のちょっと大がかりなものにすぎない。しばしば数字のお遊びさ(P.41)」とあり、何とも断言しがたい分析結果にあれこれ結論をつけるための補助道具として使われる一面を否定できないと感じた訳です。
・「第十二章 隣の畑(P.61)」・・・「原料となるブドウの畑がこちらと隣というだけでワインの味が違う」ということを説明する際の例えが秀逸でした。加えて、酒が製造される地域の気候で、その酒を飲むのが最も上手いという指摘にも賛成です。
・「第一章―小さな死(P.8)」・・・これを読んで、すぐにこの作品集に引き込まれました。男女の快楽の後、男性はすぐ動き出すのに対し、女性は深い眠りに落ちることを解説しているのですが、「原始時代には男性は外的への防衛体制を取る必要があったのに対して、女性は妊娠するために苗床を放置しておく必要がある」という学説と「男は丸干しじゃけん、女は開きじゃけん、渇きの速さが違うんよ(P.10)」という田舎の漁師の言が並列されているところを取っても諧謔精神に溢れています。
・「第七章―変態(P.37)」・・・テーマは変態性欲の話ですが、統計学に触れている個所で妙に共感を覚えました。「『統計学』 数量的比較を基礎として、多くの事実を統計的に観察し、処理する方法を研究する学問―と岩波の『広辞苑』にあるが、な〜に、算数のちょっと大がかりなものにすぎない。しばしば数字のお遊びさ(P.41)」とあり、何とも断言しがたい分析結果にあれこれ結論をつけるための補助道具として使われる一面を否定できないと感じた訳です。
・「第十二章 隣の畑(P.61)」・・・「原料となるブドウの畑がこちらと隣というだけでワインの味が違う」ということを説明する際の例えが秀逸でした。加えて、酒が製造される地域の気候で、その酒を飲むのが最も上手いという指摘にも賛成です。
2006年12月22日に日本でレビュー済み
この本は中学生の頃に初めて読んでかなり衝撃的な内容(痴的に)だったので、今回懐かしく読み返してみたんですが、大人になってから読むとまた味わい深いものがありました。
知識的にも体験的にも、痴的な部分の理解がより深まるので、中学生では汲み取りきれなかった下ネタをちゃんと味わえるんですね(笑)
しかしこのエロトーク満載の短編集を、あたかも学術的な内容であるかのように知的に論じてしまうあたり、開高さんの知的な意味でのエロかっこよさ全開です。
一歩間違えばただのエロオヤジ、でもそこをちょっとだけかっこよく見せることで教養のあるオヤジに変身してしまう。
でも自分の父親がこんなんだったら正直引くかもなあ・・・(笑)
知識的にも体験的にも、痴的な部分の理解がより深まるので、中学生では汲み取りきれなかった下ネタをちゃんと味わえるんですね(笑)
しかしこのエロトーク満載の短編集を、あたかも学術的な内容であるかのように知的に論じてしまうあたり、開高さんの知的な意味でのエロかっこよさ全開です。
一歩間違えばただのエロオヤジ、でもそこをちょっとだけかっこよく見せることで教養のあるオヤジに変身してしまう。
でも自分の父親がこんなんだったら正直引くかもなあ・・・(笑)
2004年11月7日に日本でレビュー済み
50章中、どの章を読んでもすんごく面白い。(はずれなし)
ミスター開高は、一貫して、人間の知性と痴性の双方、まるごと人間的であるだよ言っているようだ。
ミスター開高の手によると、釣りも狩りも戦いも美食も感能も、エロでもグロでも、偏見がなくって、いとおかし。
ミスター開高は、一貫して、人間の知性と痴性の双方、まるごと人間的であるだよ言っているようだ。
ミスター開高の手によると、釣りも狩りも戦いも美食も感能も、エロでもグロでも、偏見がなくって、いとおかし。
2004年4月30日に日本でレビュー済み
これははっきりいっておもしろい。でも、そのおもしろさを伝えるのは私にはちょっと難しすぎる。ぜひ手にとって読んでいただきたい。
「知的」な部分「痴的」な部分が絶妙にブレンドされていて、読み始めたら止まることなく一気に読めてしまう。教養講座と題打たれているとおり大いに教養をもたらしてくれること請け合いの本である。
全50章からなるそれぞれ完結した話で構成されているので、そのうちの一つをちょっと紹介したい。「第30章 コラム」この章によると、著者は新聞というものをほとんど読んでいないらしい。理由は、読み比べていてなんのけじめもないからということらしい。本文を引用すると「新聞を作る人たちが自分は言葉のプロであり、文章を書くことによってメシを食う職業人であるという意識を、徹底的に喪失してしまった」ということらしい。みなさんの中にも同じようなことを感じる人が多いのではないだろうか。事件が起こればその時々の世論に流され勝手なことを書き流す。そして、書き流したことなどすっかり忘れ、またそれとは違うことを垂れ流す。ほんとになんの節操もない。こんな人たちが自らジャーナリズムなんていってる訳だからほんとにお笑いである。一つ一つの章で何かを感じさせてくれる。文章を書いてメシを食う職業人の誇りがつまった一冊である。
「知的」な部分「痴的」な部分が絶妙にブレンドされていて、読み始めたら止まることなく一気に読めてしまう。教養講座と題打たれているとおり大いに教養をもたらしてくれること請け合いの本である。
全50章からなるそれぞれ完結した話で構成されているので、そのうちの一つをちょっと紹介したい。「第30章 コラム」この章によると、著者は新聞というものをほとんど読んでいないらしい。理由は、読み比べていてなんのけじめもないからということらしい。本文を引用すると「新聞を作る人たちが自分は言葉のプロであり、文章を書くことによってメシを食う職業人であるという意識を、徹底的に喪失してしまった」ということらしい。みなさんの中にも同じようなことを感じる人が多いのではないだろうか。事件が起こればその時々の世論に流され勝手なことを書き流す。そして、書き流したことなどすっかり忘れ、またそれとは違うことを垂れ流す。ほんとになんの節操もない。こんな人たちが自らジャーナリズムなんていってる訳だからほんとにお笑いである。一つ一つの章で何かを感じさせてくれる。文章を書いてメシを食う職業人の誇りがつまった一冊である。
2012年4月5日に日本でレビュー済み
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今は亡き“行動派作家”開高健氏の痛快なエッセー集です。
内容は読んでからのお楽しみ、決して損はさせません。
それにしてもサントリーの宣伝部という部署は、いろいろユニークな作家を輩出しているのですね。
きっと自由闊達な雰囲気が、彼のような個性溢れる文筆家を育てるのでしょう。
この本は周りが寝静まった自宅のソファーに身体を沈ませて、ウィスキーグラス片手にジックリお読み下さい。
もちろん銘柄はサントリー、上品な「山崎」よりも少々荒削りな「黒角(43度)」がお奨めです。
おっと、飲み方は「オン・ザ・ロック」、できれば「ストレート」で・・・。
内容は読んでからのお楽しみ、決して損はさせません。
それにしてもサントリーの宣伝部という部署は、いろいろユニークな作家を輩出しているのですね。
きっと自由闊達な雰囲気が、彼のような個性溢れる文筆家を育てるのでしょう。
この本は周りが寝静まった自宅のソファーに身体を沈ませて、ウィスキーグラス片手にジックリお読み下さい。
もちろん銘柄はサントリー、上品な「山崎」よりも少々荒削りな「黒角(43度)」がお奨めです。
おっと、飲み方は「オン・ザ・ロック」、できれば「ストレート」で・・・。