漱石の没後100年を機に読み返すのに、年表が付いているのは有り難い。上巻の写真資料、特に漱石が笑みを浮かべているものも良かった。
最近はまるべく自宅の書庫を増やさないように図書館で借りたり、電子書籍で読んだりすることも多いけれども、漱石の豊かな表現、そして明晰な思想などについて気になる箇所をチェックしておくには、やはり手元に本があるのが良いのだと感じさせてくれる。
漱石は若い時分に読むよりも執筆年齢にくらいなってから読んだ方が、現代に生きる自分にとっても共鳴できることが格段に大きくなった。この作品が明治の時代に大きな支持を得ていたということに、明治人の知性の高さを痛感する。
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吾輩は猫である 下 (集英社文庫) 文庫 – 1995/6/20
夏目 漱石
(著)
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吾輩は猫である。名前はまだない…。苦沙弥先生の家に拾われた猫が見た人間社会の滑稽な姿。縦横無尽の風刺とユーモアで描く永遠のエンターテインメント文学。(解説・石崎 等/鑑賞・谷川俊太郎)
※商品のカバーが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1995/6/20
- ISBN-10408752048X
- ISBN-13978-4087520484
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1995/6/20)
- 発売日 : 1995/6/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 408752048X
- ISBN-13 : 978-4087520484
- Amazon 売れ筋ランキング: - 337,657位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1867-1916)1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。
帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。
翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月5日に日本でレビュー済み
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本当には、北杜夫の高みの見物が欲しかったのですが、無かったので定番の我が輩は猫であるに落ち着きました。装丁とも良いと思います。
2015年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずいぶん前に読んだ本ですがさすが、名作ですね!現代の若者にも受け入れられます。
2014年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後が悲しい・・・・・。とにかく親しみのある猫さん。表現の仕方が面白い
2007年9月13日に日本でレビュー済み
猫の最期が。。。書くといけませんね。ビールがヒントです。
2019年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んだ”猫”ですが読み返してみると忘れていた部分も結構あり、新鮮な感覚で読むことができました。
2005年3月12日に日本でレビュー済み
ポケット・サイズの単行本で、スーパー・クラッシックが読める。
うれしい良書。
まずダントツに字が大きくて、うれしい。
紙質もよくフォントもいい。
そしてページ1面の彩色挿絵(赤坂三好)が、ときどき目の前に現れる。
そのカラー版画の趣きが、モダンでシック、おしゃれで愉快。
すべての漢字にはふりがな付き。
また、語釈は行間にそっと挟まれ、読書の快適な流れを妨げるどころか、グイグイ後押ししてくれるのである。
通常の語釈とは別に、事物に関する注が、当該ページの上段に置かれている。
これがまた親切このうえない。
すなわち、「山陽」「サッカレー」「ゾラ」「東郷大将」「スチーヴンソン」といった人名には肖像画・写真が、「梧桐」「鳶口」「火消し壺」「八分体」「立葵の紋」「行灯袴」といった物体などにはイラストが、惜しみなく添えられている。
気になったページで、ちょっと目をあげれば、すぐのみこめる。
視覚的にダイレクト。
疑問を残さず、先へ進める。
底本は岩波『漱石全集』だというから、信用も置ける。
あえて難を言えば、ひらがなを多くして、会話を改行しているという処理がオリジナルに忠実でないということくらいか。
しかし、これほど読みやすいのだから、メリットの方が大きいだろう。
スピード感があり、目にもやさしい。
書籍のまま映像化された、スケートを履いた『猫』である。
うれしい良書。
まずダントツに字が大きくて、うれしい。
紙質もよくフォントもいい。
そしてページ1面の彩色挿絵(赤坂三好)が、ときどき目の前に現れる。
そのカラー版画の趣きが、モダンでシック、おしゃれで愉快。
すべての漢字にはふりがな付き。
また、語釈は行間にそっと挟まれ、読書の快適な流れを妨げるどころか、グイグイ後押ししてくれるのである。
通常の語釈とは別に、事物に関する注が、当該ページの上段に置かれている。
これがまた親切このうえない。
すなわち、「山陽」「サッカレー」「ゾラ」「東郷大将」「スチーヴンソン」といった人名には肖像画・写真が、「梧桐」「鳶口」「火消し壺」「八分体」「立葵の紋」「行灯袴」といった物体などにはイラストが、惜しみなく添えられている。
気になったページで、ちょっと目をあげれば、すぐのみこめる。
視覚的にダイレクト。
疑問を残さず、先へ進める。
底本は岩波『漱石全集』だというから、信用も置ける。
あえて難を言えば、ひらがなを多くして、会話を改行しているという処理がオリジナルに忠実でないということくらいか。
しかし、これほど読みやすいのだから、メリットの方が大きいだろう。
スピード感があり、目にもやさしい。
書籍のまま映像化された、スケートを履いた『猫』である。