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ジェイン・エア (集英社文庫) 文庫 – 1979/1/20

3.7 5つ星のうち3.7 20個の評価

ソーンフィールドの荒野に燃えあがる真実の恋!孤児として育った家庭教師ジェインの数奇な生涯を描いて、社会の古い伝統・因襲に抗議し、当時のイギリスの上流社会から非難された自伝的恋愛小説。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (1979/1/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1979/1/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 656ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087600475
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087600476
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 20個の評価

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C・ブロンテ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年4月14日に日本でレビュー済み
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中学生の頃に一度読みましたがピンときませんでした。その後、オーソン・ウェルズ主演の500円DVDを観て感動。本書を読み直しました。大人の話ですね!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月3日に日本でレビュー済み
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娘が学校の講義の課題とのことで購入しました。
配送迅速、梱包十分にてGoodです。
2012年12月27日に日本でレビュー済み
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 吉田健一氏は超一流の英文学者であって翻訳も多い。この『ジェイン・エア』もその一つである。
 氏の日本語は、そのエッセイにもよく表われているが、独特の文体を持っていて、決して凡庸な翻訳家には真似できないものである。この『ジェイン・エア』の翻訳に関して言えば、兎にも角にも一文が長い。助詞の「て」「で」を多用することで情緒溢れた綿々とした文を紡ぎ出してゆく。(『細雪』の谷崎の文を思い出してもらえれば私の云わんとするところが少しは解っていただけるかもしれない。)その意味で、これは名訳と言えるだろう。
 しかし、翻訳を原文の横に置き、原文の難しいところを確認するために翻訳を活用したいと云う人にはこの本はお勧めできない。理由は2つ。
 1つは、あまりに達意の名文ゆえ、何故そう訳してあるのか一読では解らないことがままあること。翻訳とは畢竟意訳のことであり学生が訳したような直訳では困るが、ここまで意訳されると英語学習者はかなり戸惑う。
 2つ目は、訳されていない文が多々あること。シャーロット・ブロンテの英文自体、サマセット・モームによれば「上手でなく」「誇張の多いペダンティックな文体を好んで用いる」(『世界の十大小説』西川正身訳)ためか、意味不明の部分が多い。そうした場所を吉田氏は思い切って省略してしまっている(ように私は感じた)。したがって、一体ここはどういうことなのだろうと、氏の翻訳を参照しようとすると、たいがい訳してないのである。これでは英語学習者は困る。
 そういうわけで、この翻訳はあくまで『ジェイン・エア』を吉田健一の日本語で読んでみたい人のためにある。

 なお吉田氏の翻訳が、読点の少ない、情緒纏綿とした、いかにも女性らしい言葉を意識したものとなっているのに対し、原文は、一文は長いものの、コンマ、セミコロン、コロンを多用し、語句を叩きつけるような、どちらかと云うと荒々しく、力に溢れた文体であるように私には感じられたことを付け加えておきます。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月28日に日本でレビュー済み
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吉田健一氏の翻訳は生き生きとしています。例えば、actionを他の訳者はみな「行動」「活動」と訳していますが、吉田氏は「出来事」と訳されていることに注目しました。前後関係など考慮した賢明な翻訳と思われます。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月25日に日本でレビュー済み
 大久保氏の訳、小尾氏の訳、河野氏の訳(文学セレクション36)に比べるともっとも口語に近いので、その点では読みやすい。訳者は吉田茂の息子です。しかし、個人的には大久保氏の訳がしっくりきます。また、河野氏の訳は大久保氏に近い。字の大きさからすれば小尾氏の訳が読みやすい。巻末資料は断トツ文学セレクション36です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月30日に日本でレビュー済み
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人生の艱難辛苦にも正対して、ゆっくりと、私欲なく、前を向いて歩んでいくJaneの可憐さ。

あまりにも、Jane がいとおしく、心の中で何度も いいぞ! Jane! がんばれ!  

・・・ と叫びながら拝読させて頂きました。

物語の場面が変わるごとに、ハラハラさせられるシーンが多く、ロマンスあり、また

ウイットあり、ミステリー的な色彩もあり、大変楽しませて頂いた作品です。

ブロンテ三姉妹の数多い作品のなかで、最も楽しめる作品ではないでしょうか。

次には、同じくエミリ・ブロンテの作品 Villette も読んでみようと思っています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年2月1日に日本でレビュー済み
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本書は19世紀中期の英国を舞台にした、自伝的恋愛小説である。また、日本人からすれば、非常に宗教色(キリスト教)の強い小説に見える。
 幼くして両親を失い親戚にもうとまれて、薄幸な少女時代を過ごしたジェイン。寄宿学校であるローウッド校での8年を経て自立を決意し、家庭教師として単身ソーンフィールドの屋敷へ向かう。屋敷の主(あるじ)、ロチェスターの荒々しい風貌のうちに秘められた孤独と寂しさを知り、しだいに彼に心惹かれてゆく。
 この主人公ジェイン・エアが、作者シャーロット・ブロンテの投影であることは間違いない。シャーロットが実際に行った学校や、シャーロットもやった家庭教師、あるいは学校の先生の体験は、この小説を書くうえでの材料になっているはずである。

 そして、この小説のもう一つの特徴が、神の存在である。
 このことは、本書の翻訳者である吉田健一氏も解説で触れているが、だいたいヨーロッパ文明というのがユダヤ風の、あるいはキリスト教的な神の観念を中心に成立したものなので、それが二千年近く続き、少なくとも『ジェイン・エア』が書かれた19世紀の半ばごろまでは、神はまだヨーロッパに遍在していた、と吉田氏は言う。
 それとは違った文明のうちに育った日本人にとってわかりにくいのは、この偏在ということであろう。ヨーロッパでは、何事も神の観念を中心に発達してきており、あらゆることが人々に神の存在を思わせる。それはどこへ行っても、景色の一角に教会の塔が建っていたり、牧場の羊は、信者がキリストに導かれた羊の群れであることを連想させたり、街の時計の鐘も、賛美歌の節で時を打つといった具合だ。
 そうすると、どこへ行っても神の観念があるから神がいるのであって、特別に宗教心がなくても、自然に接するのと同じように、神というものを感じるようになるようだ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年8月14日に日本でレビュー済み
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小、中学生の頃の愛読書、恋の指南書、憧れの主人公だったけれど、以後読むことも無く時が過ぎて、ふと読みたくなり購入。あ~これだった~、と懐かしく、近くに置いて開いて読んでいます。