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不滅 (集英社文庫) 文庫 – 1999/10/20
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美しい女性アニェスと愛に貪欲な妹ローラ、文豪ゲーテとその恋人ベッティーナ…。さまざまな女性たちが時空を超えて往きかい、存在の不滅、魂の永遠性を奏でる愛の物語。20世紀文学の最高傑作。
- 本の長さ592ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1999/10/20
- ISBN-104087603695
- ISBN-13978-4087603699
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1999/10/20)
- 発売日 : 1999/10/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 592ページ
- ISBN-10 : 4087603695
- ISBN-13 : 978-4087603699
- Amazon 売れ筋ランキング: - 195,336位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 274位フランス文学研究
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- - 1,488位集英社文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕の敬愛するミランクンデラです。ミランクンデラが正義です。ミランクンデラが絶対です。
2023年4月8日に日本でレビュー済み
思うに外国語を日本語に変換するにはなかなかの地道な作業が必要である。たとえば、作家に対する敬意であるとか、クンデラでいうとチェコ語、フランス語の理解、それから変換するにあたって、われら日本語の知識。また、何より大切なのがバランス感覚。これが、欠けている人が一体に多い。普通ということが価値を持つ社会になった、なってしまった。
クンデラはいまだにノーベル“クソ”文学賞をもらってないらしい。何でか理由は知らないし、作家として大してつまらないヘッセが貰っているのだから、ガーデニングして長生きすれば、貰えるでしょう。
そんなことはどうでもよくて、クンデラよりも菅野昭正の翻訳がいいということが言いたくてレヴューしただけである。大江健三郎の長編は外国語のようで読めないが、クンデラの長編は明晰で、翻訳されているから読める。それもいい翻訳者で読める。西永良成訳でも読みたいけれども、まあこの翻訳はまだ古びてはいないし。
フローベールの『ボヴァリー夫人』も菅野昭正訳が一番いい。それは、この訳が一番真っ当だからである。新潮文庫の芳川泰久訳は新しくてどうもついてけない。
追記
7月11日にクンデラが死んだ。このレヴューでは冗談めかしてノーベル賞のことを言っているが、そんなことはどうでもいい。私が現代文学で推しているのは、クンデラとクッツェーだけで、他はポストモダンのつまらない作家である。西永良成さんが大江健三郎とクンデラの関係を某新聞に寄稿していたが、私は大江健三郎はどうでもいいと思っている。村上春樹も大江健三郎も一部のマニア向け作家でしょう。まあ、好きな人には悪いけれども、私はそう思っている。
クンデラはいまだにノーベル“クソ”文学賞をもらってないらしい。何でか理由は知らないし、作家として大してつまらないヘッセが貰っているのだから、ガーデニングして長生きすれば、貰えるでしょう。
そんなことはどうでもよくて、クンデラよりも菅野昭正の翻訳がいいということが言いたくてレヴューしただけである。大江健三郎の長編は外国語のようで読めないが、クンデラの長編は明晰で、翻訳されているから読める。それもいい翻訳者で読める。西永良成訳でも読みたいけれども、まあこの翻訳はまだ古びてはいないし。
フローベールの『ボヴァリー夫人』も菅野昭正訳が一番いい。それは、この訳が一番真っ当だからである。新潮文庫の芳川泰久訳は新しくてどうもついてけない。
追記
7月11日にクンデラが死んだ。このレヴューでは冗談めかしてノーベル賞のことを言っているが、そんなことはどうでもいい。私が現代文学で推しているのは、クンデラとクッツェーだけで、他はポストモダンのつまらない作家である。西永良成さんが大江健三郎とクンデラの関係を某新聞に寄稿していたが、私は大江健三郎はどうでもいいと思っている。村上春樹も大江健三郎も一部のマニア向け作家でしょう。まあ、好きな人には悪いけれども、私はそう思っている。
2010年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の霊感が産み出したアニェスとポール、そしてゲーテとベッティーナの時空を越えた二組の男女を中心とする人間模様や葛藤を中心に、死と不滅の概念、他者のイメージとしての個、愛と栄光、魂と身体、様々な主義・思想間の闘い等について高度な作法で自由奔放に考察したもの。作者は「私」として自在に作中に顔を出し、小説というよりは断章から成る評論集を複数の旋律が奏でると言った趣きを持つ。
ゲーテに関する記述は、ベッティーナの残した書簡集に基づき膨らませたもののようである。ナポレオンへの謁見、ベートーヴェンとの交流、死後の世界でのヘミングウェイとの会話...。彼らの肉体は滅んだが、その名声は「不滅」である。一方、アニェスは精神性と孤独の象徴、夫ポールは典型的インテリ、妹ローラは本能と俗性の象徴(当然アニェスの対立項)として創造されているようである。作者はヨーロッパの歴史認識と知的体系を背景に、登場人物を操りながら思弁を語る。特に鋭く突き刺さったのは、「あらゆる"欲望"が"権利"に変容して行く」との言葉。まさに民主主義的思想の陥穽を喝破している。天下りする"権利"...。「我思う、故に我あり」との思索を疑う姿勢も新鮮である。生物共通の感情である"苦痛"を自我の根拠としているのだ。「創造は権力以上のものであり、作品は「不滅」であるが、戦争や王侯貴族の舞踏会はそうではない」との言も旧ソ連の占領を経験した作者ならでは。
作者は通常の小説の因果律や大円団を否定する。その実作例として、作者の友人アヴェナリウスの些細な勘違いがアニェスの物語に影響を与える偶然性や途中に散りばめた挿話・考察の方に力点を置いている。その斬新なスタイルと言い、込められた終末的思索と言い、20世紀後半を代表する傑作と言って良いのではないか。
ゲーテに関する記述は、ベッティーナの残した書簡集に基づき膨らませたもののようである。ナポレオンへの謁見、ベートーヴェンとの交流、死後の世界でのヘミングウェイとの会話...。彼らの肉体は滅んだが、その名声は「不滅」である。一方、アニェスは精神性と孤独の象徴、夫ポールは典型的インテリ、妹ローラは本能と俗性の象徴(当然アニェスの対立項)として創造されているようである。作者はヨーロッパの歴史認識と知的体系を背景に、登場人物を操りながら思弁を語る。特に鋭く突き刺さったのは、「あらゆる"欲望"が"権利"に変容して行く」との言葉。まさに民主主義的思想の陥穽を喝破している。天下りする"権利"...。「我思う、故に我あり」との思索を疑う姿勢も新鮮である。生物共通の感情である"苦痛"を自我の根拠としているのだ。「創造は権力以上のものであり、作品は「不滅」であるが、戦争や王侯貴族の舞踏会はそうではない」との言も旧ソ連の占領を経験した作者ならでは。
作者は通常の小説の因果律や大円団を否定する。その実作例として、作者の友人アヴェナリウスの些細な勘違いがアニェスの物語に影響を与える偶然性や途中に散りばめた挿話・考察の方に力点を置いている。その斬新なスタイルと言い、込められた終末的思索と言い、20世紀後半を代表する傑作と言って良いのではないか。
2012年1月21日に日本でレビュー済み
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話の内容はアニェスとローラの姉妹を対照的に描いた部分、ゲーテとベッティーナの恋を描いた部分を軸に、ヘミングウェイの伝記や語り手自身の話などを差し挟みつつ展開していく、といったものです。直線的な時系列で書かれていないのでかなり複雑な構成ですが、そこが逆に先が気になってページをめくる手が止まらなくなり、あっという間に読んでしまいました。もしドイツやロマン派にご興味のある方もご一読をお勧めします。
こんなに読んでいて心を揺さぶられた作品は久しぶりです。特にアニェスの「生きづらさ」は読んでいて胸が苦しくなります。クンデラはチェコ生まれの作家で当時の戦争によりフランスへ亡命を余儀なくされた作家ですが、そんな彼だからこそ感じていた危機感や相克がひしひしと伝わってくる気がしました。
こんなに読んでいて心を揺さぶられた作品は久しぶりです。特にアニェスの「生きづらさ」は読んでいて胸が苦しくなります。クンデラはチェコ生まれの作家で当時の戦争によりフランスへ亡命を余儀なくされた作家ですが、そんな彼だからこそ感じていた危機感や相克がひしひしと伝わってくる気がしました。
2003年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クンデラの作品は心理的描写が鋭く、強く共感すると同時に心を深くえぐられるようで、いつも自分の心の奥底を覗く思いがします。『不滅』は、とくにそう感じさせられるものでした。
作品中、クンデラはこんなような事を言っています。
どんな話?と尋ねられても答えられないような作品こそが、映像化できない「小説の醍醐味」をもつ作品だ(要約です)と。
『不滅』はその言葉通り、映像化できない小説だと思いました。どんな話なのか、悔しいけれど説明すらできない。小説中の人物とそうでない人物が同時に存在し、関わりあっていないと思いきや、突然同じ場面に登場してしまう。ゲーテとヘミングウェイが、あの世で不滅とは何ぞやと語り合ったりする。自由気ままな筋でありながら、それでも一貫して!「不滅」の意味を考えつづけています。そして結末は、意外なものでした。あるいは、ああいう終わり方こそがふさわしいのかもしれません。
クンデラは面白いけれど、難しい。難しいけれど、ついひきこまれてしまう。完全に理解できるほどの知識は私にはありませんが、それでも「読んでよかった、面白かった」と言える作品でした。
作品中、クンデラはこんなような事を言っています。
どんな話?と尋ねられても答えられないような作品こそが、映像化できない「小説の醍醐味」をもつ作品だ(要約です)と。
『不滅』はその言葉通り、映像化できない小説だと思いました。どんな話なのか、悔しいけれど説明すらできない。小説中の人物とそうでない人物が同時に存在し、関わりあっていないと思いきや、突然同じ場面に登場してしまう。ゲーテとヘミングウェイが、あの世で不滅とは何ぞやと語り合ったりする。自由気ままな筋でありながら、それでも一貫して!「不滅」の意味を考えつづけています。そして結末は、意外なものでした。あるいは、ああいう終わり方こそがふさわしいのかもしれません。
クンデラは面白いけれど、難しい。難しいけれど、ついひきこまれてしまう。完全に理解できるほどの知識は私にはありませんが、それでも「読んでよかった、面白かった」と言える作品でした。
2011年2月13日に日本でレビュー済み
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ある友人が、大学の文芸創作の授業で、教師が、「あまりに高い山の高みを見上げると、何も書けなくなる」と言っていたと話してくれた。
現代文学を山脈に喩えるならば、これは、間違いなく、峰のひとつだ。生涯に出会った最高の小説のひとつであり、まったく新しい読書体験を与えてくれた異端でもある。
この新鮮な驚きを、誰と共有しようか。
現代文学を山脈に喩えるならば、これは、間違いなく、峰のひとつだ。生涯に出会った最高の小説のひとつであり、まったく新しい読書体験を与えてくれた異端でもある。
この新鮮な驚きを、誰と共有しようか。
2015年11月20日に日本でレビュー済み
この小説はレビューを書けるようなシロモノじゃありません。あらすじを語ってもつまらないので。
だったら書くなよ、って思われるでしょう。いや仰るとおりです。しかしどうしても書きたかったので書きます。
ひとことで言うと、タイトルの通り「とにかくおもしろい」これに尽きます。
『存在の耐えられない軽さ』を先に読んで今ひとつピンとこなかったのですが、こちらはドハマりしました。
『存在の~』の方は、クンデラ特有の哲学的考察と、物語部分との関わりがイマイチ掴めなかったのですが、
この『不滅』は『存在の~』よりも、哲学的考察と物語部分との関わりが明解なように感じました。
なので、あ~、さっきの話がこういうかたちで物語に反映されるのか~、ウン、うまいなぁ、なんて唸りながら読みました。
特に、現代文明に対する批判は逐一うなずけるものであったし、その批判が反映されたアニェスにとても感情移入できました。
読んでいるあいだも読み終わってからも、思索を促されるような作品です。
ひょっとすると、今まで読んだ小説でいちばん好きな作品になったかもしれません。
『存在の耐えられない軽さ』を読んでピンとこなかった人にもおすすめします。
だったら書くなよ、って思われるでしょう。いや仰るとおりです。しかしどうしても書きたかったので書きます。
ひとことで言うと、タイトルの通り「とにかくおもしろい」これに尽きます。
『存在の耐えられない軽さ』を先に読んで今ひとつピンとこなかったのですが、こちらはドハマりしました。
『存在の~』の方は、クンデラ特有の哲学的考察と、物語部分との関わりがイマイチ掴めなかったのですが、
この『不滅』は『存在の~』よりも、哲学的考察と物語部分との関わりが明解なように感じました。
なので、あ~、さっきの話がこういうかたちで物語に反映されるのか~、ウン、うまいなぁ、なんて唸りながら読みました。
特に、現代文明に対する批判は逐一うなずけるものであったし、その批判が反映されたアニェスにとても感情移入できました。
読んでいるあいだも読み終わってからも、思索を促されるような作品です。
ひょっとすると、今まで読んだ小説でいちばん好きな作品になったかもしれません。
『存在の耐えられない軽さ』を読んでピンとこなかった人にもおすすめします。
2014年3月29日に日本でレビュー済み
とにかく形容しがたい小説だ。物語は当初は現代のパリを舞台に展開されるのだが、途中からゲーテの時代の物語とシンクロしていき、さらには死後の世界でゲーテとヘミングウェイが会話したり、ルーベンスが時空を超えて現代に現れたり、挙句の果てには作家自身が物語に登場してくる。とにかく物語の構成は自由で破天荒とも言えるが、内容はひたすら濃密。以上の芸術家に加え、ベートーヴェン、マーラー、リルケ、ロマン・ロランといった芸術家たちの人生や作品をも手掛かりにし、人間存在の意義を探求している。かと言って重々しい小説ではなく、ユーモアとエロティシズム満載であり、あたかもベストセラー小説のように読ませてくれるのが凄い。
ただ、読者を選ぶ小説であることは間違いない。非常に複雑で技巧的な構成をもっているし、芸術の知見が無い人が本書を読んでも理解できないだろう。
ただ、読者を選ぶ小説であることは間違いない。非常に複雑で技巧的な構成をもっているし、芸術の知見が無い人が本書を読んでも理解できないだろう。