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風の影 下 (集英社文庫) 文庫 – 2006/7/20
カルロス・ルイス・サフォン
(著),
木村 裕美
(翻訳)
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『風の影 (上)(下)巻セット (集英社文庫)』 こちらをチェック
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読み出したら止まらない壮大な物語。
ダニエルは『風の影』の作者の謎を追ううちに、内戦に傷ついたバルセロナの秘密の迷宮に入り込み、憎悪、情熱、呪い、狂気、因縁、恋愛等、様々な体験を重ね、作家の過去と彼の未来が交差していく。
ダニエルは『風の影』の作者の謎を追ううちに、内戦に傷ついたバルセロナの秘密の迷宮に入り込み、憎悪、情熱、呪い、狂気、因縁、恋愛等、様々な体験を重ね、作家の過去と彼の未来が交差していく。
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/7/20
- ISBN-104087605094
- ISBN-13978-4087605099
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/7/20)
- 発売日 : 2006/7/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4087605094
- ISBN-13 : 978-4087605099
- Amazon 売れ筋ランキング: - 93,099位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30位スペイン・ポルトガル文学研究
- - 34位スペイン文学
- - 659位集英社文庫
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
5 星
私の70年に亘る読書経験の中で、第1位にランクされる推理小説
『風の影』(カルロス・ルイス・サフォン著、木村裕美訳、集英社文庫、上・下)は、こういうシーンから幕が上がります。1945年、スペインのバルセロナ。靄が立ち籠める夏の早朝、10歳のダニエルは古書店主の父親に連れていかれた、無数の書物が眠る「忘れられた本の墓場」で遭遇した本『風の影』に強く惹きつけられます。その本を書いた謎の作家フリアン・カラックスとはどういう人物なのか、ダニエルの粘り強い探求が始まります。冒頭から著者が巧みに構築した世界に引きずり込まれ、一気に読み終えてしまったが、これは私の70年に亘る読書経験の中で、第1位にランクされる推理小説です。その理由は、3つにまとめることができます。第1は、私の大好きなオノレ・ド・バルザックが現代に生き返って推理小説を書いたら、こういう作品になるだろうなと思わせること。第2は、交互に綴られるダニエルの人生と、フリアンの人生とが35年という年齢差を超えて、遂には有機的に統合されるという骨太の骨格を備えていること。第3は、最後の最後までハラハラ・ドキドキさせられる謎解きだけでなく、愛とは、密会とは、友情とは、希望とは、憎悪とは、親子とは、階級とは、栄枯盛衰とは、亡命とは、内戦とは、宗教とは、運命とは、人生とは、歴史とは何か、そして、文学とは、出版とは、読書とは何か――を考えさせられること。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月19日に日本でレビュー済み
『風の影』(カルロス・ルイス・サフォン著、木村裕美訳、集英社文庫、上・下)は、こういうシーンから幕が上がります。1945年、スペインのバルセロナ。靄が立ち籠める夏の早朝、10歳のダニエルは古書店主の父親に連れていかれた、無数の書物が眠る「忘れられた本の墓場」で遭遇した本『風の影』に強く惹きつけられます。その本を書いた謎の作家フリアン・カラックスとはどういう人物なのか、ダニエルの粘り強い探求が始まります。
冒頭から著者が巧みに構築した世界に引きずり込まれ、一気に読み終えてしまったが、これは私の70年に亘る読書経験の中で、第1位にランクされる推理小説です。
その理由は、3つにまとめることができます。
第1は、私の大好きなオノレ・ド・バルザックが現代に生き返って推理小説を書いたら、こういう作品になるだろうなと思わせること。
第2は、交互に綴られるダニエルの人生と、フリアンの人生とが35年という年齢差を超えて、遂には有機的に統合されるという骨太の骨格を備えていること。
第3は、最後の最後までハラハラ・ドキドキさせられる謎解きだけでなく、愛とは、密会とは、友情とは、希望とは、憎悪とは、親子とは、階級とは、栄枯盛衰とは、亡命とは、内戦とは、宗教とは、運命とは、人生とは、歴史とは何か、そして、文学とは、出版とは、読書とは何か――を考えさせられること。
冒頭から著者が巧みに構築した世界に引きずり込まれ、一気に読み終えてしまったが、これは私の70年に亘る読書経験の中で、第1位にランクされる推理小説です。
その理由は、3つにまとめることができます。
第1は、私の大好きなオノレ・ド・バルザックが現代に生き返って推理小説を書いたら、こういう作品になるだろうなと思わせること。
第2は、交互に綴られるダニエルの人生と、フリアンの人生とが35年という年齢差を超えて、遂には有機的に統合されるという骨太の骨格を備えていること。
第3は、最後の最後までハラハラ・ドキドキさせられる謎解きだけでなく、愛とは、密会とは、友情とは、希望とは、憎悪とは、親子とは、階級とは、栄枯盛衰とは、亡命とは、内戦とは、宗教とは、運命とは、人生とは、歴史とは何か、そして、文学とは、出版とは、読書とは何か――を考えさせられること。
『風の影』(カルロス・ルイス・サフォン著、木村裕美訳、集英社文庫、上・下)は、こういうシーンから幕が上がります。1945年、スペインのバルセロナ。靄が立ち籠める夏の早朝、10歳のダニエルは古書店主の父親に連れていかれた、無数の書物が眠る「忘れられた本の墓場」で遭遇した本『風の影』に強く惹きつけられます。その本を書いた謎の作家フリアン・カラックスとはどういう人物なのか、ダニエルの粘り強い探求が始まります。
冒頭から著者が巧みに構築した世界に引きずり込まれ、一気に読み終えてしまったが、これは私の70年に亘る読書経験の中で、第1位にランクされる推理小説です。
その理由は、3つにまとめることができます。
第1は、私の大好きなオノレ・ド・バルザックが現代に生き返って推理小説を書いたら、こういう作品になるだろうなと思わせること。
第2は、交互に綴られるダニエルの人生と、フリアンの人生とが35年という年齢差を超えて、遂には有機的に統合されるという骨太の骨格を備えていること。
第3は、最後の最後までハラハラ・ドキドキさせられる謎解きだけでなく、愛とは、密会とは、友情とは、希望とは、憎悪とは、親子とは、階級とは、栄枯盛衰とは、亡命とは、内戦とは、宗教とは、運命とは、人生とは、歴史とは何か、そして、文学とは、出版とは、読書とは何か――を考えさせられること。
冒頭から著者が巧みに構築した世界に引きずり込まれ、一気に読み終えてしまったが、これは私の70年に亘る読書経験の中で、第1位にランクされる推理小説です。
その理由は、3つにまとめることができます。
第1は、私の大好きなオノレ・ド・バルザックが現代に生き返って推理小説を書いたら、こういう作品になるだろうなと思わせること。
第2は、交互に綴られるダニエルの人生と、フリアンの人生とが35年という年齢差を超えて、遂には有機的に統合されるという骨太の骨格を備えていること。
第3は、最後の最後までハラハラ・ドキドキさせられる謎解きだけでなく、愛とは、密会とは、友情とは、希望とは、憎悪とは、親子とは、階級とは、栄枯盛衰とは、亡命とは、内戦とは、宗教とは、運命とは、人生とは、歴史とは何か、そして、文学とは、出版とは、読書とは何か――を考えさせられること。
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2012年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上下巻を読みました。上巻の内容はまずまずの出だしで途中より徐々にどのようになるのか興味を持ちながら読みました。下巻にさしかかると場面が急に展開を迎え開けてゆき終盤に向けて走ってゆきます。そういうことだったのかと納得して終わる。
2023年1月15日に日本でレビュー済み
昨年末の日経新聞書評欄は、恒例の「今年の私の3冊」だった。
その中で誰かが、この本を推していた。
正確には、この『風の影』を第一部とするシリーズが、第四部で完結したのを推していたのである。
第三部が1冊である以外は、各部上下2冊で計7冊。
読むかどうかと迷ったが、取りあえず第一部を読んだ。
舞台はスペイン内戦をはさむ時期のスペイン・バルセロナ。
古本屋の息子の主人公は、父に連れられて「忘れられた本の墓場」に行き、そこで『風の影』という小説を手に入れる。
その小説の作者とは何者なのか、どうしてその作者の小説は世の中に出回っていないのか。
探るうちに、何物かが、その小説を見つけては燃やして廃棄しているという事実に突き当たる。
まるでファンタジーのような出だしだが、話が進むうちに主人公の世代と、謎の小説家の世代の悲恋が錯綜し、重層的なストーリーが展開していく。
話についていけず、何度か前のページに行きつ戻りつする。
が、そこに描かれている登場人物たちの造形はどれも深みがあり、まるで古典のような重厚さがある。
翻訳者によれば、バルザックやユゴー、ディケンズのようであるという。
ストーリーも二転三転四転し、ミステリーとしても申し分ない。
読み終わって、深い読後感にたゆたう。
読書の醍醐味を味わうことができたのである。
しかも、まだ第一部。
第四部まで1カ月くらいは楽しむことができそうである。
いい作品に巡り合えた。
その中で誰かが、この本を推していた。
正確には、この『風の影』を第一部とするシリーズが、第四部で完結したのを推していたのである。
第三部が1冊である以外は、各部上下2冊で計7冊。
読むかどうかと迷ったが、取りあえず第一部を読んだ。
舞台はスペイン内戦をはさむ時期のスペイン・バルセロナ。
古本屋の息子の主人公は、父に連れられて「忘れられた本の墓場」に行き、そこで『風の影』という小説を手に入れる。
その小説の作者とは何者なのか、どうしてその作者の小説は世の中に出回っていないのか。
探るうちに、何物かが、その小説を見つけては燃やして廃棄しているという事実に突き当たる。
まるでファンタジーのような出だしだが、話が進むうちに主人公の世代と、謎の小説家の世代の悲恋が錯綜し、重層的なストーリーが展開していく。
話についていけず、何度か前のページに行きつ戻りつする。
が、そこに描かれている登場人物たちの造形はどれも深みがあり、まるで古典のような重厚さがある。
翻訳者によれば、バルザックやユゴー、ディケンズのようであるという。
ストーリーも二転三転四転し、ミステリーとしても申し分ない。
読み終わって、深い読後感にたゆたう。
読書の醍醐味を味わうことができたのである。
しかも、まだ第一部。
第四部まで1カ月くらいは楽しむことができそうである。
いい作品に巡り合えた。
2013年8月4日に日本でレビュー済み
ダニエルがたどり着く真相は?それがいよいよ、明らかになる下巻。
上巻と比べ、訳書にありがちな登場人物の多さがやや目立った。
そのため、肝心な箇所で完全に理解しきることが出来なかった。
結果として、やや冗長としてしまった感もある。
しかし、作者の描写力は素晴らしいものがあり、
イメージをビジュアル化しやすく、
読んでいて物語の世界にすんなりと入ることの出来る小説だった。
有名な小説でもあるので、未読の方には読んでもらいたい。
上巻と比べ、訳書にありがちな登場人物の多さがやや目立った。
そのため、肝心な箇所で完全に理解しきることが出来なかった。
結果として、やや冗長としてしまった感もある。
しかし、作者の描写力は素晴らしいものがあり、
イメージをビジュアル化しやすく、
読んでいて物語の世界にすんなりと入ることの出来る小説だった。
有名な小説でもあるので、未読の方には読んでもらいたい。
2017年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒的な物語でした。上巻からどんどん引き込まれて、最後は一気に。登場人物が生き生きと描かれ、描写の素晴らしさはこれまでに出会った小説の中でも最高。
2016年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重ねられた物語が、こちから、あちらから、と少しずつ読み解かれていき、最後に壮大な1冊になりました。それまでの緊張感がすごい。内戦と黒い警官と一族の崩壊。そして、行きつく先に破滅が待っているかもしれないのに抑えきれない愛。ずっと暗い描写が続きましたが、怖ろしい罠にかかっても友情や人間らしさを失わなかった人々にやさしい光がさしてきて、その奇跡をかみしめるような気持ちで読み終えました。『戦争は、忘れることをえさにして大きくなっていく。』戦争がテーマの本ではありませんが、内戦の濃い影の中で繰り広げられた物語です。
2007年9月4日に日本でレビュー済み
上巻最後、大勢の中から主要人物が浮き上がり、役者が揃った。
カラックスの身に起こった悲劇が、いよいよ明かされ始めるのか?
と、盛り上がって読み始めた下巻だが、あまりの悲惨さにヘコんでしまった。
なぜこんなにも陰惨なのか?
内戦、世界大戦、独裁政治という時代のせい?
先が気になり一気にラストまで読みつつも、最後まで立ち直れず、すっかり物語に置いてけぼりにされてしまいました。
過去の人々にも愛情や友情があった。
けれどもあまりに不幸な人、孤独な人が多すぎる。
もう少し誰か何とかしてやれなかったものか、どこかに希望はなかったのか、胸が痛みました。
一方、ミステリーとして、とても魅せられました。
部分的に語られる過去、見えたかと思えば覆され、死者と生きている人が現れては消え、複雑に絡みあって収拾がつかないと思いきや、破綻なく見事に全容が明かされる。
地の文も会話の読みやすく、とても好みです。
ダニエルと父親、フェルミン、その他の人々の絆は素晴らしく、ハッピーエンドを願ってやみません。
ただ、これは反則では?という箇所もあり。
それにラストがちょっと雑ではないか?
など、あれこれ言いたいことのある作品でした。
カラックスの身に起こった悲劇が、いよいよ明かされ始めるのか?
と、盛り上がって読み始めた下巻だが、あまりの悲惨さにヘコんでしまった。
なぜこんなにも陰惨なのか?
内戦、世界大戦、独裁政治という時代のせい?
先が気になり一気にラストまで読みつつも、最後まで立ち直れず、すっかり物語に置いてけぼりにされてしまいました。
過去の人々にも愛情や友情があった。
けれどもあまりに不幸な人、孤独な人が多すぎる。
もう少し誰か何とかしてやれなかったものか、どこかに希望はなかったのか、胸が痛みました。
一方、ミステリーとして、とても魅せられました。
部分的に語られる過去、見えたかと思えば覆され、死者と生きている人が現れては消え、複雑に絡みあって収拾がつかないと思いきや、破綻なく見事に全容が明かされる。
地の文も会話の読みやすく、とても好みです。
ダニエルと父親、フェルミン、その他の人々の絆は素晴らしく、ハッピーエンドを願ってやみません。
ただ、これは反則では?という箇所もあり。
それにラストがちょっと雑ではないか?
など、あれこれ言いたいことのある作品でした。