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ダロウェイ夫人 (集英社文庫) 文庫 – 2007/8/21

4.3 5つ星のうち4.3 55個の評価

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モダニズム小説の傑作
現在と過去を自在に行き来し、青春時代を回想する「意識の流れ」の文体で、クラリッサ・ダロウェイの1923年6月、第一次大戦の傷跡残るロンドンのある一日を描く。モダニズムの代表作。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2007/8/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/8/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 416ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087605353
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087605358
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 55個の評価

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ヴァージニア・ウルフ
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『意識の流れ』の手法で、
登場人物のさまざまな『意識』が描かれている「ダロウェイ夫人」は、
読んでいると、まるで、
登場人物のさまざまな「意識」というよりは、
作者のひとつのフィルターを通してみた
「意識」が伝わってくるように感じます。

意識の流れ (いしきのながれ、英: Stream of consciousness) とは、
米国の心理学者のウィリアム・ジェイムズが
1890年代に最初に用いた心理学の概念で、
人間の意識は静的な部分の配列によって成り立つものではなく、
動的なイメージや観念が流れるように連なったものである
とする考え方のことである。(Wikipediaより)

この長編小説は、ひとつの長い作品に1日が描かれています。
長い作品に1日が描かれているので、とても1日が長く感じます。
その時間の経過が、まるで心の感じる時間のようなのです。
楽しい時間はあっという間に感じ、退屈な時間は長く感じます。

心から感じる時間と、そうではない時間。

「おしゃべりで飾られ、それぞれの人生の中で汚され、
曇らされてゆくもの。
これをその青年はまもったのだ。
死は挑戦だ。
人々は中心に到達することの不可能を感じ、
その中心が不思議に自分たちから免れてゆき、
凝集するかに見えたものがばらばらに離れ、
歓喜が色あせ、孤独な自分が取り残されるのを感じている
―――― だから、死はコミュニケーションの試みなのだ。
死には抱擁があるのだ。」(ダロウェイ夫人 ヴァージニア・ウルフより)

青年の自殺に共感するシーンでは、
時間の流れをとめることができないなら、
自分の命をとめてしまっても守りたい…と、言っているように感じました。
これ以上、生きても、
過去のような素晴らしい時間を過ごせないだろうと。

私の近しい人も、自殺でなくなったという経験があります。
遺書も何も残されず、残されたものは、辛い思いをしました。
死は、強烈なメッセージを残します。

作中のダロウェイ夫人も、だんだん、死に近づいていきます。

…しかし、作者は、ラストで、
ダロウェイ夫人を死なせなかった。

長い時間をかけて、語られた時間への想いは、
この小説の中で、未来につながったのです。

小説のなかでは、彼女の心に、再び、出会えるのです。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「バージニア・ウルフなんかこわくない」という映画の中でエリザベス・テーラーが連呼しながら歌う場面があり、この映画が好きだったので、はてバージニア・ウルフとは何者だということでこの小説を手に取った。ときは1923年6月13日(水曜日)、日本でいえば大正12年、クラリッサがロンドンの自宅でパーティを開いた1日を描く。パーティは上流階層の恒例なのかクラリッサは社交上手らしいが、過去の後悔や老いへの悩みもあるようだ。「わたしの生活のまんなかには空虚がある」ところどころ詩的なフレーズがあり共感も持てるが、ときどき時間が歪むせいか物語性で引っ張られるよりは、雰囲気を感じながら読む小説(詩)かなと思う。おそらくクラリッサが抱えていた悩みにエリザベス・テーラーも共感していたゆえの「バージニア・ウルフなんかこわくない」という意味ではないだろうかと、勝手に想像した。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カズオ・イシグロ原作「わたしを離さないで」の実写化映画では、30代前半の主人公が、臓器提供の宣告を受けるラストシーンで「私たちの人生は、私たちが救った人たちの人生とどれほど違うだろうか。おそらく誰1人として人生を理解し、十分に生きたと感じることはないだろう。」という言葉を残しますが、50代前半の「ダロウェイ夫人」が、若くして人生を終わらせた青年について「どういうわけか、自分が彼に似ている気がする―自殺したその青年に。」と独白する部分は、ちょうど逆の視点から描かれたものだと感じました。

心理学者ジャネーの法則によると、体感時間は年齢に反比例して短くなるため、寿命が80年でも、30歳の時点で人生の8割は終わり、50歳になると9割方終わってしまうみたいです。

「私たちはなんて愚かなのだろう。誰ひとり知らないのだから。なぜ人がこれほどまでに人生を愛するのか、どれほど人生をながめ、つくりあげ、自分のまわりに築いては取り壊し、一瞬一瞬また新たに創造しなおしているのかを。実際どんなむさくるしい女だって、失意に沈んだみじめな男だって、人生を愛している。…自分がいつか必ず跡形もなく消え失せ、そのあとも全てが今までどおり続いていくとしても、別に腹を立てるようなことじゃない。死は全ての終わりには違いないが、にも関わらず何かの形で諸物の干満に揺られながら、ここそこに生き続けると信じられるなら、それはむしろ慰めになるのではないかしら。」
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い。そして全体的に暗い感じがするけど、嫌な暗い感じではない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意識の流れが最初とっつきにくいけれど、流れるような翻訳に魅了されて読み進むうちにすっぽりとはまった。「めぐりあう時間たち」の映画に出てきた作品ということで特に気に入っている。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月20日に日本でレビュー済み
"でもなんてへんな晩だろう!なぜかわたしはそのひとにとっても似てるような気がするんだものー自殺した若い男のひとに。"1925年発表の本書は、20世紀モダニズム文学の主要作家による裕福な50代の中年女性の一日。生、死、時を過去との記憶も織り交ぜて描いた『意識の流れ』の代表作。

個人的には主宰する読書会の課題図書として『灯台へ』に続く2冊目として手にとりました。

さて、そんな本書は『お花は自分で買いに行こう、と言った。』という有名な1行目から始まり、ダロウェイ夫人ことクラリッサ・ダロウェイが保守党政治家の夫人として6時から開く【手の込んだホームパーティを準備をしているたった1日の物語】を自身の過去の思い出を振り返ったり(直接は絡まず)並走して戦場で心の病を抱えた青年の自殺が『人間の思考を秩序立てたものではなく、絶え間ない流れとして描こうとする』"意識の流れ"によって描写は美しくも【突然、視点が別の人になったりする】複雑さの中で描かれているのですが。

まず全体に対して思ったのは、イギリス上流夫人としての人生を選択した自分を『常に正しい』と思いつつも、どこか疑っていて、また他者への配慮に欠けるダロウェイ夫人の生と"死ぬのはいやだ。人生はいい。太陽は熱い"と窓から飛び降りる青年、セプティマスの死の【対比は何を指しているのだろうか?】ということ。著者自身の人格の投影とか諸説はあるみたいですが。個人的には映画ミッドサマー『恋人は犠牲として捧げられ、女性はカルト教団コミュニティに受けいられる』を思いだして、少なくとも【著者自身にとっては絶対に必要だったのだろうな】と色々考えてしまいました。

また、登場人物の中では若き日のダロウェイ夫人の恋人、ピーター・ウォルシュ。ナイフ遊びの癖があり、恋とロマンを追い求め続け、自身は求職中にも関わらずインドで出会った人妻に恋している(でも本当はダロウェイ夫人に未練あり)が皮肉屋ではあるもチャーミング(笑)に描かれていて気にいりました。物語自体はある意味シンプル、悪く言えば単調な本書ですが、彼以外にも【登場人物それぞれはとても魅力的に描かれている】と思いました。

"意識の流れ"の代表作として、また物語自体の起承転結や起伏を楽しむというより、感じる文体が好きな方や人生の午後世代にもオススメ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年10月31日に日本でレビュー済み
(内容)英国保守党の政治家を夫に持つダロウェイ夫人を主人公にして、1923年6月13日という一日の出来事が、描かれてゆく。それが根幹を成し、それを彩るように、複数の登場人物それぞれの生きてきた道、回想、様々なエピソードなどが付け加えられる。特にその一日は、彼女の家でパーティが催されるので、その会に集う人たちのことが中心になる。 
(特徴的な小説技法)主人公がいるのだけれど、主人公に準ずる人たち、さらにそれに近い人たちが登場して、その人たちそれぞれが、心の中で思ったこと、実際に発言したことが記述される。しかも、一つの段落の中に複数の人たちの独白や発言が詰め込まれることもある。従って、時には、いったい誰が思ったことか、だれの発言かが分かりにくいところも生じる。私は、場面場面で主人公が移り変わるといったような印象を持ったりすることもあった。
(私の感想)以上のような書き方で、長編(文庫本350頁ほど)を書き切ったところがすごい。登場人物一人一人の表向きの発言とその時の心理が並んで書かれる場合も多いので、その場面の内容に関して深く理解できよう。しかしながら、そのような書き方に慣れる必要があり、私は十年ほど前に一度読んだはずだが、その時はまだ十分な内容理解に至っていなかった。が、その時、丹治愛訳『ダロウェイ夫人』(集英社文庫)と、原書を購入していたのは、今思えばラッキーだった。今回読んでみて、丹治訳は、堅実な訳のような気がしたし、また、翻訳で分かりにくい個所を、原書で確かめて、なるほどと思う箇所もあった。なお、公立図書館で、近藤いね子訳(みすず書房)と大澤實訳(三笠書房)を借りることができたので、何カ所かはその2冊にも目を通した。著者の丹治氏が文庫本の最後に詳しく述べているように、この小説には描出話法が多用されているので、英語の勉強にもなると思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年3月18日に日本でレビュー済み
第一次世界大戦の後に書かれた作品で、クラリッサとセプティマス、平和と戦争。この二つが交錯する作品です。焦点が当たる人物と時代が目まぐるしく変わり、展開についていくのは至難です。まずは一読し、ロンドンの雰囲気を観光気分で堪能。その後巻末の「モダン・ライブラリー版『ダロウェイ夫人』への自序 (1928)」、「訳者あとがき」を読み、詳細を理解してから再度味わう。これをお勧めします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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