「心理検死官」と言うのは警察から依頼され死亡事件の原因を探求する精神科医の事。本作は、その「心理検死官」であるヒロインの謎の事件解明の過程を追った物。だが、題名に欺かれた感がある。
題名からは知的スリルを中心にした作品という印象を受けたが、実際は安手のハードボルイド物と言った方が相応しい。当然、ヒロインが分析と推理によって心理的に犯人を追い詰める物と期待したが、実際には私立探偵よろしく事件そのものにドップリ浸かってしまう。警察官でもないのに自ら捜査するのはオカシイだろう。登場人物達はお約束通りに"へらず口"を叩くし、地の文には人工的かつ的外れな比喩が散りばめられている。読んでいてウンザリした。事件そのものにも謎が無いし、知的スリルどころか通常の意味でのスリル・サスペンスも感じられない。
精神科医であるヒロイン自身が過去のトラウマを背負っていると言う設定も型通りで新鮮味が無い。作者の狙いがサッパリ理解出来ない作品で正直ガッカリした。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥996¥996 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥996¥996 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥15¥15 税込
配送料 ¥248 6月6日-8日にお届け
発送元: ブックサプライ江坂DC 販売者: ブックサプライ江坂DC
¥15¥15 税込
配送料 ¥248 6月6日-8日にお届け
発送元: ブックサプライ江坂DC
販売者: ブックサプライ江坂DC
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
心理検死官ジョー・ベケット (集英社文庫) 文庫 – 2010/11/19
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥996","priceAmount":996.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"996","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"fBoJ%2BzLQdpHbTXz93Xk77jnpLM0k7iqlwG6I7E7TyZYYjn1LkLrE4wybQdAnUizNVu7MqFYmLdCDIZfi3x%2BFdoBraUubjCC%2Fwfv6I0%2BlIj9mnubJZeonhjlLQ%2FjbtBDMmAA2B0euHc0%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥15","priceAmount":15.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"15","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"fBoJ%2BzLQdpHbTXz93Xk77jnpLM0k7iqlfPCNG%2F1SpM8YZzJImahp9sCho9s3qec%2BtOpI04WRCpZlAWtb%2FkoE4HnUjhKDRpRC7kw75Y26oYbIXcH3aolCs1kOc%2BIU%2BeaDVwUyoO0SSaxlcnv85TeURbY%2F8sgiJ7xC20egYpcbuqce8Ram2njR%2BA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
死者の精神分析をするヒロイン登場!
エドガー賞受賞作家の長編ミステリー、シリーズ第1弾。死者の精神分析をして心理学的剖検の手法で死因を探る“心理検死官”のジョー・ベケット。相次ぐセレブの死に挑んだ彼女は、ある秘密クラブの存在に行き着く。
エドガー賞受賞作家の長編ミステリー、シリーズ第1弾。死者の精神分析をして心理学的剖検の手法で死因を探る“心理検死官”のジョー・ベケット。相次ぐセレブの死に挑んだ彼女は、ある秘密クラブの存在に行き着く。
- 本の長さ552ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2010/11/19
- ISBN-104087606155
- ISBN-13978-4087606157
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2010/11/19)
- 発売日 : 2010/11/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 552ページ
- ISBN-10 : 4087606155
- ISBN-13 : 978-4087606157
- Amazon 売れ筋ランキング: - 969,638位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,372位集英社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年12月17日に日本でレビュー済み
「チャイナ・レイク」「裏切りの峡谷」のエヴァン・シリーズではありません。
新しいヒロイン(精神科医)の登場です。
個人的には、エヴァン・シリーズより好きです。
エヴァン・シリーズの訳者あとがきにあるように、
エヴァンがうっとうしいくらい、熱い女性です。
しかも1人称…
その熱さがウザいです。
さて、ジョーの話。
敏腕女性検事が車で事故死し、その「事故」は自殺なのか、単なる「事故」なのか…
ジョーには夫がいるような、いないような…
小出し感がいいですね。
また、これまで、弁護士やFBI捜査官、刑事に検死官…などが事件を解決する作品がたくさんありますが、
「心理捜査官」というのが、面白かったです。
事件を紐解くときの視点がまったく異なります。
そして、途中、知り合いの弁護士と電話で話しますが、
その弁護士は、エヴァン・シリーズの、エヴァンの恋人・ジェシー。
今回のあとがきにありましたが、
このあといくつかジョーの話が続き、ついにはエヴァンと出会い、一緒に捜査するそうです。
レスキュー隊の方とは、…何かありそうですね。
新しいヒロイン(精神科医)の登場です。
個人的には、エヴァン・シリーズより好きです。
エヴァン・シリーズの訳者あとがきにあるように、
エヴァンがうっとうしいくらい、熱い女性です。
しかも1人称…
その熱さがウザいです。
さて、ジョーの話。
敏腕女性検事が車で事故死し、その「事故」は自殺なのか、単なる「事故」なのか…
ジョーには夫がいるような、いないような…
小出し感がいいですね。
また、これまで、弁護士やFBI捜査官、刑事に検死官…などが事件を解決する作品がたくさんありますが、
「心理捜査官」というのが、面白かったです。
事件を紐解くときの視点がまったく異なります。
そして、途中、知り合いの弁護士と電話で話しますが、
その弁護士は、エヴァン・シリーズの、エヴァンの恋人・ジェシー。
今回のあとがきにありましたが、
このあといくつかジョーの話が続き、ついにはエヴァンと出会い、一緒に捜査するそうです。
レスキュー隊の方とは、…何かありそうですね。
2011年9月12日に日本でレビュー済み
一気に読んでしまうスピード感があります
おもしろいです
最近のディーバーより全然いいと思います
いちゃもんになりますが、
海外作品に限りませんが、警察関係というか犯罪捜査関係者には
近親者に不幸があり、それをひきづっているという設定が多すぎませんか?
この作品に関して言えば、
状況を考えたら、救助に値しない少女を救う過程の描写に
とても感情移入はできません
一言でいえば、ヘリコプター飛ばすほうが間違いだろうということです
また仕方がないのかもしれませんが、
地震のどさくさにまぎれて犯人が逃亡するというのは、ちょっとどうなのかと
いかに地震が頻発するかの前振りはしっかりしていましたが・・・
この作者に限りませんが、偶然に頼りすぎる状況設定はやめてほしいなと本当に思います
一気に興冷めしてしまいますので
と、いちゃもんつけてしまいましたが
この人の他の本も買うつもりです
要するに、おもしろかったということですのであしからず
おもしろいです
最近のディーバーより全然いいと思います
いちゃもんになりますが、
海外作品に限りませんが、警察関係というか犯罪捜査関係者には
近親者に不幸があり、それをひきづっているという設定が多すぎませんか?
この作品に関して言えば、
状況を考えたら、救助に値しない少女を救う過程の描写に
とても感情移入はできません
一言でいえば、ヘリコプター飛ばすほうが間違いだろうということです
また仕方がないのかもしれませんが、
地震のどさくさにまぎれて犯人が逃亡するというのは、ちょっとどうなのかと
いかに地震が頻発するかの前振りはしっかりしていましたが・・・
この作者に限りませんが、偶然に頼りすぎる状況設定はやめてほしいなと本当に思います
一気に興冷めしてしまいますので
と、いちゃもんつけてしまいましたが
この人の他の本も買うつもりです
要するに、おもしろかったということですのであしからず