活字中毒者にはうれしい、毎月発売の3部作。
最初は、集英社から発売され、その後すぐに別の出版社から発売されました。
この「別の出版社」が最悪で、特に直近3部作の脱字の多さにげんなりしていました。
そして、民事再生により、長らく出版されず、残念だと思っていました。
以下、ややネタバレあります。
そんなこんなで、久々の登場です！
今回は、傭兵のジャック・キンケードがメインの物語です。
ま、ジャックは男性ということもあり、主役は相棒になるメガン。
ハムストリングを切断されるという、それだけでもぞっとするのですが、
しかも連続殺人となると…
ブレナン作品は、途中、電車の中では読めないくらい、
ハードな「ロマンチック」な部分があるのですが、今回は少な目（10ページくらい）でした。
サスペンス部分が効いている、いい作品です。
さて、途中、かわいそうな若いカップル（女性は妊娠中）が殺されます。
生まれてくる赤ちゃんのために、作りかけのニードルポイントをメガンが見つけます。
そこで、「トーマス・キンケード」という人が出てきます。
殺された男性がトーマス、ジャックはキンケード…え！？
と、思ったら、トーマス・キンケードという画家がいたんですね…知らなかった…
絵は、見たことがあるかもしれません。
この部分が異様に引っかかってしまい、検索して理解しました。
2作目、3作目、すごく楽しみです！！
訳者さんのあとがきに、
キンケード兄弟姉妹がざっくり説明されていたので、
久々の作品ですが、いろいろ思い出せてよかったと思います。
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