文学史上最も重要な小説だと僕は思います。
読み終わる頃には自分がアイルランド国民かと思いそうになるくらいに
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ユリシーズ 2 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ J 1-2) 文庫 – 2003/9/19
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図書館を出たブルームは、モリーのために猥本を探し、酒場でナショナリストと口論。浜辺で若い女の下着に欲情、モリーら女たちに思いを巡らす。読みやすい訳文、詳細な訳注で大作の全体像に迫る。
- 本の長さ738ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/9/19
- ISBN-104087610055
- ISBN-13978-4087610055
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/9/19)
- 発売日 : 2003/9/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 738ページ
- ISBN-10 : 4087610055
- ISBN-13 : 978-4087610055
- Amazon 売れ筋ランキング: - 129,739位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月17日に日本でレビュー済み
第二巻では、スティーヴンやブルームの独白と意識の流れの表現にすっかり慣れた。13 章「ナウシカア」の当時の女性向け大衆小説の文体で書かれたところがかえって読みづらくて、ブルームの独白に戻ってホッとした。
10 章「さまよう岩々」の 153 ページに「スティーヴンはベッドフォード通りを降りて行った。」という文があるが、「~通りを降りて行く」という表現は日本語にはないと思うので、おかしな翻訳だと思う。原文は "Steven went down bedford street." とかだろうが、ほかの部分の翻訳の品質にも疑問が湧いてしまうひどい間違いだと思う。訳注に書かれているような知識の蘊蓄はすごいんだけど。
10 章「さまよう岩々」の 153 ページに「スティーヴンはベッドフォード通りを降りて行った。」という文があるが、「~通りを降りて行く」という表現は日本語にはないと思うので、おかしな翻訳だと思う。原文は "Steven went down bedford street." とかだろうが、ほかの部分の翻訳の品質にも疑問が湧いてしまうひどい間違いだと思う。訳注に書かれているような知識の蘊蓄はすごいんだけど。
2013年9月25日に日本でレビュー済み
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通勤途上に斜め読み。たて読みしても多分同じでしょう。残念ながら暇つぶしには最高な読み物でしょうか?
2019年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の高校時代の恩師(『蘇州物語』の著者である。)が本書が一部の識者に高く評価されたものであることに言及されたのをきっかけに文庫本4冊を一括購入・読破した。
本書は、著名なギリシャ神話『オデュッセイア』に倣って記述、そして、「意識の流れ」という手法を用いているので、正直、取っ付き憎かった。2巻の後半からペースが上がった。私のように、素養の無い者は、読み始める前に、多少覚悟がいるが、良書である。
余談ですが、人の意識について考えさせられました。よく考えてみると他人が、例え、愛する妻であれ、どのような意識を経験しているのかを知ることは難しい。私たちは、他人が表現した言葉を通してしかこれを知ることが出来ない。他人の発する言葉は、他人の「意識」そのものではない。
(1巻、3巻、4巻のレビューも同じ内容です。)
本書は、著名なギリシャ神話『オデュッセイア』に倣って記述、そして、「意識の流れ」という手法を用いているので、正直、取っ付き憎かった。2巻の後半からペースが上がった。私のように、素養の無い者は、読み始める前に、多少覚悟がいるが、良書である。
余談ですが、人の意識について考えさせられました。よく考えてみると他人が、例え、愛する妻であれ、どのような意識を経験しているのかを知ることは難しい。私たちは、他人が表現した言葉を通してしかこれを知ることが出来ない。他人の発する言葉は、他人の「意識」そのものではない。
(1巻、3巻、4巻のレビューも同じ内容です。)
2012年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私事で恐縮ですが旧アカウントで悪口レビュー書きました。どんなつもりで書いたか覚えてません。 様々な文学作品の知識や記述のミックス小説で、飽きさせません。まさしく贅沢な読書。素晴らしいです。 まだこの文庫の4巻は読んでいませんがこの3巻は2つの挿話から出来ています。とても面白い。 1、2巻も文庫で持っていて、ハードカバーのときに読んだのを思いだしました。まだ永川先生が生きていらした時代。 フィネガンズ・ウェイクが自分はまるで駄目ですがこれはいいです。とにかく素晴らしい。
2014年4月10日に日本でレビュー済み
相変わらず、というかますます読むのが苦行。ブルームが酒場でからまれたり、海岸で足の悪い娘に下着をチラリと見せられたり、ととりとめもない。小説(ストーリー)だと思って読まない方がいいのかもしれない。音楽でいえば、メロディを聴かされるというよりは、演奏技術を見せつけられている感じもする。