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雨宮処凛の闘争ダイアリー 単行本 – 2008/5/2

3.5 5つ星のうち3.5 9個の評価

“1億総下流時代"がついに到来! 闘うぞ!
ワーキングプアの生存権を求め、若者たちと反撃を開始した雨宮処凛。その激動の1年を記録する。ロリータを戦闘服に、格差社会の問題を常に現場リポート。連帯と行動の大切さを痛感させられる傑作!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2008/5/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/5/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087712192
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087712193
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 9個の評価

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雨宮 処凛
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年5月18日に日本でレビュー済み
本書は、近年反貧困を掲げ活動している著者雨宮処凛氏の一年間の活動日記だ。

著者は、言論での活動もさることながら、とにかく行動的だ。
ネットカフェ難民、ワーキングプア、格差社会、偽装請負、
派遣労働、生活保護拒否などの問題に、次々と体当たりで挑んでいく。

反貧困を掲げ各地でデモ行進を行い、講演会を開く。
派遣会社の本社近くで集会を開き、抗議活動を行う。
派遣会社相手の裁判。等々、彼女の活動範囲は広くかつ、深い。
政党の党首との共著、テレビ出演など並みの活動家の範疇からは突出している。

その活動は、派遣会社から数十億円の返金を引き出し、
事業停止へ追い込んでいくなど、快進撃だ。
しかし、なぜか肩肘張らず、使命感に燃えつつも自然体で活動している様子が、
本書からは伝わってくる。

歴史を見ると、大きな時代の変わり目には、その時代を生きる多くの人々の
「生きずらさへの反発」というエネルギーがある。
多くの人が「生きづらい」と感じたときに時代は変わっていく。

封建制から近代の転換となった数々のヨーロッパでの革命。
日本の明治維新も然り。
最近では、ベルリンの壁崩壊に象徴される、東欧諸国の自由化がある。
皆、多くの人が感じた「生きずらい」という不満への反動だ。

本書を読んでいると、まさに今、この時代は、革命前夜なのかもしれないと思った。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
I like this book comparatively.
I want to recommend this book to other people.
2011年7月29日に日本でレビュー済み
はっきり言って衝撃でした! 
まさか自分の国でこんな酷い事が長年起こっていたなんて!
信じがたいし、信じたくないけれど悲しい事に
「日本人はみんな金持ち」という時代はとっくに終わっているのです。

「生きづらさを感じている若者の一人」としては
私自身プレカリアートと共通するものはあります。
が、幸い生まれてから現在に至るまで経済的な苦労というのは
したことがありませんでした。
其れ故、本書に書かれている事実を知らなかったのです。恥ずかしいことに。

知らないという事はつまり、知ろうとする機会が無いという事。
そうすると貧困層を虐げている悪い人々を野放しにする状況が長引き
更にさらに悪循環になるということ。
そこに「待った!!!」をかけたのが我らが雨宮処凛姐さん!
彼女の出現により多くの人々が救われたのではないでしょうか?

この本を読んで「知らないという事は恐ろしい事」だと実感しました。
世の中をより良くするためにはまず現状を知り、いけない事にはいけないと
声を出していかなければならないのですよね。

高学歴のエリートも、定職に就いている人も、専業主婦もどんな人もとにかく読んで下さい!
「自分には関係ない」とか「私だけは大丈夫」という考えはとても危険です。
貧困って、今の日本ではいつ誰の身に降り懸かってもおかしくないんですよ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月29日に日本でレビュー済み
この本を読むまで「反貧困」としてデモをやっている人達が居るのを全く知らなかった。
東京だけでなく、自分が住む京都市内でも何らかのイベントが行われていたのもこの本で初めて知った。
雨宮氏の闘争日記は、この運動が世の中を動かす大きなものだと信じてるのを感じるだけに、
自己の環境を思うと日本社会がもう病んでいるだと思わずにはいられなかった。
自らを「奴隷」と感じている層が生まれていることへの実感の無さ、
生きられないから生きさせろと行動している人達が非日常に思える自分の環境。
正直この本の中で戦っている人達への実感が私には湧かない。
この本で非日常に感じたこの問題を、風化して忘れそうなのは私だけだろうか?
本当に若者がホームレス化して町中で沢山目にする事にならないと、深刻に受け止めることが出来ないほど実感が湧かない非日常の問題だからだ。
そんな自分をこの本は、この問題を現実として見つめろと訴えてくる。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月12日に日本でレビュー済み
著者は最近はやりの貧困評論家で、メイド服姿でTV討論番組でも見かけたこともある。恐らくすっぴんでは誰だかわからないであろう容姿の人といえばわかるだろうか。

本書の内容は、筆者が2007.3から2008.2にかけての1年間に貧困問題で活動した、TV番組や著書の話、デモの話、貧困問題にかかわる人物との交流の話といったことである。主張は徹底していて、貧困は本人の自己責任ではなく社会や企業が100%悪い・貧困問題に対してデモで声を上げて騒ぎまくることが少しでも良い方向へ進む、といったメッセージである。

まあ、共感する人もいくばくかはいるとは思う。ただ、こういった頭の悪そうな人の頭の悪そうな発言を真に受けて、読んだ人の頭の中に頭の悪そうな意見として残ってしまうことが、とても残念な気がする。湯浅誠の「反貧困」や堤未果の「ルポ 貧困大国アメリカ」は、確かに名作であるし、主張も調査やデータに裏付けされた説得力のある本である。これらに比べるまでもないが、もう少しまともなことが言えないのだろうか。面白ければいいのだろうか、本当によくわかんない本である。

「貧困問題ってよくわかんないけど今の貧乏はいやだ、どうすればいいのかわかんないけどなんとかしてくれ」ってな人にはお薦めでしょうかね。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月21日に日本でレビュー済み
元右翼のゴスロリ?そして労働問題の運動家?去年位からマスコミに登場したフリフル姿の女性の格好と主張のミスマッチに驚きながら、彼女の言う理路整然とした話しっぷりや勉強量に脱帽した。

彼女はここにいたるまでに様々な辛苦をなめている。北海道時代のほぼ家出、アイドルの追っかけから、右翼活動、そして今は非正規雇用者の権利のため戦っている。

「非正規雇用者の現状」などと論じる、一方自社や下請け会社で多くの非正規雇用者を使い捨て、もしくは劣悪な条件で働かさせているという大手マスコミの高収入エリートとは全く違う。

彼女は劣悪な条件で働くしかない人々の生の声を聞き、我々に伝えている。

フリーターやネットカフェ難民に対し「甘えている」「いい加減な奴」と思っている人が多いだろう。私も肯定的には思っていなかった。

しかし就職氷河期の中、それしか選択肢がなかった人たちのこと、再チャレンジしたくてもその糧すらない人々の現状を思い知らされた。

国が「若者の再チャレンジ」で巨額の予算を投じているのが、全く彼らのために役立っていないという事もこの本でわかった。

戦うロリータ戦士、彼女の言葉に100%共感したわけではないし、それほど酷い状況の非正規雇用の若者ばかりだとは思わない。

しかし彼女の言う、「魚を与えるより魚釣りを教えろ」とそのための無駄な施設や団体をつくる前に、飢え死にしそうな若者に魚を食べさせるのが先決だという事、それは感じた。そして何より、働くことに喜びそして希望を見出せる社会の実現のためにもっと彼女には頑張ってほしい。

この中で彼女が紹介している本や、紹介している人たちについてももっと知りたくなった。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月2日に日本でレビュー済み
BIG ISSUEその他でこの人の名前はよく耳にしていたが、著作は初めて読んだ。
これがもう面白いのなんのって、「勝ち組」「上流階級」「政治家」
そんな連中の目の前で中指おっ立てて笑いながら踊り狂うような、そんな本なのだ。

「自己責任」とやらを盾に貧乏人から絞るだけ絞って、生活保護は出し惜しみしまくる国、日本。
その正体を色々な人と手を取り合って暴きまくり、叫びまくり、しかもそれを楽しんでいる。
こんな人は今までいなかっただろうし、これからも現れないかもしれない。
著者にはこれからも貧乏人の先頭を切って、中指おっ立ててけたたましく笑ってもらいたい。

そう、こちとら、生活保護すらまともに支給しない国に捧げる命なんて持っちゃいないのだ。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月17日に日本でレビュー済み
政権交代は実現したが、格差社会・貧困・雇用の是正や、教育の機会均等化(高等教育の無償化等々)の徹底。子供や高齢者の医療費無料化等々の難問題が未解決の中、多くの皆さんにぜひとも読んでもらいたい。
著者の雨宮さんをはじめとする、戦いを続けて来た人々の偉大なる活躍を知れ!そして、格差社会の犠牲になった人々の悲しき現実を理解せよ!
本書から聞こえて来る「生きさせろ!」という悲痛な叫びは、我々の身近に迫り来る脅威だ!今こそ、皆で声を上げて、この悲しき現実の元凶である、新自由主義の脅威と戦え!
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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