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¥2,707¥2,707 税込
発送元: Amazon 販売者: BOOK OF LIFE
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南極(人) 単行本 – 2008/12/15
京極 夏彦
(著)
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最底辺のカス作家・南極夏彦とは?
1冊で2冊分。『どすこい』に続く新たなる挑戦! 赤塚不二夫、秋本治、しりあがり寿、古屋兎丸による豪華イラスト入り。昭和の戯作者・京極夏彦による全篇絵入り滑稽本。ドタバタギャグ小説。
1冊で2冊分。『どすこい』に続く新たなる挑戦! 赤塚不二夫、秋本治、しりあがり寿、古屋兎丸による豪華イラスト入り。昭和の戯作者・京極夏彦による全篇絵入り滑稽本。ドタバタギャグ小説。
- 本の長さ500ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/12/15
- ISBN-104087712745
- ISBN-13978-4087712742
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商品の説明
著者について
1963年北海道小樽市生まれ。94年『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。 96年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞(長編部門)、97年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞受賞。 2003年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で第130回直木賞受賞。
登録情報
- 出版社 : 集英社; 四六判 ハード版 (2008/12/15)
- 発売日 : 2008/12/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 500ページ
- ISBN-10 : 4087712745
- ISBN-13 : 978-4087712742
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,131,611位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,996位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年生まれ。北海道小樽市出身。
日本推理作家協会 監事。世界妖怪協会・お化け友の会 代表代行。
1994年「姑獲鳥の夏」で衝撃的なデビューを飾る。1996年「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門、1997年「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞、2003年「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞、2004年「後巷説百物語」で第130回直木賞を受賞。2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。2016年 遠野文化賞受賞。2019年 埼玉文化賞受賞。2022年 「遠巷説百物語」で第56回吉川英治文学賞受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月30日に日本でレビュー済み
書籍品質は大変美しく、価格も廉価にて、十二分に満足をいたしております。装幀の何が何だかわからぬ絵と文字に圧倒され、つい買ってしまいました。目次を観ますと目が眩む、クラクラピカピカ。パラパラっと頁を繰りますと、なかなか真面目なギャグ王道、一直線なのかな、と想ったり。その勢いで、「どすこい」三部作、ご購入などにならぬ様に、祈るのみ。祈りは通ぜず、無理な抵抗かな。大切な書籍を、ありがとうございました。最後にポツンと一言、私は何が言いたいのかな。
2008年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「どすこい(仮)」の続編というか、並列的な作品。
肩の力を抜いて読み進むことができます。
京極先生はこんな一面もあるのだと楽しめる作品です。
「どすこい(仮)」では、生暖かいような恐怖感があったのですが、
今回はとことんギャグにこだわった感があります。
内容の個人的好みで、星一つマイナスです。
しかしながら、今回引用した作品の中でも特に平山夢明氏の「独白するユニバーサル横メルカトル」を基にした、
タイトルと表紙の絵のオマージュ(パロディ?)は最高です。
その他のチョイスもニヤッとしてしまいます。
このタイプの路線はぜひ続けて欲しい!
京極夏彦は作品の二面性という点において、現代の遠藤周作となると思われます。
肩の力を抜いて読み進むことができます。
京極先生はこんな一面もあるのだと楽しめる作品です。
「どすこい(仮)」では、生暖かいような恐怖感があったのですが、
今回はとことんギャグにこだわった感があります。
内容の個人的好みで、星一つマイナスです。
しかしながら、今回引用した作品の中でも特に平山夢明氏の「独白するユニバーサル横メルカトル」を基にした、
タイトルと表紙の絵のオマージュ(パロディ?)は最高です。
その他のチョイスもニヤッとしてしまいます。
このタイプの路線はぜひ続けて欲しい!
京極夏彦は作品の二面性という点において、現代の遠藤周作となると思われます。
2011年1月13日に日本でレビュー済み
ギャグ小説らしいです。で、パロディ小説でもあるのでしょうか?一話ごとに他作品の紹介があるので。
評価はタイトルの通りです。 ギャグ小説が何を指すのか知りませんが、私が文章で笑えると思ったのはナンシー関、ゲッツ板谷、喜国雅彦、森見登美彦辺りです。つまり畳み掛ける様に文章を重ねて、何食わぬ顔でギャグを挟み込む文体や作風が好きなんですね。
この作品はそれとは違います。京極氏の作品だけあってタメが長い。得意の「―――」使っちゃ駄目だあ、改行やりすぎちゃ駄目だ、間を空けちゃ駄目だあ。
手数が少なすぎる、もっとギャグを繰り出してきてくれ、ボケに2行もかけちゃいかん。
読んでて思ったのは 「ドリフだ」って事です。ハリセンで人の頭ぱかーん、口から牛乳だらーん、天井から水がばっしゃあああ。 あのノリを思い出しました…。
…この本で1番笑ったのが、こち亀パロディに出てくるゲストキャラの 「友人は死にました」発言。 ゆ、友人ってあの人?し、死んじゃったわけ?
人の死を笑うとはとても不謹慎です。でも笑ってしまった…。
あとバカボンのパロディ作品のキャラクターの独白。あのキャラが真面目に自らや世界を黙考している。 こういうのを私は「面白い」と思うんだけどなあ…。
ああしかし値段高。 昨日感動しながら読み終えた「燔祭の丘」より三百円も高。書体や文字組みは凝ってるけどさ。
評価はタイトルの通りです。 ギャグ小説が何を指すのか知りませんが、私が文章で笑えると思ったのはナンシー関、ゲッツ板谷、喜国雅彦、森見登美彦辺りです。つまり畳み掛ける様に文章を重ねて、何食わぬ顔でギャグを挟み込む文体や作風が好きなんですね。
この作品はそれとは違います。京極氏の作品だけあってタメが長い。得意の「―――」使っちゃ駄目だあ、改行やりすぎちゃ駄目だ、間を空けちゃ駄目だあ。
手数が少なすぎる、もっとギャグを繰り出してきてくれ、ボケに2行もかけちゃいかん。
読んでて思ったのは 「ドリフだ」って事です。ハリセンで人の頭ぱかーん、口から牛乳だらーん、天井から水がばっしゃあああ。 あのノリを思い出しました…。
…この本で1番笑ったのが、こち亀パロディに出てくるゲストキャラの 「友人は死にました」発言。 ゆ、友人ってあの人?し、死んじゃったわけ?
人の死を笑うとはとても不謹慎です。でも笑ってしまった…。
あとバカボンのパロディ作品のキャラクターの独白。あのキャラが真面目に自らや世界を黙考している。 こういうのを私は「面白い」と思うんだけどなあ…。
ああしかし値段高。 昨日感動しながら読み終えた「燔祭の丘」より三百円も高。書体や文字組みは凝ってるけどさ。
2009年5月28日に日本でレビュー済み
京極夏彦の作品はうぶめの夏から全てになる目を通してきました。
自分は大好きな作家さんです。
ですが…生まれて初めて最後まで読めない本がこの本でした。
この本が好きな方には申し訳ないけど、こち亀ぐらいですね。面白いと思ったのは。
まー、毎回同じ展開
ただイライラする長いだけの文章…
凄い面白い物書ける人だけにこれはないなぁって感じです。
他の作品は好きなんですけどね。
これはおすすめしません
自分は大好きな作家さんです。
ですが…生まれて初めて最後まで読めない本がこの本でした。
この本が好きな方には申し訳ないけど、こち亀ぐらいですね。面白いと思ったのは。
まー、毎回同じ展開
ただイライラする長いだけの文章…
凄い面白い物書ける人だけにこれはないなぁって感じです。
他の作品は好きなんですけどね。
これはおすすめしません
2009年10月27日に日本でレビュー済み
かなり尖った小説ではないでしょうか。
全8編の連作短編集で、フォント、段組み、フォーマット、紙の質まで微妙に違う。
極めつけはひも状のしおりが計四つも付いている。
原価は相当高そう……
なんて読者がそこまで考えなくても良いでしょうってことで。
そんな本の作りだけ取っても『ギャグ小説』が成り立つのではと思いますが、
こち亀やバカボンとのコラボ作品あり、有名作家の名前をちょいと変形させたり、
知っている人には思わず笑いがこみあげてきます。
特にこち亀はキャラを熟知しているだけに、小説ではどうなるか期待して読んでました。
小説の真髄であったり、リアリティーがないから漫画的という表現はおかしいなんて議論も展開してくるので、ギャグの中にも勉強になるくだりもあります。
全8編の連作短編集で、フォント、段組み、フォーマット、紙の質まで微妙に違う。
極めつけはひも状のしおりが計四つも付いている。
原価は相当高そう……
なんて読者がそこまで考えなくても良いでしょうってことで。
そんな本の作りだけ取っても『ギャグ小説』が成り立つのではと思いますが、
こち亀やバカボンとのコラボ作品あり、有名作家の名前をちょいと変形させたり、
知っている人には思わず笑いがこみあげてきます。
特にこち亀はキャラを熟知しているだけに、小説ではどうなるか期待して読んでました。
小説の真髄であったり、リアリティーがないから漫画的という表現はおかしいなんて議論も展開してくるので、ギャグの中にも勉強になるくだりもあります。