北村薫さんの本を久しぶりに読んだのですが、「何だこりゃ?」という内容の短編集でした。
正直よくわからずに、挫折してしまいました…。
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元気でいてよ、R2-D2。 単行本 – 2009/8/26
北村 薫
(著)
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直木賞作家の受賞後第一作!
《取り返しがつかない》という、時の中を生きる人間にとっての切ない思いを描いた表題作ほか、忘れられない苦い記憶、ふと見てしまった笑顔の裏側など、人生にふと射す影を描いた短編集。
《取り返しがつかない》という、時の中を生きる人間にとっての切ない思いを描いた表題作ほか、忘れられない苦い記憶、ふと見てしまった笑顔の裏側など、人生にふと射す影を描いた短編集。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/8/26
- ISBN-104087713156
- ISBN-13978-4087713152
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商品の説明
著者について
<著者略歴>北村薫(キタムラカオル>
1949年埼玉県生まれ。89年「空飛ぶ馬」で覆面作家としてデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。“日常の謎”を描いた作品にファンが多い。一般文学(古典・短歌・詩)にも造詣が深く、文学エッセイやアンソロジーも多く刊行している。今回の短編集も含め、近年はミステリの枠に留まらない作品も発表している。鷺と雪』で第141回(2009年上半期)『直木賞受賞
1949年埼玉県生まれ。89年「空飛ぶ馬」で覆面作家としてデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。“日常の謎”を描いた作品にファンが多い。一般文学(古典・短歌・詩)にも造詣が深く、文学エッセイやアンソロジーも多く刊行している。今回の短編集も含め、近年はミステリの枠に留まらない作品も発表している。鷺と雪』で第141回(2009年上半期)『直木賞受賞
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/8/26)
- 発売日 : 2009/8/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4087713156
- ISBN-13 : 978-4087713152
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,867,818位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 440,507位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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北村 薫
1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、’89(平成元)年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。’91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。作品に『ニッポン硬貨の謎』(2006年本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(’09年直木賞受賞)など:本データは『1950年のバックトス (ISBN-13:978-4101373324 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年1月19日に日本でレビュー済み
直木賞受賞後第一作
8本の短編が収録収録されています
とりあえず、読んだ作品を・・・
「マスカット・グリーン」
穏やかな雰囲気の休日の昼下がり
食卓にはマスカット
ブランチを楽しむ夫と交した何気ない会話
マスカットと夫の不倫
この二つの事項の間にある空白を埋める手際は、
さすがミステリ作家と唸ってしまった
「腹中の恐怖」
今回の短編集には
わざわざ、まえがきが添えられていた
それは妊娠中の女性を気遣ってのもので、
本作を読まないようにとのことだった
自分勝手な生まれ変わりの妄想を抱いた親子
その親子が綴った手紙という形式が取られていた
実害は無いが
こんな妄想を押し付けられた側は堪ったものではない
「微塵隠れのあっこちゃん」
仕事上のトラブルを契機に、
過去の思い出が蘇る
ジブリ映画「おもいでぽろぽろ」を
思い出してしまった
「おもいでぽろぽろ」は
旅という非日常を契機に自己を見つめ直す
比較的明るい話だった
本作は過去を振り返る契機となった元がトラブルなので、
あまり明るい話にはならなかった
しかし、ノスタルジーを喚起させる
不思議な味わいはあった
「三つ、惚れられて」
仕事をしていたら、こんな厭なこともあるよな
とても共感してしまった
「よいしょ、よいしょ」
ちょっと気取った主婦が体験した
偶然の度重なりを描く
バブル期を体験したら、こうなるのかなと
納得させられる秀逸なキャラだった
「元気でいてよ、R2−D2。」
自分が落ち込んでいる時には
無機物や植物に気持ちを
仮託してしまうことってありますよね
「さりさりさり」
正当な権利でも、
なんでもかんでも請求すべきでは無い
分はわきまえるべきである
「ざくろ」
小学六年生がみている走馬灯なのか
それとも、年を取り頭が漠然としているのか
どちらにしても、救いが無い
8本の短編が収録収録されています
とりあえず、読んだ作品を・・・
「マスカット・グリーン」
穏やかな雰囲気の休日の昼下がり
食卓にはマスカット
ブランチを楽しむ夫と交した何気ない会話
マスカットと夫の不倫
この二つの事項の間にある空白を埋める手際は、
さすがミステリ作家と唸ってしまった
「腹中の恐怖」
今回の短編集には
わざわざ、まえがきが添えられていた
それは妊娠中の女性を気遣ってのもので、
本作を読まないようにとのことだった
自分勝手な生まれ変わりの妄想を抱いた親子
その親子が綴った手紙という形式が取られていた
実害は無いが
こんな妄想を押し付けられた側は堪ったものではない
「微塵隠れのあっこちゃん」
仕事上のトラブルを契機に、
過去の思い出が蘇る
ジブリ映画「おもいでぽろぽろ」を
思い出してしまった
「おもいでぽろぽろ」は
旅という非日常を契機に自己を見つめ直す
比較的明るい話だった
本作は過去を振り返る契機となった元がトラブルなので、
あまり明るい話にはならなかった
しかし、ノスタルジーを喚起させる
不思議な味わいはあった
「三つ、惚れられて」
仕事をしていたら、こんな厭なこともあるよな
とても共感してしまった
「よいしょ、よいしょ」
ちょっと気取った主婦が体験した
偶然の度重なりを描く
バブル期を体験したら、こうなるのかなと
納得させられる秀逸なキャラだった
「元気でいてよ、R2−D2。」
自分が落ち込んでいる時には
無機物や植物に気持ちを
仮託してしまうことってありますよね
「さりさりさり」
正当な権利でも、
なんでもかんでも請求すべきでは無い
分はわきまえるべきである
「ざくろ」
小学六年生がみている走馬灯なのか
それとも、年を取り頭が漠然としているのか
どちらにしても、救いが無い
2019年8月31日に日本でレビュー済み
うすら寒いとかぞっとする。迄は行かない少々半端な印象
不消化感?
水準は超えてるが、今イチ感だった
不消化感?
水準は超えてるが、今イチ感だった
2019年3月26日に日本でレビュー済み
『マスカット・グリーン』浮気の動かぬ証拠。『腹中の恐怖』怖すぎる我が子の前世。『微塵隠れのあっこちゃん』彼女は現代の忍者(くの一)なのか?『三つ、惚れられ』表の顔と裏の顔。『よいしょ、よいしょ』最悪な奴との再会。『元気でいてよ、R2-D2』そんなつもりじゃなかったのに。『さりさりさり』蛇が暗示する姉夫婦の微妙な関係性。『ざくろ』悲しい結末。明日は我が身と御用心。『スイッチ』育児に追われるしのぶさんの復活が喜ばしい。
2016年8月29日に日本でレビュー済み
短編小説を9作集めた短編小説集。
表紙やタイトルから、私は長編の心温まる小説か何かかと思っていたが、内容は真逆であった…。
ひとつの作品はかなり短く、時間が無い時でも読むことが出来る。
内容は様々だが、結末は少し変わっている。まえがきにも「陰のある短編集」とあるように、うわぁと思えるような小説をコンセプトに描いたようである。
読んでみると、まぁ確かにぞっとするようなうわぁとなるような作品は確かにある。
ただ、そういった作品は少数で、ほとんどはふぅん…。といった内容のものばかり。
ただの短編小説集として読むのであれば、まぁ面白いのだろう。
ただ、まえがきにそんなことが書かれていると、こちらもそういった頭に切り替えて読んでしまう。言い換えればハードルを上げてしまう。
その目線で見ると、著者が思っているよりはちょっとクオリティが低いのではないだろうか。
星新一のショートショートと思って読んでもパンチが薄い気もする…。
もうすこしコンセプトを絞って、内容に深みがあっても良かったのではないだろうか…。
表紙やタイトルから、私は長編の心温まる小説か何かかと思っていたが、内容は真逆であった…。
ひとつの作品はかなり短く、時間が無い時でも読むことが出来る。
内容は様々だが、結末は少し変わっている。まえがきにも「陰のある短編集」とあるように、うわぁと思えるような小説をコンセプトに描いたようである。
読んでみると、まぁ確かにぞっとするようなうわぁとなるような作品は確かにある。
ただ、そういった作品は少数で、ほとんどはふぅん…。といった内容のものばかり。
ただの短編小説集として読むのであれば、まぁ面白いのだろう。
ただ、まえがきにそんなことが書かれていると、こちらもそういった頭に切り替えて読んでしまう。言い換えればハードルを上げてしまう。
その目線で見ると、著者が思っているよりはちょっとクオリティが低いのではないだろうか。
星新一のショートショートと思って読んでもパンチが薄い気もする…。
もうすこしコンセプトを絞って、内容に深みがあっても良かったのではないだろうか…。
2009年9月26日に日本でレビュー済み
今年直木賞を受賞した北村薫が、2007年から2009年にかけて雑誌媒体に発表した8編を収めた一冊です。
北村薫が「私と円紫さん」や「ベッキーさん」のシリーズで扱ってきたような日常に潜む些細な謎をもとに紡いだ物語でありながら、怪異譚といった性格を強く持つお話がそろっています。
しかし必ずしも多くの読者に好意的に受け止められる物語ばかりではないような気がしました。
表題作の「元気でいてよ、R2-D2。」にはさほど感心しませんでした。
「腹中の恐怖」は確かに怖気(おぞけ)を震(ふる)って立ちすくんでしまうような展開を見せる物語ではありますが、北村薫の長年のファンを自認する私には、彼の紡ぐ物語というものに対してある一定の期待値を持っていて、そこからは遥かに遠い不気味さが残る、後味の悪さが気になりました。
「さりさり」と「よいしょ、よいしょ」にも特に思うところがありませんでした。
一方「マスカット・グリーン」には、人生の路傍に思わぬ形で置かれた密やかな闇を見せられた気がして、実に北村薫らしい一品だなと唸らされました。この物語の闇は誰しもが気づくわけではないものですが、主人公の涼子はふとしたきっかけで気づいてしまいます。闇の持つ妖しさのみならず、気づいてしまうことの痛みにも思いが至ります。
私がもっとも気に入ったのは「微塵隠れのあっこちゃん」。
人生を歩む上で誰もが等し並みにそれぞれ積み上げていく記憶のかけら。あつ子があの日、明るい障子の向こうに見た日常がひときわ大きなかけらとなって彼女の人生を、時に重く圧(お)し、また時に懐かしい温もりをもって包みこむ。
同様に私にも「きっと、人生の終わり近くになっても、まだ鮮やかに思い出す」その時があるはずだ。
主人公と読者である私が重なる一瞬をそこに見出すことが出来る一編として読むことができ、私は今とても嬉しく感じています。
北村薫が「私と円紫さん」や「ベッキーさん」のシリーズで扱ってきたような日常に潜む些細な謎をもとに紡いだ物語でありながら、怪異譚といった性格を強く持つお話がそろっています。
しかし必ずしも多くの読者に好意的に受け止められる物語ばかりではないような気がしました。
表題作の「元気でいてよ、R2-D2。」にはさほど感心しませんでした。
「腹中の恐怖」は確かに怖気(おぞけ)を震(ふる)って立ちすくんでしまうような展開を見せる物語ではありますが、北村薫の長年のファンを自認する私には、彼の紡ぐ物語というものに対してある一定の期待値を持っていて、そこからは遥かに遠い不気味さが残る、後味の悪さが気になりました。
「さりさり」と「よいしょ、よいしょ」にも特に思うところがありませんでした。
一方「マスカット・グリーン」には、人生の路傍に思わぬ形で置かれた密やかな闇を見せられた気がして、実に北村薫らしい一品だなと唸らされました。この物語の闇は誰しもが気づくわけではないものですが、主人公の涼子はふとしたきっかけで気づいてしまいます。闇の持つ妖しさのみならず、気づいてしまうことの痛みにも思いが至ります。
私がもっとも気に入ったのは「微塵隠れのあっこちゃん」。
人生を歩む上で誰もが等し並みにそれぞれ積み上げていく記憶のかけら。あつ子があの日、明るい障子の向こうに見た日常がひときわ大きなかけらとなって彼女の人生を、時に重く圧(お)し、また時に懐かしい温もりをもって包みこむ。
同様に私にも「きっと、人生の終わり近くになっても、まだ鮮やかに思い出す」その時があるはずだ。
主人公と読者である私が重なる一瞬をそこに見出すことが出来る一編として読むことができ、私は今とても嬉しく感じています。
2015年12月14日に日本でレビュー済み
2009年に出た単行本の文庫化。
8本の短編が収められている。おおむね2007-2009年に雑誌発表されたものだが、1本だけ1997年のが混ざっている。
暗いタッチのばかり集めたのだという。たしかに、ホラー小説のようにぞっとしたり、会社の人間関係の嫌な部分が描かれていたり、夫婦のすれ違いを扱っていたり、忘れたい記憶との遭遇がテーマになっていたり。
とはいえ、ひねりがあってストンと落ちる作品ばかり。短編作家としての腕の冴えを堪能させられた。
8本の短編が収められている。おおむね2007-2009年に雑誌発表されたものだが、1本だけ1997年のが混ざっている。
暗いタッチのばかり集めたのだという。たしかに、ホラー小説のようにぞっとしたり、会社の人間関係の嫌な部分が描かれていたり、夫婦のすれ違いを扱っていたり、忘れたい記憶との遭遇がテーマになっていたり。
とはいえ、ひねりがあってストンと落ちる作品ばかり。短編作家としての腕の冴えを堪能させられた。