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WILL 単行本 – 2009/10/5
本多 孝好
(著)
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購入オプションとあわせ買い
名作『MOMENT』から7年。待望の姉妹編。
29歳の森野は、11年前に亡くなった両親の跡を継ぎ、寂れた商店街の片隅で葬儀屋を営んでいる。そんな彼女のもとに、仕事で関わった「死者」を媒介にした、数々の不思議な話が持ち込まれてくる…。
29歳の森野は、11年前に亡くなった両親の跡を継ぎ、寂れた商店街の片隅で葬儀屋を営んでいる。そんな彼女のもとに、仕事で関わった「死者」を媒介にした、数々の不思議な話が持ち込まれてくる…。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/10/5
- ISBN-104087713229
- ISBN-13978-4087713220
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商品の説明
著者について
1971年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。94年、「眠りの海」にて第16回小説推理新人賞受賞。99年、受賞作を収録した短篇集『MISSING』で単行本デビュー。「このミステリーがすごい!2000年度版」でトップ10入りするなど、高い評価を得る。著書に『MOMENT』『ALONE TOGETHER』『FINE DAYS』『真夜中の五分前〈side-A)〈side-B)』
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/10/5)
- 発売日 : 2009/10/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 4087713229
- ISBN-13 : 978-4087713220
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,279,621位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 320,955位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。94年、「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞し、作家デビューする(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 正義のミカタ (ISBN-13: 978-4087465761 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の状態も良く作品の内容も満足しました。書店では見つけられなかったので、ネット注文したのですが、すぐに対応して送ってくださりに感謝です。
2009年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、
いろいろ引き出しを見せている作者ですが、
これは、原点に帰るというか、
作者の魅力があふれてくる。
過去の作品とも、
リンクしている部分があったり、
初期のころから彼の作品を呼んでる人には、
すごく楽しめる作品だと思う。
葬儀屋が舞台。
人生の締めくくりを求めてやってくる人たち。
しかし、葬儀が終わってもなお、
目に見えない、言葉にできない、
別れられない人たちが、
再び葬儀屋を訪れる。
この葬儀屋。
高校時代に両親を亡くした娘がやっている。
彼女は、彼女なりに、
残されたものたちが、
故人と別れることができるように、
“葬儀屋”として、解決に乗り出す。
持ち込まれる問題が、
どれも、
オカルトチックというか、
信じがたいことばかり。
死者から届く絵、
死んだ愛人の告発、
生まれ変わり………。
しかし、それは、
生きているものたちの、
死んだ人たちへの、
ある愛の形だとも言えるのだろうか。
そして、主人公自身もまた、
煮え切れない、
心に残るしこりがあるのだった………。
“WILL”とは、
死んだ者、
残った者の意志であり、
未来形の意志なのだなぁ、と。
今より、少し元気になれる1冊ですね。
いろいろ引き出しを見せている作者ですが、
これは、原点に帰るというか、
作者の魅力があふれてくる。
過去の作品とも、
リンクしている部分があったり、
初期のころから彼の作品を呼んでる人には、
すごく楽しめる作品だと思う。
葬儀屋が舞台。
人生の締めくくりを求めてやってくる人たち。
しかし、葬儀が終わってもなお、
目に見えない、言葉にできない、
別れられない人たちが、
再び葬儀屋を訪れる。
この葬儀屋。
高校時代に両親を亡くした娘がやっている。
彼女は、彼女なりに、
残されたものたちが、
故人と別れることができるように、
“葬儀屋”として、解決に乗り出す。
持ち込まれる問題が、
どれも、
オカルトチックというか、
信じがたいことばかり。
死者から届く絵、
死んだ愛人の告発、
生まれ変わり………。
しかし、それは、
生きているものたちの、
死んだ人たちへの、
ある愛の形だとも言えるのだろうか。
そして、主人公自身もまた、
煮え切れない、
心に残るしこりがあるのだった………。
“WILL”とは、
死んだ者、
残った者の意志であり、
未来形の意志なのだなぁ、と。
今より、少し元気になれる1冊ですね。
2017年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作では脇役だった女の人が、本作では主人公になり、より女らしくなっている。
そして、前作の主人公は、やっぱりなかなか良い男らしい。
連作短編集だけれど、後半部分の感情が迸る文章が切なくて、苦しくて、登場人物が愛しくて泣いた。だんだん感情が溢れてきて、登場人物が人間的になっていくのがわかるから、ページを捲るのを止められなかった。
前作の主人公も今作の主人公も、とにかくカッコいい。
そして、前作の主人公は、やっぱりなかなか良い男らしい。
連作短編集だけれど、後半部分の感情が迸る文章が切なくて、苦しくて、登場人物が愛しくて泣いた。だんだん感情が溢れてきて、登場人物が人間的になっていくのがわかるから、ページを捲るのを止められなかった。
前作の主人公も今作の主人公も、とにかくカッコいい。
2020年6月18日に日本でレビュー済み
「死者を眠らせるのが私の仕事だよ」
18歳の時に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。それから11年、彼女は商店街の片隅で店を続けている。葬儀の後に届いた死者からのメッセージ。夫の生まれ変わりだという少年。死者が絡む謎を解く連作短編集。
森野と同じく『MOMENT』で登場した神田も重要な役回りで登場しているので、前作を読んだ方は必見!エピローグはタイトルや伏線の回収が見事で鳥肌が立った。この一冊すべてがあのシーンを作るためにあったと言ってもいいほどよかった。
「引いてくれる手を失ったあの日、私は身を包み込む暗闇に脅え、ただ目を閉じ、立ちすくんだ。けれど、目を開けて闇を透かせば、星灯りの中、差し伸べられているいくつもの手があったはずだ。私はそんなことにすら気づかなかった。いや、気づいていたのに、気づかぬ振りを続けた。その手を握り返してしまえば、再びそこから歩き出さなくてはならないから。」
この言葉がとても印象深かった。やさしさを求めているのに、素直に受け取れなかったり気付けなかったり。それってこういうことなのかなって。
各短編の満足度で言えば『MOMENT』の方が好き。『WILL』は葬儀屋というテーマもあって死者を動かさないといけないので、作りが複雑で回りくどくなっているというか。ただ、全体を通して人情味がある感じがよかった。『WILL』は死が人のあたたかさを掘り起こし、『MOMENT』は死が人間の本質を暴くって雰囲気だった。
ラストは☆5、それまでは☆3という感覚でした。
18歳の時に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。それから11年、彼女は商店街の片隅で店を続けている。葬儀の後に届いた死者からのメッセージ。夫の生まれ変わりだという少年。死者が絡む謎を解く連作短編集。
森野と同じく『MOMENT』で登場した神田も重要な役回りで登場しているので、前作を読んだ方は必見!エピローグはタイトルや伏線の回収が見事で鳥肌が立った。この一冊すべてがあのシーンを作るためにあったと言ってもいいほどよかった。
「引いてくれる手を失ったあの日、私は身を包み込む暗闇に脅え、ただ目を閉じ、立ちすくんだ。けれど、目を開けて闇を透かせば、星灯りの中、差し伸べられているいくつもの手があったはずだ。私はそんなことにすら気づかなかった。いや、気づいていたのに、気づかぬ振りを続けた。その手を握り返してしまえば、再びそこから歩き出さなくてはならないから。」
この言葉がとても印象深かった。やさしさを求めているのに、素直に受け取れなかったり気付けなかったり。それってこういうことなのかなって。
各短編の満足度で言えば『MOMENT』の方が好き。『WILL』は葬儀屋というテーマもあって死者を動かさないといけないので、作りが複雑で回りくどくなっているというか。ただ、全体を通して人情味がある感じがよかった。『WILL』は死が人のあたたかさを掘り起こし、『MOMENT』は死が人間の本質を暴くって雰囲気だった。
ラストは☆5、それまでは☆3という感覚でした。
2014年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回この本を読もうと思ったキッカケが自分の父の死でした。
淡々とすぎる日常が、あまりにも普通で。。。
まるで、この状況が当たり前なんじゃないかと錯覚してしまう始末。
ふとした時に思い出す、そんな感覚。
みんなが悲しんでる中、自分だけ取り残された感じ。
なんとも言えないこの心境を、この本で出てくる登場人物がうまく描写してくれた。
いろんな想いが交差して、悲しみも色々で。
うまく言えなかった自分の気持ちを、代弁してもらえた様な気もした。
なんだかんだすっと心にしみました。
本多考好さんの本を読むのは初めてなのですが、この本は続編みたいなので、ぜひこの姉妹本も読もうと思います。
淡々とすぎる日常が、あまりにも普通で。。。
まるで、この状況が当たり前なんじゃないかと錯覚してしまう始末。
ふとした時に思い出す、そんな感覚。
みんなが悲しんでる中、自分だけ取り残された感じ。
なんとも言えないこの心境を、この本で出てくる登場人物がうまく描写してくれた。
いろんな想いが交差して、悲しみも色々で。
うまく言えなかった自分の気持ちを、代弁してもらえた様な気もした。
なんだかんだすっと心にしみました。
本多考好さんの本を読むのは初めてなのですが、この本は続編みたいなので、ぜひこの姉妹本も読もうと思います。
2012年7月19日に日本でレビュー済み
「MOMENT」の続編です。
前回は病院でアルバイトする主人公が末期患者の最後の願いを叶える話でした。
今作は前回も登場してた葬儀屋・森野が主人公。
サバサバした性格の森野はかつての恋人に対しても「自分ではつりあわない」「相手が好きで幸せを願うとき、自分よりも他の人がいいのでは」と思い悩む姿がところどころに出てて、他の部分も含めてなんだか自分と重なるように感じて感情移入してしまう・・・
3つの「死」にまつわる話があるが、どれも大きなイベントがあるわけでもなく、けっこう淡々と話がすすむのだが、読みやすい文章と、素敵な(でも完全な善人とは言えない)魅力ある登場人物のおかげで物語りに引き込まれていく。
また、ちょっとした文章が非常に印象に残る。例えば・・・
「死者の死を生者が静かに弔い、生者の生を死者がひっそりと支えている」等々
大きな魅力ではなく、小さな魅力がたくさんあふれてる小説。すばらしいです。
前回は病院でアルバイトする主人公が末期患者の最後の願いを叶える話でした。
今作は前回も登場してた葬儀屋・森野が主人公。
サバサバした性格の森野はかつての恋人に対しても「自分ではつりあわない」「相手が好きで幸せを願うとき、自分よりも他の人がいいのでは」と思い悩む姿がところどころに出てて、他の部分も含めてなんだか自分と重なるように感じて感情移入してしまう・・・
3つの「死」にまつわる話があるが、どれも大きなイベントがあるわけでもなく、けっこう淡々と話がすすむのだが、読みやすい文章と、素敵な(でも完全な善人とは言えない)魅力ある登場人物のおかげで物語りに引き込まれていく。
また、ちょっとした文章が非常に印象に残る。例えば・・・
「死者の死を生者が静かに弔い、生者の生を死者がひっそりと支えている」等々
大きな魅力ではなく、小さな魅力がたくさんあふれてる小説。すばらしいです。
2013年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
MOMENTの姉妹本ということで、とてもよかったです。この作品も心ほっこりさせられます
2016年7月23日に日本でレビュー済み
『WILL』は、高校生の頃、両親を亡くし家業の葬儀屋を継いだ女性 森野が主役の連作短編集。『MOMENT』から7年たち29歳となった森野、『MOMENT』の主役 神田の”いま”を読むことができる。前作を読まなくても楽しめるのだが、森野、神田 二人の関係性を知っていた方が、涙腺崩壊確率はUPするだろう。
森野の葬儀屋で葬式を出した方々が、不可思議な出来事に見舞われている。親族、そして死者の魂に安らぎを取り戻すべく、森野はその出来事の真相を明らかにしようとする ・・・ というのがそれぞれの短編の大まかな流れ。決して、スーパーナチュラルなお話ではないので誤解なきよう。
森野が解き明かす謎は、人の思いに深く根差している。が、泣けない。心温まるお話であるがさっぱり泣けない ・・・なんだ大したことないな ・・・と油断したら、最後の最後でやられてしまった。
あぁ、そっちから攻めてくるんだ ・・・ 納得(書きたいがこの辺を書いたら興ざめになるだろうな)。とってもキュートで、ステキです。ラスト2行 森野の下の名前が明らかになるあたりで、アカン状況となった。
本作品で気になる点をあげるとすると森野の男言葉だ。前作から違和感を感じていたのだが、心の声とのギャップで表向きのクールさと裏腹の繊細さを演出しているのだろうか。ここには、あざとさを感じてしまうのだが、どうだろう。泣かせたろうに素直に乗っかった方が心地良いのかもしれないな。
森野の葬儀屋で葬式を出した方々が、不可思議な出来事に見舞われている。親族、そして死者の魂に安らぎを取り戻すべく、森野はその出来事の真相を明らかにしようとする ・・・ というのがそれぞれの短編の大まかな流れ。決して、スーパーナチュラルなお話ではないので誤解なきよう。
森野が解き明かす謎は、人の思いに深く根差している。が、泣けない。心温まるお話であるがさっぱり泣けない ・・・なんだ大したことないな ・・・と油断したら、最後の最後でやられてしまった。
あぁ、そっちから攻めてくるんだ ・・・ 納得(書きたいがこの辺を書いたら興ざめになるだろうな)。とってもキュートで、ステキです。ラスト2行 森野の下の名前が明らかになるあたりで、アカン状況となった。
本作品で気になる点をあげるとすると森野の男言葉だ。前作から違和感を感じていたのだが、心の声とのギャップで表向きのクールさと裏腹の繊細さを演出しているのだろうか。ここには、あざとさを感じてしまうのだが、どうだろう。泣かせたろうに素直に乗っかった方が心地良いのかもしれないな。