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楊令伝 15 天穹の章 単行本 – 2010/10/26
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梁山泊が進める自由市場に、自国が骨抜きにされることを恐れる南宋は、梁山泊に戦いを仕掛ける。一方、金もまた楊令の命を狙っていた…。新しき国を夢み、中原を駆け抜けた漢たちの物語、完結!
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2010/10/26
- ISBN-104087713806
- ISBN-13978-4087713800
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2010/10/26)
- 発売日 : 2010/10/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 344ページ
- ISBN-10 : 4087713806
- ISBN-13 : 978-4087713800
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,244,691位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
昭和22(1947)年、佐賀県唐津市生れ。47年中央大学法学部卒。58年「眠りなき夜」で第1回日本冒険小説協会大賞、第4回吉川英治文学新人賞、平 成3年「破軍の星」で第4回柴田錬三郎賞、16年「楊家将」で第38回吉川英治文学賞、18年「水滸伝」で第9回司馬遼太郎賞、19年「独り群せず」で第 1回舟橋聖一文学賞、22年第13回日本ミステリー文学大賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 独り群せず (ISBN-13: 978-4167419110 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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さて、大水滸伝シリーズに登場する人物達は、大体「夢に向かって突っ走る」か「夢にも志にも頓着ないけど、仲間の為なら突っ走る」のどちらかです。または両方です。結果的に死ぬことになっても、彼らは戦って戦って、あるいは死に、あるいは生き延びてしまう。死ぬ漢にも、生き延びる漢にも、感じるのは哀愁や言葉にならない何かである。その生きざま、死にざまには、時折目頭を抑えたくなる。生きることとは、死ぬこととは、こんなにも胸を打つものなのだろうか。普段涙腺が滅多に緩まない冷血漢な自分だが、このシリーズを読んでいると何度か涙腺が決壊しそうになった。恐るべき破壊力である。
さて、このシリーズは当巻をもって一旦完結する。恐らく歴代最強の梁山泊軍に、かつてない程の精兵が、怒涛の如く押し寄せる。軍と軍の潰し合い、その裏で様々な謀略が蠢く。戦い、死んでいく漢達。生き残り、だが己をなじる誇り高き漢達。千変万化の戦場で「お前がか!?」という漢達が散っていく。戦場のみならず、とにかく漢達が悲しい位に死んでいく。その様を、悲しく寂しく思いながら、又は「いよいよか」と半ば祝うように見送るのである。読者の心は揺さぶられっぱなしである。
楊令伝は、大水滸伝三部作の二部作目であり、残念ながら実に中途半端な終わり方をします。あくまて楊令伝は、次の岳飛伝の繋ぎにすぎないのです。これについて、様々な批評があるようですが、自分としては納得しています。色々問題もありましたが、それを踏まえて楽しませて頂きました。北方先生の筆力、原典をあれだけいじり倒してくれる構成力には、頭が下がります。次回作の岳飛伝、心底楽しみにしています。
北方のおっさんは何を考えているのだ。でも、それがこの世なんだ。
死んだ男たちは、それで楽になれたんだ。
楊令は、男の夢だと思う。
岳飛に、その夢を引き継げるのか?
それを書くのは、相当苦しいと思う。
おっさんの寿命が縮まるかもしれないが、書いてくれ。
この本にケチをつけてる馬鹿者は、もう読むな。
くだらないレビューを書くな!
おまえらに、つべこべ言う資格はないぞ。
新品も中古も中はおんなじなので、安い本を探したのです。
水滸伝も読みました、楊令伝は続編なので安く読むことができ満足しています。
みんな死ぬ。次々と死ぬ。
15巻(+19巻)で積み重ねてきたものを壊す、壊しながら伝える、という贅沢さ。
水滸伝は勿論、日本・中国を問わず著者の全ての歴史小説を読んできてほぼ全てが☆5の傑作だった。
だがこの楊令伝にはその輝きがない。
例えば藤原純友は分かっていない事が多い人物である。でも[絶海にあらず]は見事な作品になっている。
楊令伝とは違い、流れと結末があるからだ。
つまり流れと結末がない話を創造する能力は、
あるものを再構築する能力ほど優れていないのだと思う。
まず巻数を決めていたのか早く岳飛伝が書きたかったのかわからないが、打ち切られた漫画の様な端折り方で終わる。
何度も残りのページ数を見てどうやって終わらせる気なのかと頭をひねった。
岳飛伝に続けるんだからいいだろうと言わんばかりで、楊令伝が一つの作品である様に感じられない。
それなら水滸伝という名のまま岳飛の所まで書けばいいとさえ思わせる。
宿星やその子達が、残務整理のような扱いで殺されていくのも辛い。
全ての人間が華々しく死ねる訳ではないが、水滸伝にはほぼ皆に死に場所が与えられていたと思う。
戦の中他人の視界の端で簡単に死んでいく強すぎる程強かったはずの将達。
もっと酷いのが、戦場に出ない人間たちの殺され方。
北方先生がピックアップした岳飛伝に残すリストに洩れた人達を忘れずに処理しとかなくては、という感じで消されていく。
水滸伝が☆5なら、楊令伝は途中まで☆4で、最後は2〜3だと思う。
残念な思いをした分、実在の人物岳飛がまた輝くことを祈って、岳飛伝に期待したい。