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ばらばら死体の夜 単行本 – 2011/5/2

3.2 5つ星のうち3.2 26個の評価

本の街・神保町を舞台にした極上サスペンス
四十過ぎの翻訳家・吉野解は、かつて自分が下宿していた古本屋の二階で謎の美女、白井沙漠と出会う。粗末な部屋で何度も体を重ねるが、沙漠が解に借金を申し込んだことから歯車が狂い始め…。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2011/5/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/5/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 360ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087714020
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087714029
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 26個の評価

著者について

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桜庭 一樹
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2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受け、07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同書は直木賞にもノミネートされた。08年『私の男』で第138回直木賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ-  (ISBN-13:978-4044281106)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.2つ
5つのうち3.2つ
26グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月28日に日本でレビュー済み
Prologue
一章〜六章
Epilogue
それぞれ登場人物の目線で書かれています。
一章は沙漠、二章は解、三章は里子というように。
思ってたのと違いました。
犯人はあなた。動機、証拠はこれ。逮捕。すっきり。みたいな展開を期待して読みましたがそういうのではないのですね。
借金、消費者金融、その人の生い立ちなど、じっとりとしたお話でした。
そういうお話とわかってて読むなら⭐︎5
推理小説だと思って読んでたから⭐︎1
真ん中とって⭐︎3にしました。
2011年5月5日に日本でレビュー済み
 
 数人の登場人物の日常や、もしくはちょっとした日々の変化が物語をゆっくりと進めていく。そうして徐々に与えられていく登場人物のバックボーンや話の骨格が読者を引き込んでいく。引き込まれてしまったならば、一息で読んでしまいたい作品であり、そして一息で読ませる桜庭氏の文章である。                            
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月7日に日本でレビュー済み
最初の導入部分は、桜庭氏らしい空気感で始まりましたが、後は盛り上がりもないまま終わりました。
この変わり者の世間離れした登場人物が、私には受け入れられず、キャラとしても魅力的ではなく、生き生きしていない。

(この後ネタバレです) 最後の方でレンタカーを借りたのに、主人公が捕まらないというのはありえず、
ミステリーとしては失格です。

ちょっと期待はずれでした。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月16日に日本でレビュー済み
桜庭作品お得意の、登場人物それぞれの視点から語らせる手法。
裕福な妻だけ何も語っていない。貧乏学生だった解を飼い殺しにしている妻。
結婚前に解に歯の矯正までさせる妻が、夫の借金ぐらい調べていなかったと思えないのですが…
誰も彼も育ちが悪そうで驚愕。歯の矯正のクダリもだし。妻の側との差を表現するためなのか。
夕の読書会の名前や、HIddenという言葉が暗示的。
事件から10年もばれていないけど、老後のお金に不安を抱いている泪亭主人によっていずれ暴かれるのでは。
その時解の「downtown」を見てしまった女友達も、娘の夕も、やっと答えが出た気がするだろう。
舅の持論の通りに、持てるものは持たざるものに惜しみなく与えていれば避けられた。
実際には持っていなかったんだものね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年6月10日に日本でレビュー済み
 2011年に出た単行本の文庫化。
 陰惨な物語である。神保町の古書店の二階に下宿する謎の美女と、翻訳家との愛欲にまみれたストーリーなのだが、消費者金融がテーマとなっているのが変わっている。
 さまざまな人たちの人生をねじ曲げ、滅ぼしていく力として描かれており、圧倒されるばかりだ。あと、その危険性についても勉強になる。
 書きぶりは相変わらずの桜葉さんで、書きたいことをただひたすらに、書きたいだけ書いたのだなあという感じ。
 暗く重い世界だ。
2014年7月1日に日本でレビュー済み
はじめて読むこの作家さんの作品。
独特のトーンがありつつも読みやすい。
全く登場人物に共感できないのだが、
この作品はそこがいいと思った。
(あ、翻訳仲間の女性だけは別。
この女性が普通だからこそ、他の異常性が
際立って良かったかも)

ただ、特に驚きとか、大きく感情を揺さぶるものではなかったので
☆3にさせていただきました。
ラストに大きなどんでん返しとかあるかな、とか思ったので。

でも、これはどんでん返しとか
なくて正解かもです。
しみじみと、ちょっと泣きたくなる気持ちにもさせられたので
その分0.5☆追加です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年1月25日に日本でレビュー済み
私の読解力の無さで何が言いたいのかがまるで分かりません。
もし何かしら言いたい事があるのなら、もう少し分かりやすく書いていただきたい。
2014年8月6日に日本でレビュー済み
この小説は、いろんな登場人物の視点の章に分かれていますが、
唯一、重要な登場人物の中で無かったのが、由乃の章。
この章があったら、かなり恐かったのではないかと思います。
しかし、由乃の章を入れると、物語や読者の受けとめ方の幅が狭くなる、
だからわざと入れなかった、そんな気がします。
由乃は解の、どこを気に入って結婚したのかが、全く書かれていませんので、
なんだか、一番恐い人物は、由乃なのではないかと思えてなりませんでした。

以下ネタバレを含みますので注意。
解が自室でSDを再生してるのを、
由乃はドアの隙間から見ていたのではないかな。
里子曰く「区画整理をしたような」さっぱりとした解になったはずが、
数年後の年齢以上の衰えようには、由乃の影を感じました。