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葉桜 単行本 – 2011/8/26

4.3 5つ星のうち4.3 13個の評価

書道教室で生まれた、長い長い片想いの行方
小学生の頃から通う書道教室の先生に、長い片想いをしている佳奈。けれど先生には奥さんがいて……。春から夏へと移りゆく季節のなかで、ひとりの少女の成長を繊細に紡ぎだす長編青春小説。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2011/8/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/8/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087714187
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087714180
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 13個の評価

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橋本 紡
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「リバースエンド」の頃から橋本紡作品が好きで読んでいます。
橋本紡らしく、今回の作品も特別大きな出来事が起こるわけでもありません。
ただ、ちょっとした日常を描く空気感が橋本紡らしく、心理描写が見事に描かれていました。
個人的には結構好きです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月19日に日本でレビュー済み
書道教室に通っている主人公は、書道の先生に片想い。
書を通して、想いを募らせていく様子がよく伝わってきます。
とても丁寧に少女の気持ちが描かれています。
そして、彼女の周囲の人たちの揺れや葛藤も。
誰かの日常を切り取ったかのような、それぞれの揺らぎのある物語。
近づきすぎず、それぞれがそれぞれの人生に踏み込まない心地よさ。
2023年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これで終わり?とちょっとがっかりした。まだまだ書くことがあったはず。
2011年11月21日に日本でレビュー済み
橋本さんらしさが良く出たストーリー。

結果を期待せず、紡ぎ出されるコトバにこそ、橋本さんらしい美しさがにじみ出ています。

どこか悲しいけれど、読み終わるとすがすがしく感じる、そんなストーリーです。

1つ1つのちょっとした言葉の言い回しや、空気感の出し方がとても好きで読む橋本作品ですが、今回も期待を裏切らないものでした。

これから読まれる方には個人的に、物語の結論よりも文章の紡ぎ方を読んで欲しい一冊。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書道教室の先生に片想いをしている高校三年生の佳奈
けれど、先生には奥さんがいた
叶わない思いを胸に佳奈は日々教室で文字を書く

佳奈はとても真面目で純粋で良い子です
良い子は折れやすいなどと言いますが、佳奈はちょっと違います
真っ当に物事を考える育ちの良い子で、優しさと強さも兼ね備えています

佳奈には先生への片想い以外にも悩みがあります
佳奈の2歳下の妹・紗英
美人で天才、幼い頃から何でもパーフェクト
父方の一族には何年かに1人、紗英のような天才が生れる
しかし、天才に生まれた故の悲劇か、18歳になると皆自殺してしまうのだった
16歳でそのことを知ってしまった紗英は自分の短い人生を目いっぱい生きようとする
精神的に不安定になった紗英、悲嘆にくれる母親
紗英は言い伝えのとおり18歳で命を絶ってしまうのか
見守ることしかできない佳奈でした

夏休みの間だけ教室に通ってくる佳奈と同い年の津田君
彼のひたむきな練習態度に触発されて一心に筆を持ち続ける佳奈
津田君のおかげで書道のなんたるかを掴むことができた彼女ですが、津田君の自分への想いを知りつつ、やはり先生への思慕を断ち切ることは出来ませんでした

物語の終盤で佳奈は古今和歌集の中の恋歌を半紙に書いたものを先生に見せます
先生からは、やんわりと断りの歌が返ってきました(勿論、半紙に筆で)
今どき、こんな告白の方法があるでしょうか
素敵です
それも高校生が
奥さんと結婚したことで陰を抱える先生に心惹かれる佳奈の気持ちが切ないですねぇ

佳奈の気持ちは、先生自身も先生の奥さんも紗英も、前から知っていたのではないでしょうか
それをずっと見守り佳奈の背中を押してくれる周囲の人々のおかげで彼女は大人の女性へと成長していくのでした
うん、やっぱり佳奈は本当に良い子です
自分の力で、自分の幸せを手に入れていくことの出来る子です
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月29日に日本でレビュー済み
私はどちらかと言えば熱心な橋本紡ファンです。

彼が『半分の月がのぼる空』(ライトノベル/電撃文庫など)を書いている頃から好きですし、講演会に参加したこともあります。とても穏やかな男性でそれが小説からも感じられます。

さて本作品の『葉桜』ですが、あらすじにあるように習字教室の先生に思いを寄せる少女の爽やかな恋を描いています。この恋については作中できちんと決着していて、それはなかなか興味深い結末でした。

しかし、この主人公の妹や主人公の好きになった習字教室の先生、そしてその奥さんの思いをもっと丁寧に描いて欲しいです。読み終わった後に「もう終わってしまったのか」とややモヤモヤが残ります。彼らの思いにはっきりとした結末を残さなくてもいい、余韻が残る結末は嫌いではないのですが、一行でも構わないので、彼らがこの小説に出なくてはならなかった伝えたい思いのカタマリようなものが知りたかったです。例えば、先生がどんなに妻を愛しているか、妹がどんなに孤独なのか。何かが綺麗すぎる感じなんです。うーん、モヤモヤします。

私がこの作品に似た感想を持った作品をあげますと、桜庭一樹の『荒野』です。この作品を一読して楽しめた方はオススメです。

そして、読書の秋にはぴったりな一冊だとは思います。誰でもすっと物語に入っていけるような寛容さを持った作品です。秋の読書を楽しみたい方、橋本紡先生が好きな方、
ぜひとも読んで感想をお伺いしたいです。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月5日に日本でレビュー済み
はじめて読む作家さんでした。女性なのか男性なのか、どれくらいの年代の方なのかも存じ上げません。
みずみずしい感じの表現が多く、書に関してはとても興味深く読みました。

ストーリーは・・・一読だけでまだ余韻があまりない段階でのレビューなのであまりあてにならないかも。
読みやすいかどうかといわれれば、読みやすい。好きかどうかと言われれば、嫌いじゃない。
でも、なんだかどうしても津田君のエピソードとか、継野先生の抱えていた重みの種明かし?とか、
ちょっと軽いような気がしてしまいました。まぁ、実際問題そういうものかもしれないのですが。

この方の別の作品も読んでみたいと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よかったです、いいストーリーでした