モネのあしあとのあとに読みました。アンリ・マティス ドガ セザンヌ モネを近くで支え愛した女性の視点から描かれていてとても共感しやすく読みやすいです。恋愛関係はないのでドロドロしてません。短編です。
なんてことない描写で泣いてしまったりしながら、絵がわからない私でも見てみたいと思わせるお話でした。
彼らの作品が今なお残り大切にされているのは、その時その時で大切に守り愛し支援した人たちがいるんだろうな。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ジヴェルニーの食卓 単行本 – 2013/3/26
原田 マハ
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,654","priceAmount":1654.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,654","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"WcNwUeotuwOq5UsmVTeldqFYq%2B9a0q1MSD1w8jwQ9cfCvcVFcMSOt6%2B2hCH%2BbTrM%2FLJ0uCIaoQCbyLDXaybmaOOknaS3ehqkeeAsPKPTTebX0%2F02bc4AvttpO03LWGDbzZa93cYISmKCiCCIhiYFkvR34UwhiD4wuoj%2FvJZEmLQvu%2F4CuMwtRw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
「この世に生を受けたすべてのものが放つ喜びを愛する人間。それが、アンリ・マティスという芸術家なのです」(うつくしい墓)。「これを、次の印象派展に?」ドガは黙ってうなずいた。「闘いなんだよ。私の。――そして、あの子の」(エトワール)。「ポール・セザンヌは誰にも似ていない。ほんとうに特別なんです。いつか必ず、世間が彼に追いつく日がくる」(タンギー爺さん)。「太陽が、この世界を照らし続ける限り。モネという画家は、描き続けるはずだ。呼吸し、命に満ちあふれる風景を」(ジヴェルニーの食卓)。モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。時に異端視され、時に嘲笑されながらも新時代を切り拓いた四人の美の巨匠たちが、今、鮮やかに蘇る。語り手は、彼らの人生と交わった女性たち。助手、ライバル、画材屋の娘、義理の娘――彼女たちが目にした、美と愛を求める闘いとは。『楽園のカンヴァス』で注目を集める著者が贈る、珠玉のアートストーリー四編。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2013/3/26
- 寸法13.8 x 2.1 x 19.5 cm
- ISBN-104087715051
- ISBN-13978-4087715057
よく一緒に購入されている商品
対象商品: ジヴェルニーの食卓
¥1,654¥1,654
最短で5月30日 木曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2013/3/26)
- 発売日 : 2013/3/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4087715051
- ISBN-13 : 978-4087715057
- 寸法 : 13.8 x 2.1 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,999位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,725位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
イメージ付きのレビュー
5 星
モネやマティスの作品も多く展示されてきた練馬区立美術館、目黒区美術館、町田市立国際版画美術館は今国策絡みの大規模再開発の計画で取り壊しが進んでいる。
とても良い本。評判が良いのも分かる。 モネやマティスの作品も多く展示されてきた練馬区立美術館、目黒区美術館、町田市立国際版画美術館は今国策絡みの大規模再開発の計画で取り壊しが進んでいる。日本の国は大金で海外からの名画鑑賞を勧めるのも良いが日本国内の区立美術館保存や街の歴史や芸術文化継承を守ることも大切だとこの本を見て考えた。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フィクション?ノンフィクション?・・・
フィクションであれば良く出来ていて面白かった。表題の「ジヴェルニーの食卓」は感動ものでした。
ノンフィクションであれば特に「エトワール」のドガの所業は、文中にもあるように「新発見」の感覚で新鮮味もあり、ドガの作品の見方を変える驚きの一編です。
フィクションであれば良く出来ていて面白かった。表題の「ジヴェルニーの食卓」は感動ものでした。
ノンフィクションであれば特に「エトワール」のドガの所業は、文中にもあるように「新発見」の感覚で新鮮味もあり、ドガの作品の見方を変える驚きの一編です。
2023年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都美術館で開催中のマティス展、この本を読んでから絵を鑑賞するとマティスの心情がより伝わってくるだろう。マティス展に行く楽しみが倍増している。
2022年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ニースのマティス美術館、シミエ地区、ジヴェルニーのモネの家とお庭にも行っているし、メアリーカサットとドガの事など、この本を呼んでいると、自分がその中に入っていってしまいました。そうだったのか、と妙に腑に落ちたり、とても夢見み心地な読後感で幸せな気持ちになりました。
また、オランジェリー美術館の楕円形のお部屋のモネの睡蓮の前で動けなくなるほど感動してしまった自分が蘇ってきました。マハさんありがとう。
また、オランジェリー美術館の楕円形のお部屋のモネの睡蓮の前で動けなくなるほど感動してしまった自分が蘇ってきました。マハさんありがとう。
2022年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美術を言語化したり、美術評論を書くことはとても難しいことだと想像できるが、美術や画家の個性を一般の美術オンチの方でも読めてしまうような普遍化された物語に変えることができる人はとても少ないだろう。
何故なら画家やその作品に命を吹き込む作業というのは、さらに特殊な知識の習得と、作品毎の下調べに要する時間が、相当に必要だろうと容易に想像できるからだ。また、それらをクリアしてなお一般の読者に提供してゆくには、それなりの自信や意志が必要だろう。
本書は短編四編で構成された一冊である。どの作品も、実在した有名な画家たちをモデルとし、彼らに対する語り手もしくは近しい人を主人公として用意している。
マティスとピカソの近しい関係を、ある修道女を語り手に、デリケートな人間関係で描出する『うつくしい墓』。
印象派の画家たちの作品が大西洋を越えてアメリカに渡る契機を作った女流画家メアリー・カサットを主人公に、同じ感性を持った画家と自ら言うエドガー・ドガと、画商たちの目線をも描いた『エトワール』。
セザンヌを主題にしながら、実際のヒーローは、パリを舞台にした他の原田マハ作品でも愛すべきオヤジとして描かれることの多い、タンギー爺さんが実質上の主役と言える『タンギー爺さん』。ピカソの絵でもその性格が伺えそうな、売れない貧乏な若き画家たちの縁の下の力持ち的役割と、彼を取り巻く画家たちの素顔が、原田マハという作家は余程お気に召しているに違いない。そのくらい美術とそれを愛する画材屋や画商たちへの慈しみを感じさせる作品である。
ラストはこの作品集の標題ともなっている『ジヴェルニーの食卓』。小説の素材は無論クロード・モネの作品と彼の家や庭園なのだが、主人公は彼の義理の娘として生涯を見届けることになるブランシュと、彼女らの用意するモネの大家族で成す食卓の光景であろう。モネが貧しい頃から次第に売れる画家になってゆくにつれ、光あふれる戸外で絵を描く志向がさらに強くなる。モネは絵の世界のように、現実に自分が住む庭・家・水の流れなどをアレンジしてゆく。
今ではモネの庭園として静かな観光地ともなっているジヴェルニーをぼくは訪れたことがあり、そこで光を浴びる積み藁や蓮の葉の浮かぶ池を、道端の絵かきたちを見つめてきた。浮世絵の飾られたモネの明るい家と、畑の種まき風景、光や色や空気、春風の匂い、等々歩いた時間の充実は忘れ難い。
その地に溢れる物語は、この本でさらにそこに生きた時代の人たちの息吹となって上書きされる。この作品によって。かつてモネと彼を愛した人たちに語らせる原田マハという作家の言葉の魔法によって。マハ作品を通じての芸術の旅は、まだまだぼくの中で終わりそうにない。
何故なら画家やその作品に命を吹き込む作業というのは、さらに特殊な知識の習得と、作品毎の下調べに要する時間が、相当に必要だろうと容易に想像できるからだ。また、それらをクリアしてなお一般の読者に提供してゆくには、それなりの自信や意志が必要だろう。
本書は短編四編で構成された一冊である。どの作品も、実在した有名な画家たちをモデルとし、彼らに対する語り手もしくは近しい人を主人公として用意している。
マティスとピカソの近しい関係を、ある修道女を語り手に、デリケートな人間関係で描出する『うつくしい墓』。
印象派の画家たちの作品が大西洋を越えてアメリカに渡る契機を作った女流画家メアリー・カサットを主人公に、同じ感性を持った画家と自ら言うエドガー・ドガと、画商たちの目線をも描いた『エトワール』。
セザンヌを主題にしながら、実際のヒーローは、パリを舞台にした他の原田マハ作品でも愛すべきオヤジとして描かれることの多い、タンギー爺さんが実質上の主役と言える『タンギー爺さん』。ピカソの絵でもその性格が伺えそうな、売れない貧乏な若き画家たちの縁の下の力持ち的役割と、彼を取り巻く画家たちの素顔が、原田マハという作家は余程お気に召しているに違いない。そのくらい美術とそれを愛する画材屋や画商たちへの慈しみを感じさせる作品である。
ラストはこの作品集の標題ともなっている『ジヴェルニーの食卓』。小説の素材は無論クロード・モネの作品と彼の家や庭園なのだが、主人公は彼の義理の娘として生涯を見届けることになるブランシュと、彼女らの用意するモネの大家族で成す食卓の光景であろう。モネが貧しい頃から次第に売れる画家になってゆくにつれ、光あふれる戸外で絵を描く志向がさらに強くなる。モネは絵の世界のように、現実に自分が住む庭・家・水の流れなどをアレンジしてゆく。
今ではモネの庭園として静かな観光地ともなっているジヴェルニーをぼくは訪れたことがあり、そこで光を浴びる積み藁や蓮の葉の浮かぶ池を、道端の絵かきたちを見つめてきた。浮世絵の飾られたモネの明るい家と、畑の種まき風景、光や色や空気、春風の匂い、等々歩いた時間の充実は忘れ難い。
その地に溢れる物語は、この本でさらにそこに生きた時代の人たちの息吹となって上書きされる。この作品によって。かつてモネと彼を愛した人たちに語らせる原田マハという作家の言葉の魔法によって。マハ作品を通じての芸術の旅は、まだまだぼくの中で終わりそうにない。
2021年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひとりひとりのストーリーを読んでいくにつれて絵画作品を見る自分の目に、奥行きができてくる。
2022年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原田マハ氐の作品は、かなり読んでいるが、これは今までとはちょっと形式が違う短編集となっている。印象派の画家達がまだ世間に受け入れられない時代から話は、始まり、最後はクロード・モネの愛情に溢れた生活を描き出している。どの章も大変興味深く、感動したが、私はやはり最後の
クロード・モネの章が一番好きだ。物語の中から美味しそうな料理の匂いが漂ってくる。幸せに満ち足りたモネ家の様子が読者にも伝わって来る。クレマンソーとのやり取りも微笑ましい。原田氐の作品はどれも好きだが、これはかなり初心者でも入り込みやすい仕上がりとなっていると思う。是非、一度手にとって見て欲しい作品に仕上がっている。
クロード・モネの章が一番好きだ。物語の中から美味しそうな料理の匂いが漂ってくる。幸せに満ち足りたモネ家の様子が読者にも伝わって来る。クレマンソーとのやり取りも微笑ましい。原田氐の作品はどれも好きだが、これはかなり初心者でも入り込みやすい仕上がりとなっていると思う。是非、一度手にとって見て欲しい作品に仕上がっている。