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櫛挽道守 単行本 – 2013/12/5
木内 昇
(著)
第8回 親鸞賞
第27回 柴田錬三郎賞
第9回 中央公論文芸賞
幕末の木曽、薮原宿。才に溢れる父の背中を追いかけ、一人の少女が櫛挽職人を目指す。
周囲の無理解や時代の荒波に翻弄されながらも、ひたむきに、まっすぐに生きる姿を描き出す、感動の長編時代小説。
第27回 柴田錬三郎賞
第9回 中央公論文芸賞
幕末の木曽、薮原宿。才に溢れる父の背中を追いかけ、一人の少女が櫛挽職人を目指す。
周囲の無理解や時代の荒波に翻弄されながらも、ひたむきに、まっすぐに生きる姿を描き出す、感動の長編時代小説。
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2013/12/5
- 寸法14 x 3 x 19.5 cm
- ISBN-104087715442
- ISBN-13978-4087715446
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2013/12/5)
- 発売日 : 2013/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 376ページ
- ISBN-10 : 4087715442
- ISBN-13 : 978-4087715446
- 寸法 : 14 x 3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 775,880位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,695位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
腕のいい職人であるのに家の暮らしはいつまでたっても楽にならず、しかし不満も言わず櫛挽職人として一生懸命働く父親に憧れやがて父親に認められ職人として成長する親娘の感動の物語でした。何でこんなに一生懸命働いてるのにと悔しく辛くなります。時代は違っても今の世の中にも投影してるような、、、これほどに父親を尊敬し憧れる娘の登瀬は純粋で美しい娘です。辛い苦しいと読みながらも次第に心が暖かくなっていきました。時代物はいいですね。
2021年1月3日に日本でレビュー済み
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いい、お薦め
作品によりますがこの作家さんはいいですねー
作品によりますがこの作家さんはいいですねー
2021年12月13日に日本でレビュー済み
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商品の到着が、当初の連絡より3日遅れました。諦めてキャンセルメールしましたが、本日届きました。とてもキレイで、大満足です。ありがとうございました。
2022年12月11日に日本でレビュー済み
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女性作家などと差別する訳ではないが、初めて読んでなかなかのものでした。
2016年3月20日に日本でレビュー済み
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大好きな作家さんです、号泣ではなく染み渡る様な感動を今回も与えてもらいました。
ただっ!登瀬さんの勘繰りが凄いっ!顔にモロに出て回りの人が傷ついてそうで(特に実幸さん)イライラハラハラしました。
ただっ!登瀬さんの勘繰りが凄いっ!顔にモロに出て回りの人が傷ついてそうで(特に実幸さん)イライラハラハラしました。
2017年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時は幕末、激動の時代。
女は嫁となり、母となり、家を守るのが当たり前の時代、神技と呼ばれるほどすごい櫛職人の父に憧れ、
その技を受け継ごうとした一人の女性の人生の物語である。
ただひたすらに櫛を挽き、打ち込む主人公と彼女を取り巻く息苦しいほど閉鎖的な村。
その中でもがき、悩み、父の技を追う主人公に引き込まれた。
重厚な物語である。
この物語の世界に浸った至福の時間を過ごした。
女は嫁となり、母となり、家を守るのが当たり前の時代、神技と呼ばれるほどすごい櫛職人の父に憧れ、
その技を受け継ごうとした一人の女性の人生の物語である。
ただひたすらに櫛を挽き、打ち込む主人公と彼女を取り巻く息苦しいほど閉鎖的な村。
その中でもがき、悩み、父の技を追う主人公に引き込まれた。
重厚な物語である。
この物語の世界に浸った至福の時間を過ごした。
2018年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
苦節数十年、櫛挽の奥義を窮めた女性の、華麗な人生に触れるつもりで本書を手に取った。でもそれは甘かった。だってそれでは中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を独り占めに出来るわけがない。人の価値・立ち位置、兄弟の相剋、女の宿命、親子の軋轢、家業の重み、兄弟の早逝・・・。現代人でもぶち当たる問題がぎっしり詰まった骨太の物語である。
三分の一程の所で、主人公の姉と妹との相克部分を読んでいる時、冗長さも感じたが、読み終わってすべてが必要だったと納得出来た。人生を、生き様を、幸不幸を超えて生きる価値を、問われるような物語だった。「・・・登勢に避けられぬ将来を否応なく突きつけてきて、刻と言うもの呪わずにはいられなかった。」とうならされる表現。また強烈な個性の夫婦が櫛挽く音を、老いた名人に「銘々の拍子だで、揃ってはないだども、ふたつ合わさるとなんともきれいだ。」と言わせた著者の人生への賛歌。重いが良書だと思う。
三分の一程の所で、主人公の姉と妹との相克部分を読んでいる時、冗長さも感じたが、読み終わってすべてが必要だったと納得出来た。人生を、生き様を、幸不幸を超えて生きる価値を、問われるような物語だった。「・・・登勢に避けられぬ将来を否応なく突きつけてきて、刻と言うもの呪わずにはいられなかった。」とうならされる表現。また強烈な個性の夫婦が櫛挽く音を、老いた名人に「銘々の拍子だで、揃ってはないだども、ふたつ合わさるとなんともきれいだ。」と言わせた著者の人生への賛歌。重いが良書だと思う。