プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,040¥1,040 税込
発送元: Amazon 販売者: 京都ブックストア
¥68¥68 税込
配送料 ¥240 6月14日-16日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
芸人と俳人 単行本 – 2015/5/26
購入オプションとあわせ買い
作家としても注目を集めるピースの又吉直樹が、気鋭の俳人・堀本裕樹に弟子入り。
はじめ、俳句の創作について「恐ろしい」と語っていた又吉が、ひそやかな2年の学びを経て、徐々に俳句の面白さに開眼していく。
20句を超える実作俳句や、書き下ろしエッセイも収録。
言葉を生業とするふたりが交わした対話から、お笑いと俳句の知られざる共通点が明らかに!
第一章 俳句は「ひとり大喜利」である
第二章 五七五の「定型」をマスター
●季語エッセイ/春 「蛙の目借時」又吉直樹
第三章 「季語」に親しもう
第四章 「切字」を武器にする!
●季語エッセイ/夏 「子蟷螂」堀本裕樹
など、対談形式で俳句の楽しみ方を学べる全十章。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2015/5/26
- 寸法13.5 x 2.3 x 19 cm
- ISBN-104087716120
- ISBN-13978-4087716122
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2015/5/26)
- 発売日 : 2015/5/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4087716120
- ISBN-13 : 978-4087716122
- 寸法 : 13.5 x 2.3 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 335,905位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,539位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1980年大阪府寝屋川市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中。2015年『火花』で第153回芥川賞受賞。著書に『第2図書係補佐』『東京百景』、せきしろとの共著に『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』、田中象雨との共著に『新・四字熟語』、堀本裕樹との共著に『芸人と俳人』がある。
1974年和歌山県生まれ。國學院大学卒。俳句結社「蒼海」主宰。俳人協会幹事。第2回北斗賞、第36回俳人協会新人賞を受賞。2016、2019、2022年度「NHK俳句」選者。二松学舎大学非常勤講師。句集『熊野曼陀羅』『一粟』、芸人・又吉直樹との共著『芸人と俳人』、漫画家・ねこまきとの共著『ねこもかぞく』、『俳句の図書室』『桜木杏、俳句はじめてみました』『散歩が楽しくなる俳句手帳』など著書多数。
堀本裕樹オフィシャルサイト
http://horimotoyuki.com/
堀本裕樹Twitterアカウント
https://twitter.com/horimotoyuki
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
又吉氏が、俳人の堀本氏から俳句の基礎について、2年をかけて手ほどきを受けたやりとりを記録した対談集で、
「五七五の定型」をマスターすること、「季語」に親しむこと、「歳時記」について、「選句」をすることや、「句会」をおこなうこと、「吟行」しながら句を詠むことなど、
(「吟行」は、鎌倉の寺院や文学館などを巡りながら句をひねるという、本格派の吟行だったようです)
意外にオーソドックスな内容とパターンが展開されていきます。
なのに、このお二人にかかると、俳句という「静」なるものだと思い込んでいた詩の世界が、断然、輝きだしてくるのがおもしろいと感じました。
「俳句」と「物ボケ」の共通性など、私たちからすれば「へ〜っ」と思うような対比なども飛びだしてきて、「俳句に憧れをもっていたものの、どこかに『恐ろしい』という印象をもっていた」という又吉氏が、回を重ねるごとに、俳句に対して抱いていた恐れが薄まり、前向きに楽しんでいく様子が伝わってきました。
私たち素人が、俳句に触れる際にもっとも戸惑うのが「季語」だと思いますが、この「季語」に対しても堀本氏は、又吉氏をうまく興味をもつようにリードして「季語」の理解につなげられているようです。
堀本氏が、又吉氏のコントを思い浮かべて句を作ろうと思い立ち、歳時記をめくっていたら「春着」という季語があったので一句つくった、というくだりがありました。
「季語」にはこんなものがあって、こういうときに使って・・・と、国語の授業みたいにもっていくのではなく、
又吉氏の興味や話題の流れに応じて「こんな句がありますが、どう感じますか?」というように先人たちの句を提示するなどして、俳句を「生き生きとした」「おもしろい言葉遊び」のように感じさせる手腕に驚きを覚えました。
「選句」の章では、又吉氏の選んだ秀句が「お母さん大根足だ八百円」でした。
ちょっとおちゃらけたようなこの句に対しても、お二人は全力で批評し味わっていたのが印象的でした。
オーソドックスな俳句の基礎を大真面目に語りあいながら、それでいて時折「フフフ」と笑えるところは、本書の一つの醍醐味のように思えてきました。
又吉氏は、一連の堀本氏の手ほどきを通して、
「基本的なルールはあるものの、俳句も自分なりに鑑賞していいのだ」ということや、
「自分以外の誰かの解釈に数多く触れることによって、さらに俳句は面白くなる」
ことを発見されたようです。
本編の最後のあたりで、又吉氏は、堀本氏のことを「サッカーでいえばメッシかイニエスタのような方」と評しています。
「静」のイメージの強い俳人に、意外な評をされていますが、本書を読めば、又吉氏の感想は妥当に思えてきます。
俳句を趣味とされる方に本書を読んでいただいたところ、堀本氏の基本をおさえたきちんとした解説や、又吉氏の感性の鋭さにたいへん感動した、と言われました。
本書は、俳句の基本をきちんとおさえた構成になっているそうです。
自分が中学生ぐらいのときに本書に出会っていたら、俳句が好きになっていたのではないだろうか、と感じた一冊でした。
俳句に興味のない方も、是非一度お読みになると、俳句に対する概念が変わると思います。
中学生の方や、俳句が苦手な高校生の方の国語学習の参考書としても、オススメできるのではないかと思います。
俳句を全く知らないでも興味を持って読めそうです。
今回は中古本を注文したのですが、読み終わってから表紙裏に誰かの名前が書いてあり、あらー誰かの名前書いてある・・・と一瞬思い、「あ!!著書の堀本さんのサイン本だ!」と気づきました。(遅い)
なんか得した気分です。この本、今俳句好きなお知り合いに読んでいただいています。やっぱり「おもしろい」と言っておられます。
先生の指導が素晴らしく、自分も俳句を作りたい気分になりました。
最後の方は、又吉さんの俳句も上達したようなのですが、感性の鋭さというか、視点の特異さは最初と変わらず、だから小説が書けるのだと思いました。