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復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇 単行本 – 2003/12/5
ナサニエル・フィルブリック
(著),
相原 真理子
(翻訳)
1819年、ナンタケット島を出航したエセックス号はクジラに襲われ、乗組員は漂流、生還したのは数名にすぎなかった。『白鯨』のもととなったアメリカ捕鯨史上最悪の悲劇を再現。全米図書賞受賞作。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/12/5
- ISBN-10408773403X
- ISBN-13978-4087734034
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
1819年ナンタケット島を出航したエセックス号はクジラに襲われ、乗組員は漂流、生還したのは数名に過ぎなかった。「白鯨」のもととなったアメリカ捕鯨史上最悪の悲劇を再現。全米図書賞受賞作。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/12/5)
- 発売日 : 2003/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 408773403X
- ISBN-13 : 978-4087734034
- Amazon 売れ筋ランキング: - 667,769位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,447位英米文学研究
- - 61,333位科学・テクノロジー (本)
- - 106,434位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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Amazon Customer
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リアルで、当時の時代背景を想像できる、優秀なドキュメントとだと思います。
Narazon カスタマー
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レビュー高いのも頷けるし、こんな状況じゃ食人を責められないです。
(一応、食人に関しても悲惨な状況ながら秩序はあります。)
何より皆で生き延びようとしていた(脱落者もいるけど)ことがいい。
あと人種差別もほんの僅か絡んだり、各人種の肉体的?体質がここでも絡むのかと勉強になりました。
一番胸糞が生存者の中の一人で自然破壊した奴。
何でお前生き残ってんだよ、と唯一思わせてくれた。
そいつがこの船の乗組員で一番最低なクズだと思います。
(一応、食人に関しても悲惨な状況ながら秩序はあります。)
何より皆で生き延びようとしていた(脱落者もいるけど)ことがいい。
あと人種差別もほんの僅か絡んだり、各人種の肉体的?体質がここでも絡むのかと勉強になりました。
一番胸糞が生存者の中の一人で自然破壊した奴。
何でお前生き残ってんだよ、と唯一思わせてくれた。
そいつがこの船の乗組員で一番最低なクズだと思います。
茂吉
Amazonで購入
クジラをこのように燃料の代用として捕っていた外国が,今の捕鯨日本を非難するとは....
しかし,クジラを捕る為にかなりの距離を移動したものですね~!
しかし,クジラを捕る為にかなりの距離を移動したものですね~!
bunting
Amazonで購入
人間の「業」と、肉体的にも精神的にも「究極の状態」について考えさせられる。
『クジラの構成要素の一部(頭部、脂肪層、アンバーグリースなど)だけが価値あるものと見なされ、残りは捨てられた。・・・アメリカ西部の大草原には、皮をはがれたバッファローの死骸が散らばることになるが、同様に十九世紀初頭には頭部を切断されたマッコウクジラの灰色の死骸が、太平洋に散乱していたのだ。』
『クジラの構成要素の一部(頭部、脂肪層、アンバーグリースなど)だけが価値あるものと見なされ、残りは捨てられた。・・・アメリカ西部の大草原には、皮をはがれたバッファローの死骸が散らばることになるが、同様に十九世紀初頭には頭部を切断されたマッコウクジラの灰色の死骸が、太平洋に散乱していたのだ。』
ゆう
読み終わった直後、大変な本を読んでしまった! という感覚にしばし陥る。
巨大なマッコウクジラの襲撃によって沈没した捕鯨船エセックス号…
3艘のボートに分乗した乗組員たちが経験する想像を絶する漂流の日々。
これは、過酷な生の地獄を体験した男たちの物語。すべて実話です。
凄まじいまでの苦しさと共に、彼らを取り巻く無情にまで美しい自然…
どんな小説や映画も色あせて見える真実のストーリー。
Amazon カスタマー
Amazonで購入
毎年60冊以上の本を読みますが間違いなく今年のNO1でしょう。
ヤヤー
この本を読み始めた動機は、やはり「怖いもの見たさ」だ。
『 白鯨 』では書かれなかった、人が人を喰らうほどの極限状況を
生々しく著しているというので、知りたくなったのだ。
ドラマチックにというよりはむしろ、淡々と語られている。
しかし読者はできる限りの想像力を働かせて読むべきだ。
まるで映画のように、追い詰められた人間の姿が脳裏に浮かぶだろう。
相原さんの訳は、過不足なく伝えてくれる。
アメリカと日本の捕鯨の意味合いの違いや文化・歴史を知り、
海という途方もない相手に冒険を挑む男たちの逞しさを感じる一冊となっている。
図説が本体中央にまとめてあるが、挿絵風に本文中に挿画して貰ったほうが読みやすかったと思う。
余談になるが、この本を読んでいたとき鳥インフルエンザが発生し、被害が拡大した。
豚の鼻の粘膜からもウィルスが発見され、BSEに侵されている牛肉といい、
食肉業界は揺れている。
ニュースを見ていた5年生の長男が言った。
「これじゃあ、また昔みたいにクジラを食べるんじゃないの?」
そうかも知れない。
『 白鯨 』では書かれなかった、人が人を喰らうほどの極限状況を
生々しく著しているというので、知りたくなったのだ。
ドラマチックにというよりはむしろ、淡々と語られている。
しかし読者はできる限りの想像力を働かせて読むべきだ。
まるで映画のように、追い詰められた人間の姿が脳裏に浮かぶだろう。
相原さんの訳は、過不足なく伝えてくれる。
アメリカと日本の捕鯨の意味合いの違いや文化・歴史を知り、
海という途方もない相手に冒険を挑む男たちの逞しさを感じる一冊となっている。
図説が本体中央にまとめてあるが、挿絵風に本文中に挿画して貰ったほうが読みやすかったと思う。
余談になるが、この本を読んでいたとき鳥インフルエンザが発生し、被害が拡大した。
豚の鼻の粘膜からもウィルスが発見され、BSEに侵されている牛肉といい、
食肉業界は揺れている。
ニュースを見ていた5年生の長男が言った。
「これじゃあ、また昔みたいにクジラを食べるんじゃないの?」
そうかも知れない。
lm700j
ちょっと気になる資本主義の怖い話があるんだよな
食料とかの準備にかかるコストも船員で按分するとか
このせいで十分な食糧の備蓄ができなかったので惨事につながる
鯨の解体で服が使えなくなって船内の売店でぼったくりの服を買ったら
報酬の大半が吹っ飛んだという酷い話も
あとガラパゴス諸島で悪戯で枯れ草に火を付けたら
大火災になってしまい希少動物壊滅とか
あとリクガメは一年くらい飲まず食わずで置いておいても
ちゃんと生きていて美味しいままなんだそうな
それはそうと限界状況での規律がいかに重要かってことがわかる
食料とかの準備にかかるコストも船員で按分するとか
このせいで十分な食糧の備蓄ができなかったので惨事につながる
鯨の解体で服が使えなくなって船内の売店でぼったくりの服を買ったら
報酬の大半が吹っ飛んだという酷い話も
あとガラパゴス諸島で悪戯で枯れ草に火を付けたら
大火災になってしまい希少動物壊滅とか
あとリクガメは一年くらい飲まず食わずで置いておいても
ちゃんと生きていて美味しいままなんだそうな
それはそうと限界状況での規律がいかに重要かってことがわかる