姉の代理で購入しました。
梱包も丁寧で、シミも折れもなく、綺麗に発送されました。
ずっといろいろなショップを回って探していたみたいなので
見つかってよかったです(OωO)b
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ジゴロ 単行本 – 2003/2/5
中山 可穂
(著)
カイは新宿二丁目界隈で顔の売れたストリート・ミュージシャン。ギター一本抱えて現れ、道行くビアンたちに愛のバラードを歌いかける。彼女に翻弄される女たちの切なくも狂おしい愛の世界5話。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/2/5
- ISBN-104087746267
- ISBN-13978-4087746266
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
カイ(女性)は新宿二丁目界隈では顔の売れたストリートミュージシャンかつ「女日照りのない女」だった。そんなカイに尽くし翻弄される女たちの性愛の物語。切なくも狂おしい恋の世界5話が、テンポよく展開される。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/2/5)
- 発売日 : 2003/2/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4087746267
- ISBN-13 : 978-4087746266
- Amazon 売れ筋ランキング: - 790,423位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18,182位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同性愛に「ジゴロ」という言葉を持ち込んで
「ジゴロ」が繰り広げる何編もの恋愛の話。
明るく読める本でした。
そこにいろいろな同性愛の形を見られるので、楽しかったです。
「ジゴロ」が繰り広げる何編もの恋愛の話。
明るく読める本でした。
そこにいろいろな同性愛の形を見られるので、楽しかったです。
2008年3月17日に日本でレビュー済み
新宿二丁目の路上で出会う、カイを中心とした女性達の恋愛や情事を描く連作短編集。
こういう作品は、それぞれの短編同士との絡み合いを見つけるのが楽しい。
命を賭けるような恋愛の緊張感ではなく、むしろユーモアさえ交えながら、愛情深く登場人物が描かれている。
人生の悲哀や悲壮ですら、他者から見るとどこか滑稽なときがある。そこに、セクシュアリティやジェンダーは関わりない。ビアンだからと選り好みせずに読んでもらいたい。
恋愛ではない情事だけの関係は、時に苦しく、悲しい。
心中は情事ではなく、恋愛がもたらすもの。ジゴロは、恋愛ではなく情事を重ねるもの。
ただし、情事は情事と割り切れる人ばかりとは限らない。心と体は切り離せるものではない。
カイがジゴロたりえるのは、徹頭徹尾、メグだけを愛しているからだ。魅力的でありながら、揺らぐことがないからだ。希望に満ちた最終話は、だからこそ、曇り空が晴れて行くような明るさを持っている。
だから、間違えてはならない。誰もがジゴロになれるわけではない。魅力も覚悟もなしにジゴロになろうとしても、禍根を残すのがオチである。
こういう作品は、それぞれの短編同士との絡み合いを見つけるのが楽しい。
命を賭けるような恋愛の緊張感ではなく、むしろユーモアさえ交えながら、愛情深く登場人物が描かれている。
人生の悲哀や悲壮ですら、他者から見るとどこか滑稽なときがある。そこに、セクシュアリティやジェンダーは関わりない。ビアンだからと選り好みせずに読んでもらいたい。
恋愛ではない情事だけの関係は、時に苦しく、悲しい。
心中は情事ではなく、恋愛がもたらすもの。ジゴロは、恋愛ではなく情事を重ねるもの。
ただし、情事は情事と割り切れる人ばかりとは限らない。心と体は切り離せるものではない。
カイがジゴロたりえるのは、徹頭徹尾、メグだけを愛しているからだ。魅力的でありながら、揺らぐことがないからだ。希望に満ちた最終話は、だからこそ、曇り空が晴れて行くような明るさを持っている。
だから、間違えてはならない。誰もがジゴロになれるわけではない。魅力も覚悟もなしにジゴロになろうとしても、禍根を残すのがオチである。
2013年3月11日に日本でレビュー済み
「ジゴロ」であるストリートミュージシャンのカイと彼女に関わる女たちを描いた連作短編です。
どのお話も中山佳穂ワールド全開ですし、テンポも良いのでファンには自信を持ってオススメできます。
他のお話の登場人物を匂わせる描写がちらほらあって、それを見つける度に少しテンションが上がりました(笑)
個人的には「上海動物園にて」が一番好きです。 終わりの場面は幻想的ですし、なにより読後感が良い!
ただ、著者の長編にあるような、息を詰めて最後まで読まされてしまうような緊張感がなかったのが残念。
どのお話も中山佳穂ワールド全開ですし、テンポも良いのでファンには自信を持ってオススメできます。
他のお話の登場人物を匂わせる描写がちらほらあって、それを見つける度に少しテンションが上がりました(笑)
個人的には「上海動物園にて」が一番好きです。 終わりの場面は幻想的ですし、なにより読後感が良い!
ただ、著者の長編にあるような、息を詰めて最後まで読まされてしまうような緊張感がなかったのが残念。
2009年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中山可穂が書くのは鏡に映した自分の姿だけ。この作品集はそれにはある程度の成功はおさめています。
2008年2月19日に日本でレビュー済み
苦しい。やりきれない。けれど、彼女は愛しい人を愛し続けるために、他の女性と関係を持つ。身勝手と言ってしまえばそれまでだけど、簡単に割り切れない所が人間臭くて魅力的だ。それが美しい人であればある程。
この作品はストリートミュージシャンのカイと、彼女を取り巻く女性達の物語。おすすめは、『ダブツ』という女子校生の話。初々しい女の子が、恋をして成長していく所を爽やかに描いている。
読んで後は人を愛したくなるはず。どんなに辛くても…
この作品はストリートミュージシャンのカイと、彼女を取り巻く女性達の物語。おすすめは、『ダブツ』という女子校生の話。初々しい女の子が、恋をして成長していく所を爽やかに描いている。
読んで後は人を愛したくなるはず。どんなに辛くても…
2007年6月15日に日本でレビュー済み
この作品で中山可穂さんの作品にどっぷりハマってしまいました。
とっても美しくて狂おしい、女同士の愛。
ビアンの方はもちろん、ノーマルの方でも楽しめる作品だと思います。
とっても美しくて狂おしい、女同士の愛。
ビアンの方はもちろん、ノーマルの方でも楽しめる作品だと思います。
2007年4月16日に日本でレビュー済み
中山可穂さんらしい作品のひとつだと思います。同性愛とか関係なく、本物の恋愛小説が好きな方は読んでみる価値あり。きっと中山可穂作品全部読みたくなる筈。