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小説工房12カ月 単行本 – 2004/4/26

4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

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知的刺激と素敵な生き方のヒント満載随筆集。
松本清張、向田邦子の謎に迫った渾身の作家論、自作の創作の秘密から著者の第二の故郷越後の少年時代、混迷する社会と生き方への目からウロコの提言など、“小説の達人"のエッセイ集。

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「再ブーム」松本清張の初期の謎、創作の秘密を明かし、イラク、ペットブームの本質を衝き、社会と生き方への含蓄深い提言満載。幾多の名作を生み出して来た「小説工房」の扉を開き発信する、目からウロコのエッセイ集。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2004/4/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/4/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 344ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087746925
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087746921
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

著者について

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阿刀田 高
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1935(昭和10)年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。

国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995(平成7)年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。

他に『花あらし』『シェイクスピアを楽しむために』『チェーホフを楽しむために』『佐保姫伝説』『プルタークの物語』など著書多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作家の物を書くときの様子がよく分かって面白く読めました。阿刀田氏はほんとに良く作家仲間について見ておられると感心しきりです。特に松本清張の「或る『小倉日記』伝」に関しての推理と考察は良かった。お勧めの一作ですよ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年7月29日に日本でレビュー済み
いろいろなところに発表されたエッセイ88本、それらが「(1)ごくらく耳−越後便り」、「(2)小説工房の秘密」、「(3)やわらかい頭」の3部に振り分けられている。

本書でエッセイの内容を象徴するキーワードを考えてみた。新潟(越後)、読書、短編小説、ミステリー、推理小説、松本清張、向田邦子、ギリシャ神話、コーラン、朗読、フランス映画、ラシーヌ、シェークスピア、ペンクラブ、考えること。

文庫本をいつもポケットに入れて、たくさん読もうと呼びかけた「文庫本をポケットに入れて」、松本清張のミステリーの魅力を分析した「ミステリー工房の秘密」、自らの文章の特徴を示した「私の書き方」が面白く、かつタメになった。たくさんいい文書を読んで、気づいたことがあればこまめにメモをとり、レファレンスブック(国語辞典を含め)をいつも傍においておいて調べる習慣を身につけること、など書くための基本的作法を教えてもらったような読後感である。

  
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