女性セブンの連載マンガの先が知りたくて原作本を入手しました。
最初はマンガ同様、ムフフな内容にアヤシイ気分で読んでいましたが、タリアンとの出会いあたりから、フランス革命の渦の真っ只中に突入、息もつけずに夜を徹して読破してしまいました。ベルばらとはまた違った視点でフランス革命を学べて目からウロコです。
オトコを利用して生き抜いていくテレジアの生き方の全部に賛成というのではありませんが、時代背景を考えると、それもアリだったのかなと。謎の美少年にテレジアが話して聞かせる「生き方には、いいも悪いもない。ただひとつと考えるものではない」という下りは、清清しささえ感じました。そのまま某国大統領にも言ってやりたいものだと思います。
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令嬢テレジアと華麗なる愛人たち 単行本 – 2004/5/26
藤本 ひとみ
(著)
激動の時代を奔放に生きた女性を描く、衝撃の歴史長編!
美しすぎたがために、恋多きが故に、歴史を動かし、パリの女王とも第二のマリー・アントワネットとも呼ばれた女性――マダム・テレジア・タリアンの華麗で波乱に満ちた恋愛遍歴。渾身の歴史長編。
美しすぎたがために、恋多きが故に、歴史を動かし、パリの女王とも第二のマリー・アントワネットとも呼ばれた女性――マダム・テレジア・タリアンの華麗で波乱に満ちた恋愛遍歴。渾身の歴史長編。
- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2004/5/26
- ISBN-104087746968
- ISBN-13978-4087746969
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「勝った女」の秘策とは…。贅沢三昧に暮して流行をリードし、あらゆるものを手に入れ、男を酷使して出世した女のやり方を描く。『小説すばる』連載に加筆訂正して単行本化。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2004/5/26)
- 発売日 : 2004/5/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 464ページ
- ISBN-10 : 4087746968
- ISBN-13 : 978-4087746969
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,474,576位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 311,126位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲望のまま生きた女性と形容されることが多いが
苦しい立場に陥った中でも絶望することなく
希望の光を見出せる物の考え方や
自身のプライドが強く、どんな災難が降りかかっても投げ出さない所が
「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラを連想することが出来る
時代背景も、生きる為に美貌、人脈が見方し生活を守る
時には大胆な決断をしたり、流れに身を任せてみたりする
苦しみは続かない、苦しい時を過ごして幸せがあると・・・似てる
共通点としては綺麗でお金持ちで教養があって・・・
うーん・・・やっぱり女は美人が得?
でも、努力によって女は人生の幅が広がるのかもと
見方によっては自己啓発的なものに見えてくるかも・・・
時には男性をたてて、時には「私に任せて」といえる彼女が
今風なのかもしれない・・・
受け身の人生は改めたいとも思わされる一冊だった
媚びた女性は嫌われるけど彼女は魅力的な女性であり
男前な性格な持ち主であるからまた良いのかも・・・
苦しい立場に陥った中でも絶望することなく
希望の光を見出せる物の考え方や
自身のプライドが強く、どんな災難が降りかかっても投げ出さない所が
「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラを連想することが出来る
時代背景も、生きる為に美貌、人脈が見方し生活を守る
時には大胆な決断をしたり、流れに身を任せてみたりする
苦しみは続かない、苦しい時を過ごして幸せがあると・・・似てる
共通点としては綺麗でお金持ちで教養があって・・・
うーん・・・やっぱり女は美人が得?
でも、努力によって女は人生の幅が広がるのかもと
見方によっては自己啓発的なものに見えてくるかも・・・
時には男性をたてて、時には「私に任せて」といえる彼女が
今風なのかもしれない・・・
受け身の人生は改めたいとも思わされる一冊だった
媚びた女性は嫌われるけど彼女は魅力的な女性であり
男前な性格な持ち主であるからまた良いのかも・・・
2008年3月21日に日本でレビュー済み
絶世の美女で地位もお金もあるお嬢様。でも身持ちの悪いえっち大好きなやり○ん しかし現実を見る目はシビアで超リアリスト。頭も良いし知恵もある。大胆な行動も発想もできて、温室育ちなのに雑草の様に逞しい。誰もが道を踏み外し迷い混乱する時代に、真実は何かを見抜く目もあり、先見の明もある。それを誰かに教えられたと言うより本能で知っている感じ。 エロ事大好きで基本だらしない女だけど、本当に愛した人を助けるため、自分を犠牲にして尚且つ悪者になる事もいとわない。恋愛で身も心も傷ついても、決して他人のせいにはせず、鮮やかに立ち直って先へ進む。愛情深く1つの価値観に捕らわれない 女に生まれるより実は男がむいてたんじゃ?と思わせるくらいバイタリティのある人 こういうタイプの女性を好きか嫌いかで、この話しを面白いと思うかそうでないかが決まると思います 私はこういう人大好き。この人が男なら恋愛してみたいですね(笑)
2004年5月30日に日本でレビュー済み
フランス革命期、自由奔放に、
でも自分の意思を持って生きたテレジア。
彼女の生き方が、鮮烈に描かれています。
どこまでも前向きに生きるテレジアと、
彼女を取り囲む本当に華麗な愛人たち…
物語に吸い込まれながら、
一気に読めます。
人間の欲望と理想、生き方が垣間見えます。
フランス革命についてよく知らない人でも
一人の女性を通じて見ることが出来て
わかりやすい、と思う。
そいで、ちょっぴり(?)エッチ。
彼女のように
どこまでも自分を信じて
生きていきたくなる一冊です。
でも自分の意思を持って生きたテレジア。
彼女の生き方が、鮮烈に描かれています。
どこまでも前向きに生きるテレジアと、
彼女を取り囲む本当に華麗な愛人たち…
物語に吸い込まれながら、
一気に読めます。
人間の欲望と理想、生き方が垣間見えます。
フランス革命についてよく知らない人でも
一人の女性を通じて見ることが出来て
わかりやすい、と思う。
そいで、ちょっぴり(?)エッチ。
彼女のように
どこまでも自分を信じて
生きていきたくなる一冊です。