はじめて「アッシュベイビー」に出会ったときのわたしはぼろぼろで、その日からこの本はバイブルになった。
いつも自分を守るために持ち歩いていたカッターナイフよりも強力な、武器になった。
白い部屋にいるような感覚。
その部屋の中で残虐な行為や性的な接触が行われている。
そんな印象だった。
赤ん坊は最早、物語を進ませるためのモチーフでしかなく、ちっとも感情移入できないのでひどく心地よい。
この小説に出てくる赤ん坊には性別がない。
感情も恐怖もトラウマも存在しない。
ただ泣き喚いてアヤの神経を逆撫でし、加虐心を煽る。
こんなにも人間を物として扱った上で「かわいそう」や「酷い」と思わせることがない小説は読んだことがない。少なくとも私はそう思った。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,900¥1,900 税込
発送元: Amazon 販売者: タイマーズ書店
¥1,900¥1,900 税込
発送元: Amazon
販売者: タイマーズ書店
¥22¥22 税込
配送料 ¥257 6月12日-13日にお届け
発送元: 『もったいない本舗』 ※通常24時間以内出荷。※商品状態保証。法能店 販売者: 『もったいない本舗』 ※通常24時間以内出荷。※商品状態保証。法能店
¥22¥22 税込
配送料 ¥257 6月12日-13日にお届け
発送元: 『もったいない本舗』 ※通常24時間以内出荷。※商品状態保証。法能店
販売者: 『もったいない本舗』 ※通常24時間以内出荷。※商品状態保証。法能店
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
アッシュベイビー 単行本 – 2004/4/27
金原 ひとみ
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,900","priceAmount":1900.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,900","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Yk3TWLWpwyuGkxFEZq90Uwt0ZXKgpCdzPX%2FqH6RMHDT0aDaR2%2BPwD9BWtiI83KtKLymY50QBvgHO2aSjwDUe5mrvkco%2FHJPoPWT6hGzn0i7a1%2F5dW1pbgVjD8etaguvyvwGSx9Bi4wi4Fi%2F8Nih4fBgNotK18j6MT3asU706slCOmeKuKzQtJJeQeOXZ4CSI","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥22","priceAmount":22.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"22","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Yk3TWLWpwyuGkxFEZq90Uwt0ZXKgpCdz37DvsFCARscH8OZVfQU%2Fg83jrhkpAQtoA%2FNFc8vY1mjidt0KZWOy3rcFFiwSCvGK4YPoxJ2Jch75AU7hdKzr9An9%2BI7qJS6QzvREqemCgdnosCUsjWsgmRJW8Yn64cwUJv%2Fw164UJjtg9qvtjCZ%2Bjg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
『蛇にピアス』を凌ぐ衝撃の第2作!
赤ん坊、変態、好きな男。主人公アヤはこの三人に囲まれ、ただひたすらに愛しい死を求め続ける。愛しい死、それは愛する人の与えてくれる死。彼女は今日も死を待っている。 著者インタビューはこちら。
赤ん坊、変態、好きな男。主人公アヤはこの三人に囲まれ、ただひたすらに愛しい死を求め続ける。愛しい死、それは愛する人の与えてくれる死。彼女は今日も死を待っている。 著者インタビューはこちら。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2004/4/27
- ISBN-104087747018
- ISBN-13978-4087747010
よく一緒に購入されている商品
対象商品: アッシュベイビー
¥1,900¥1,900
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
¥2,005¥2,005
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り2点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
たかが男、たかが赤ん坊、たかがロリコン。なぜこんなに寂しいんだろう。アヤがひたすら求めるのは「愛しい死」…。『すばる』掲載を単行本化。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2004/4/27)
- 発売日 : 2004/4/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4087747018
- ISBN-13 : 978-4087747010
- Amazon 売れ筋ランキング: - 365,436位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,781位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1983(昭和58)年、東京生れ。2003(平成15)年『蛇にピアス』ですばる文学賞。翌年、同作で芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ハイドラ (ISBN-13: 978-4101313313 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
173グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いままでわたしは小説類はあまり読まなかったのですが、ミヒャエル・エンデに興味を持ち始めてから、最近読むようになりました。
わたしは[小説=文芸]と思っていたので正直本書には戸惑いを感じました。
芥川賞の選者が文壇のオヤジばかりで、しかも活字離れしている時代に「ティーン感覚」を取り入れたかった、と言う理由も多少はあるのではないか、最近の音楽シーンのように「売らんがな」のための「パフォーマンス」であったなら、いよいよ文壇も落ち目といわざるを得ないだろう。
だが本書全体でみたら「異常」と思える主人公の感覚も、心理描写や「普通」と言う感覚の破壊、自己否定から自尊心の破壊と自虐的に展開するストーリーにはなぜか惹かれた。
っが、他人に読んだと自慢できる本でもないし、再度読みたいとも思わない、だが単なる「エロ・グロ」と片付けられる本でもないとおもう。
わたしは[小説=文芸]と思っていたので正直本書には戸惑いを感じました。
芥川賞の選者が文壇のオヤジばかりで、しかも活字離れしている時代に「ティーン感覚」を取り入れたかった、と言う理由も多少はあるのではないか、最近の音楽シーンのように「売らんがな」のための「パフォーマンス」であったなら、いよいよ文壇も落ち目といわざるを得ないだろう。
だが本書全体でみたら「異常」と思える主人公の感覚も、心理描写や「普通」と言う感覚の破壊、自己否定から自尊心の破壊と自虐的に展開するストーリーにはなぜか惹かれた。
っが、他人に読んだと自慢できる本でもないし、再度読みたいとも思わない、だが単なる「エロ・グロ」と片付けられる本でもないとおもう。
2020年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あくまでも個人の感想ですが、主人公にうまく感情移入できず、行動が理解できず、読むのが辛かったです。動物虐待のシーンもあり、私としては買って後悔する本になりました。
デビュー作が良かっただけに残念です。
デビュー作が良かっただけに残念です。
2023年12月4日に日本でレビュー済み
しかし、これは最後まで読まないと分からない。少なくとも、わたしには分からなかった。わたしも最後に来るまでは、若い女性の語りなのだが、まさしく種子のように受胎的と言おうか、受苦的で、包まれた、硬質な豆粒のような立体性を感じながら、読んでいたのだ。これが、この人の文体の特徴なのかと思いながら。それが······。
これは、散文詩なのだ。小説じゃない。散文詩が何で、小説が何かの定義は知らない。しかし、方法をもって詰めていくというのが小説とするなら、もう、悲しいまでの感情の吐露があるだけ。彼女(主人公)は、文中何度も心を開いたことがないと言う(作者は彼女にそう言わせている)。しかし、そんな舌の下をすり抜けて、もう、感情はだだ漏れなのだ。もう、悲しいまでに、だだ漏れなのだ。しかし、悲しいかな、この感情のだだ漏れが終わったあと、ひとしきり泣いた子供がぽつんと泣き終わったのを知ったときのように、彼女はやはり、同じ場所、感情のだだ漏れする前と同じ場所にいる自分を発見するだろう。発見するに違いない。
泣き終わった子供が少しおとなしくなるように、彼女もおとなしくなるだろうか。やさしかったり、凶暴であったり、飢えていたり、自信がなかったり、高慢であったり、怯えていたり、直截であったりした彼女が、少しは、しおらしくなるのだろうか。この感情のだだ漏れが何かを、ここで要約、紹介できる能力をわたしは持ち合わせていない。涙の概念を一筋流すことぐらいしかできない。しかし、彼女は、やはり、最初に立ったにすぎない。いや、最初に立ったことは、曲がりくねった道を通って最初に立ったのなら、それは、すごい成果なのだ。感情のだだ漏れする前と同じ場所にいる自分を発見するというのは、実は稀有なことに違いない。北欧の詩人哲学者の言葉を借りれば、反復なのだ。苦く、輝かしい反復のような気がする。
これは、散文詩なのだ。小説じゃない。散文詩が何で、小説が何かの定義は知らない。しかし、方法をもって詰めていくというのが小説とするなら、もう、悲しいまでの感情の吐露があるだけ。彼女(主人公)は、文中何度も心を開いたことがないと言う(作者は彼女にそう言わせている)。しかし、そんな舌の下をすり抜けて、もう、感情はだだ漏れなのだ。もう、悲しいまでに、だだ漏れなのだ。しかし、悲しいかな、この感情のだだ漏れが終わったあと、ひとしきり泣いた子供がぽつんと泣き終わったのを知ったときのように、彼女はやはり、同じ場所、感情のだだ漏れする前と同じ場所にいる自分を発見するだろう。発見するに違いない。
泣き終わった子供が少しおとなしくなるように、彼女もおとなしくなるだろうか。やさしかったり、凶暴であったり、飢えていたり、自信がなかったり、高慢であったり、怯えていたり、直截であったりした彼女が、少しは、しおらしくなるのだろうか。この感情のだだ漏れが何かを、ここで要約、紹介できる能力をわたしは持ち合わせていない。涙の概念を一筋流すことぐらいしかできない。しかし、彼女は、やはり、最初に立ったにすぎない。いや、最初に立ったことは、曲がりくねった道を通って最初に立ったのなら、それは、すごい成果なのだ。感情のだだ漏れする前と同じ場所にいる自分を発見するというのは、実は稀有なことに違いない。北欧の詩人哲学者の言葉を借りれば、反復なのだ。苦く、輝かしい反復のような気がする。
2014年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読んで感動しました。
この本は海外向けに翻訳はされていないので残念です。
この前、この本を、日本語を勉強しているフランスの友人に送りました。
文字も大きくて、わりと読みやすいと思います。
この本は海外向けに翻訳はされていないので残念です。
この前、この本を、日本語を勉強しているフランスの友人に送りました。
文字も大きくて、わりと読みやすいと思います。
2022年4月10日に日本でレビュー済み
昨年退学した高校の国語講師が金原ひとみさんの小説を勧めてくれたのを思い出して蛇にピアス、持たざる者、そしてアッシュベイビーも読んでみました。
いやほんと素晴らしいですね。本を読んでこんな気持ちになったのは初めてです。
良い意味で気持ち悪い。けど後味は悪くない。私この気持ち悪さ好きです。大好きです。
話も面白かった。
全体的に良かったから読み返して読みたい。
もちろんこれ苦手な人も少なからずいると思うので、読む人を選ぶ本なのかなーと思いました。好きな人は好きだと思います。
いやほんと素晴らしいですね。本を読んでこんな気持ちになったのは初めてです。
良い意味で気持ち悪い。けど後味は悪くない。私この気持ち悪さ好きです。大好きです。
話も面白かった。
全体的に良かったから読み返して読みたい。
もちろんこれ苦手な人も少なからずいると思うので、読む人を選ぶ本なのかなーと思いました。好きな人は好きだと思います。
2020年12月14日に日本でレビュー済み
※ネタバレ含みます
「蛇にピアス」の後にすぐ発表されたこの小説は、ファンタジー要素が強いなと思った。「蛇にピアス」はリアルを感じながら読めたのだが、今作は正直「なにこのファンタジー展開…主人公の妄想?」なんてモヤモヤしながらページをめくった(途中で読むのやめよっかな…と思ったのが本音)。
だが、結末まで読んで感じたことは「あ、これは主人公の病的な妄想でいいのかもしれない」ということだった。読み手に解釈を与えてくれるならば。
一方的に愛した人が、セックスに応じ、気が無さそうなのに「好きです」を連発するような病的な女と食事を楽しみ、挙げ句の果てには結婚までする…。どう考えてもとんとん拍子すぎるし、都合良すぎるし、おかしい。だが、途中から「これはイカれた女の妄想なのでは…?」と思ったら腑に落ちる。
結末も主人公は一人で死んだのかもしれない。実際は村野さんにとっくに捨てられていたりして。「あの赤ん坊は、私なのかもしれない」というラストの心情も、寂しいものだ。キャバクラでどうでもいい相手に愛想振りまいたり、複数人と受け身側のセックスをすること(しかも本当に愛する者には愛されていない)で、自らが性処理の道具としか見えなくなったのかもしれない。…これは個人的にも心当たりがあるから、思わず同情してしまう面もある。
そして、性処理道具が捨てられれば、それは「死」という意味を持つものではなく「存在が消える」だけ。無になるということである。愛する者にも、忘れ去られるだけだ。
…とまぁ、このようにこの小説は、読者が各々解釈してこそ完結するのではないかと思った。
正直途中で投げ出したくはなったけど、ラストを読むと「あぁ、これはこれでアリかなぁ」と思えた作品である。
「蛇にピアス」の後にすぐ発表されたこの小説は、ファンタジー要素が強いなと思った。「蛇にピアス」はリアルを感じながら読めたのだが、今作は正直「なにこのファンタジー展開…主人公の妄想?」なんてモヤモヤしながらページをめくった(途中で読むのやめよっかな…と思ったのが本音)。
だが、結末まで読んで感じたことは「あ、これは主人公の病的な妄想でいいのかもしれない」ということだった。読み手に解釈を与えてくれるならば。
一方的に愛した人が、セックスに応じ、気が無さそうなのに「好きです」を連発するような病的な女と食事を楽しみ、挙げ句の果てには結婚までする…。どう考えてもとんとん拍子すぎるし、都合良すぎるし、おかしい。だが、途中から「これはイカれた女の妄想なのでは…?」と思ったら腑に落ちる。
結末も主人公は一人で死んだのかもしれない。実際は村野さんにとっくに捨てられていたりして。「あの赤ん坊は、私なのかもしれない」というラストの心情も、寂しいものだ。キャバクラでどうでもいい相手に愛想振りまいたり、複数人と受け身側のセックスをすること(しかも本当に愛する者には愛されていない)で、自らが性処理の道具としか見えなくなったのかもしれない。…これは個人的にも心当たりがあるから、思わず同情してしまう面もある。
そして、性処理道具が捨てられれば、それは「死」という意味を持つものではなく「存在が消える」だけ。無になるということである。愛する者にも、忘れ去られるだけだ。
…とまぁ、このようにこの小説は、読者が各々解釈してこそ完結するのではないかと思った。
正直途中で投げ出したくはなったけど、ラストを読むと「あぁ、これはこれでアリかなぁ」と思えた作品である。
2012年1月20日に日本でレビュー済み
何度繰り返し読んだか分からない本。
(今はもう手元にはないのだけれど)
2、3年間ずっと自室に置いておいた。
本棚の中でも、いい場所に置いておいた。
知り合いに「貸して」と頼まれても決して貸さなかった。
「この本は、読みたいときに手に届くところにないと嫌なの。
この本が手に届かないところにないと私、情緒不安定になるの。」
そういう私に、知り合いは驚いていた。
最初、読み始めた時は、何度、読むのをやめようとしたか分からない。
気持ち悪くて、、、
妊婦にこの本はお勧めしない。
読み終わった後も、1カ月、嫌悪感が続いた。
そして、1カ月後、この本の凄さが分かった。
表面的な気持ち悪いところにばかりが強烈だったのだけれど、
そこにばかり重きをおいてはならない、
作者が伝えたかったこと、テーマは、こういったことなのかなって感じてきた。
そして、すごい本だな、と思えてきた。
それから繰り返し読んだ。
むさぼり読むようにして読んだ。
男女間で大事なのはお互いの気持ちが心が通じ合ってることなんだって。
形じゃないんだって。
色んな事が見えてきた。
最初から通して読んで最後に近づいたときが、もうたまらない。
「綿矢りさは好き。」私は単純にそう言える。
金原さんへの思いはそう単純なものじゃない。
「金原ひとみは私を狂わせる。」
この表現がベスト!かな。
若い女性の心が表れていると思う。
孤独で愛を強く求めている。
幸せになりたい。満たされたい。
私って生きている価値が無い、、、?
切ない、、、
人にお勧めするかどうかは、、、微妙。
私のコメント、意味不明かもしれないですね。
特に男の人にとったら(笑)
(今はもう手元にはないのだけれど)
2、3年間ずっと自室に置いておいた。
本棚の中でも、いい場所に置いておいた。
知り合いに「貸して」と頼まれても決して貸さなかった。
「この本は、読みたいときに手に届くところにないと嫌なの。
この本が手に届かないところにないと私、情緒不安定になるの。」
そういう私に、知り合いは驚いていた。
最初、読み始めた時は、何度、読むのをやめようとしたか分からない。
気持ち悪くて、、、
妊婦にこの本はお勧めしない。
読み終わった後も、1カ月、嫌悪感が続いた。
そして、1カ月後、この本の凄さが分かった。
表面的な気持ち悪いところにばかりが強烈だったのだけれど、
そこにばかり重きをおいてはならない、
作者が伝えたかったこと、テーマは、こういったことなのかなって感じてきた。
そして、すごい本だな、と思えてきた。
それから繰り返し読んだ。
むさぼり読むようにして読んだ。
男女間で大事なのはお互いの気持ちが心が通じ合ってることなんだって。
形じゃないんだって。
色んな事が見えてきた。
最初から通して読んで最後に近づいたときが、もうたまらない。
「綿矢りさは好き。」私は単純にそう言える。
金原さんへの思いはそう単純なものじゃない。
「金原ひとみは私を狂わせる。」
この表現がベスト!かな。
若い女性の心が表れていると思う。
孤独で愛を強く求めている。
幸せになりたい。満たされたい。
私って生きている価値が無い、、、?
切ない、、、
人にお勧めするかどうかは、、、微妙。
私のコメント、意味不明かもしれないですね。
特に男の人にとったら(笑)