いつもの東野作品とはちょっと違ったテイストな、皮肉たっぷりの短編集。
文壇の作品賞にまつわる出版社と選考委員、作家たちのそれぞれの思惑がからみあう数編がかなりおもしろかった。
若い女流作家って、、、あの人のことか???と想像しながら読むのも一興。。
確かになんでこの作品が賞獲れるの?っての、あるもんね。。。
「シンデレラ白夜行」も「白夜行」を読んだ人ならクスっと笑える一遍。
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黒笑小説 単行本 – 2005/4/26
東野 圭吾
(著)
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購入オプションとあわせ買い
笑いのマエストロが放つ超ブラックユーモア。
丸い物がすべて巨乳に見えるようになって…「巨乳妄想症候群」。メル友に会うため写真と実物の差を埋めようとする女…「奇跡の一枚」。他、「選考会」等全13編の猛毒爆笑短編集。
丸い物がすべて巨乳に見えるようになって…「巨乳妄想症候群」。メル友に会うため写真と実物の差を埋めようとする女…「奇跡の一枚」。他、「選考会」等全13編の猛毒爆笑短編集。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2005/4/26
- ISBN-104087747549
- ISBN-13978-4087747546
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2005/4/26)
- 発売日 : 2005/4/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4087747549
- ISBN-13 : 978-4087747546
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,070,615位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24,480位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 使命と魂のリミット (ISBN-13: 978-4043718078 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月14日に日本でレビュー済み
東野圭吾の初めて短編集を読んだ。やはりこの作家には長編が似合うと改めて思い知った。短編一つ一つは悪くはないが、やや強引さもあり、ただ後味のちょっと笑える小説に仕上がっており、さすがと、思わせる。選考会は意外性あり楽しかった。
2013年3月26日に日本でレビュー済み
シュール好きなら「いいね」って言いそう。まず。
苦手な人は、さようなら。こってりとした科学でも何でもなく、お手軽に読める短編集って感じかな。ブラックジョーク集。
え〜、毎度馬鹿馬鹿しい話をひとつ・・・
「巨乳妄想症候群」「イン・・・」
18禁要ります?(笑)
作家の後始末には困ったね。
「笑わない男」の鉄仮面ボーイは好きかも。
「ストーカー入門」の発想がそうきたかって思ったし。
俗物作家東野がヤケクソで描いた、って帯に書いてありますから、
変態にお勧めです。
苦手な人は、さようなら。こってりとした科学でも何でもなく、お手軽に読める短編集って感じかな。ブラックジョーク集。
え〜、毎度馬鹿馬鹿しい話をひとつ・・・
「巨乳妄想症候群」「イン・・・」
18禁要ります?(笑)
作家の後始末には困ったね。
「笑わない男」の鉄仮面ボーイは好きかも。
「ストーカー入門」の発想がそうきたかって思ったし。
俗物作家東野がヤケクソで描いた、って帯に書いてありますから、
変態にお勧めです。
2008年4月30日に日本でレビュー済み
4月末に集英社文庫から再刊されたユニークなタイトル『黒笑小説』(この分野の作品は本書を含めて3冊あり、3部作をなしている)。計13本の(黒い)笑いに満ちた痛快な短編が所収されている。「東野圭吾の作風は幅広い」とはよく聞く文句であるが、こういうジャンルにおいても作品の質を決して落とすことなく、読者に期待通りの(いやそれ以上の)満足感を与えてくれるのだから、東野圭吾という作家の力量に感心するばかりだ。ひまひとつ「落ち=黒笑」がしっくりこなかった作品(私にとっては「シンデレラ白夜光」)もあったが、ほとんどすべてがかなりの出来栄えである。
巻末の「解説」にあるように、最初の4作品(「もうひとつの助走」、「線香花火」、「過去の人」そして「選考会」)は、作家自身の赤裸々な心情や彼が置かれている立場・過去の経験を軽快に綴った傑作品である。そもそも作家の苗字が「寒川」という時点で読者のほとんどは笑っているであろう。その意味でも、第4作品である「選考会」の真意―実は作家先生といわれる寒川らが「選考」されている―に全く無防備な彼らの姿は実に面白い。その後のちょっと意表を付くシモネタ的な作品も不快感など全く感じない。「モテモテ・スプレー」の最後の一文、「タカシは博士を殴り倒した」には思わず声を出して笑ってしまった。仮に自分がそういう状況になったならば同じような行動に出たかもしれないなと思ったほどだ。
文庫版の表紙に載っている東野圭吾の顔写真からはこうした作風を惜しげもなく淡々と描き出すような作家にはみえない。人間にはさまざまな顔があると言われるが、特に作家に妥当するのかもしれない。本書以前に読んだ作品が『使命と魂のリミット』という緊迫感・臨場感に富んだ医学サスペンス(人間サスペンス)であったために、本書との(いい意味での)「落差」が私には心地よかった。それにしても「黒笑」か、うまいネーミングだ。
巻末の「解説」にあるように、最初の4作品(「もうひとつの助走」、「線香花火」、「過去の人」そして「選考会」)は、作家自身の赤裸々な心情や彼が置かれている立場・過去の経験を軽快に綴った傑作品である。そもそも作家の苗字が「寒川」という時点で読者のほとんどは笑っているであろう。その意味でも、第4作品である「選考会」の真意―実は作家先生といわれる寒川らが「選考」されている―に全く無防備な彼らの姿は実に面白い。その後のちょっと意表を付くシモネタ的な作品も不快感など全く感じない。「モテモテ・スプレー」の最後の一文、「タカシは博士を殴り倒した」には思わず声を出して笑ってしまった。仮に自分がそういう状況になったならば同じような行動に出たかもしれないなと思ったほどだ。
文庫版の表紙に載っている東野圭吾の顔写真からはこうした作風を惜しげもなく淡々と描き出すような作家にはみえない。人間にはさまざまな顔があると言われるが、特に作家に妥当するのかもしれない。本書以前に読んだ作品が『使命と魂のリミット』という緊迫感・臨場感に富んだ医学サスペンス(人間サスペンス)であったために、本書との(いい意味での)「落差」が私には心地よかった。それにしても「黒笑」か、うまいネーミングだ。
2007年5月22日に日本でレビュー済み
東野氏の作品は私も大好きで、いくつか読みましたが、本書は他の推理小説というジャンルに属するであろう長編とは一風、趣を異にしています。タイトルの「黒笑」、つまりブラックユーモア的な要素がふんだんに盛り込まれており、とても面白かったです。しかも短編集とあれば、日常的などんな場面でも読めてしまう軽さがあると思います。
東野氏の推理小説の、殺意や憎しみなどの負の感情に毒されて疲れた・・・けど、氏の作品は面白いから読んでみたい・・・という方にピッタリだと思います。
決して、明るい気分になる作品ばかりというわけではありませんが、推理小説のような驚きのレベルの結末を、「黒笑」という別の形で見事に描いている作品です。
東野氏の推理小説の、殺意や憎しみなどの負の感情に毒されて疲れた・・・けど、氏の作品は面白いから読んでみたい・・・という方にピッタリだと思います。
決して、明るい気分になる作品ばかりというわけではありませんが、推理小説のような驚きのレベルの結末を、「黒笑」という別の形で見事に描いている作品です。
2007年8月7日に日本でレビュー済み
ミステリー作家だと聞いていたんだけど、こういった面も持ち合わせているんですね。
筒井康隆の大いなる助走をもじった、もう一つの助走は笑いました。
大阪人らしいギャグ満載です。
筒井康隆の大いなる助走をもじった、もう一つの助走は笑いました。
大阪人らしいギャグ満載です。
2009年7月9日に日本でレビュー済み
東野さんの作品は、本格推理モノとか(仮面荘)、少しSF味のあるミステリーとか(変身)、切ない系とか(秘密)、いろいろあるけど、これはユーモア系。
どの分野から入るのかにもよるけど、違和感を感じる人もいるかも。いずれも短編なので、通勤の電車の中ででも読みきれる。お気軽にどうぞ。
どの分野から入るのかにもよるけど、違和感を感じる人もいるかも。いずれも短編なので、通勤の電車の中ででも読みきれる。お気軽にどうぞ。
2007年6月5日に日本でレビュー済み
初の東野圭吾作品でした。
読む前の作家東野圭吾のイメージは暗いミステリー推理小説を書くお方といったところでした。
しかし、この作品はなんどもクスリとさせられる良質の短編集となっています。
どの作品もレベルが高く、どの落ちもサラッとしていて読後感がとてもよかったのも印象に残りました。
大笑いしないまでもちょっとだけ笑える作品が読みたいなと思う方にはとてもぴったりな作品だと思います。
個人的にはストーカー入門、臨界家族がおすすめです。
読む前の作家東野圭吾のイメージは暗いミステリー推理小説を書くお方といったところでした。
しかし、この作品はなんどもクスリとさせられる良質の短編集となっています。
どの作品もレベルが高く、どの落ちもサラッとしていて読後感がとてもよかったのも印象に残りました。
大笑いしないまでもちょっとだけ笑える作品が読みたいなと思う方にはとてもぴったりな作品だと思います。
個人的にはストーカー入門、臨界家族がおすすめです。