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AMEBIC 単行本 – 2005/7/6

3.8 5つ星のうち3.8 67個の評価

さあ私の太陽神よ舞い上がれ 安宿に泊まる私を照らせ
AMEBIC[Acrobatic Me-ism Eats away the Brain,it causes Imagination Catastrophe.]「曲芸的自己中心主義が脳を浸食する事による想像力の崩壊」。孤独と分裂の果てに「私」はそれを「彼」に伝えようと…。 著者インタビューはこちら。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2005/7/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 176ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087747697
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087747690
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 67個の評価

著者について

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金原 ひとみ
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1983(昭和58)年、東京生れ。2003(平成15)年『蛇にピアス』ですばる文学賞。翌年、同作で芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ハイドラ (ISBN-13: 978-4101313313 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
67グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
抗鬱剤とか出てきて、同じ境遇の僕にはとても共感できます。
婚約者と主人公の修羅場の場面が一番好きです。
人気作家で心が病んでる方は少ない気がするので、貴重な存在だと思います。
2011年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1ページから全開の散文に笑いが止まりませんでした。
他の人が書いているようにこの本が合わない人には全然ダメな本かもしれません。
けっこう人を選ぶ小説だと思います。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
独りよがり過ぎるし読みづらいし退屈だった
2024年1月28日に日本でレビュー済み
批判の言葉は、批判の内容程度は、彼女によってすでに考え尽くされているでしょう。考え尽くされた上で、自分のなすことをなしているでしょう。雑踏のざわめきや横断歩道を渡る時のピッポピッポという音と違いが、もしかしたらないかも知れません。

 横断歩道のピッポピッポと同程度に、作者によって遇されていることを知って、何かを述べるのは、こちらがいかに愚かな顔をさらすかを知りながらやるわけですから、かなり恥ずかしさを噛み殺さねばなりません。

 所詮レヴューにすぎません。思いついたことを言うざれ言にすぎません。再起不能なまでに、それ故本当に腹の底から自分のすべてを点検して再出発を作者にさせるような、作者がそこまで言われたらわたしにはもう書くことがない、しかし、そこまで底の底まで言われたからこそ、何年かかっても再び浮上してみせると作者を骨の髄までこてんぱんに批評し尽くすような、批評の恐ろしさを知らぬ者たちの――わたしも含めて――ざれ言にすぎません。

 二十歳そこそこであった時の自分と比べると、恐るべきとしか言えません。

 現在に到達するまでにはどれだけ遠回りしないといけないのか。失恋、恋の破裂、生命が行き交ってたへその緒をぶちっと切断されるような恋。そんな恋の破裂にどうやったら到達できるのか。どれだけ遠回りしたら恋の破裂に到達するのか。

 日常生活は当然、七時から八時、午前から午後、一日から二日、今日から明日、月始めから月末にしか進まない。しかし、ここに失恋があったとき、失恋の苦痛があったとき、失恋の耐えがたさがあったとき、あたかも、その一瞬を目指してすべての出来事があったかのように、その一瞬にすべての出来事が予定調和のようになだれ込むかのように、そんな遠回りをしなければ、失恋の失神するがごとき苦痛に到達できない。それに耐えることは、そんな遠回りをすることである。そんな失恋の一瞬は様々な階段を折り畳んだように描くしかない、そんなふうに描かれている失恋の圧縮された一瞬。失恋の一瞬とはそれに耐えた一瞬である。
2009年6月8日に日本でレビュー済み
この物語は支離滅裂、意味不明な文章で始まる。
改行もなしで誤字脱字。
なんじゃ、これ???と思った時点ですでに、
読者は金原ワールドに足を踏み入れているのだろう。

薬と酒でラリっちゃうと無意識に散文をパソコンに打ち込んでいる、
という拒食症の女性が主人公。キーワードは、分裂。
素面になった彼女はもう一人の自分がパソコンに残す軌跡に、
怯えると同時に、何かを必死で読み取ろうとする。
無意識の自分が“自分”に何を伝えたがっているのか。

まだ混沌としている物語で、金原氏の中でまだ
熟成途中、という印象を受けた。
たぶん、これを物語のカタチまで落とし込んだのが
「ハイドラ」なんだと思う。

でも悔しいくらい、夢中になって読んでしまうのが
金原ひとみの作品の魔力なんだと思った。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年7月14日に日本でレビュー済み
錯文にうっとりできる人間や共感できる人間でないとかなり厳しい、門戸が狭すぎる作品ですが、
これにハマる人には正直堪らないです
ゾクゾクします。嫌な気分になるし、ウンザリした雰囲気をまといながら、それでも気持ち悪さにゾクゾクしたい方、どうぞ

文章を一文一文を味わうように読む類のものでありながら、投げやりとも言える物語の成り行きを破滅願望を持って楽しめる方におすすめ。
ここのレビューが悪いことも一般受けしないことも承知ですが、何か引っかかるものがあればぜひ読んで欲しい
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月2日に日本でレビュー済み
高校生の私には良さがわからなかったけど、あと4.5年してから読んだらスゴく良く感じられる気がする…。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年6月11日に日本でレビュー済み
アル中拒食症ガリガリ美人作家が酔った勢いで書くサイケデリックな独白から始まり、当方、拒絶感と嫌悪感満載で読み進める。金原ひとみってこんなだっけ?

ところがところが、魂の独白とリズムにこちらの脳からドーパミン。文体と脳がシンクロしていくからあら不思議。恋敵との対面では主人公に完全感情移入。文章でラリらせるなんて、金原ひとみも町田康も天才だわ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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