新聞夕刊の『お勧め犬文学』の紹介の「チワワ族は体の小さな種族である」と言う冒頭の引用に笑い、原話も犬も好きな者としては楽しめそうだ、と先のレビューの警告を読みつつも注文してしまったが、これは最初の一行が良かっただけ。もと話の人物と犬種の特徴が噛み合っている訳でも、名前から元人物の名前を連想させるわけでもなく、犬ならではの習性を活写しているわけでもなく、「爆笑を誘う」所は何も無い。
返品も出来ず、かなしい。
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首輪物語 単行本 – 2005/11/25
清水 義範
(著)
文学、映画、TVの名作を究極パスティーシュ。
“パロディの達人"が文学、世界的ヒットの映画、昼メロ原作まで古今東西の名作を縦横無尽にコラボレーション! 鮮やかな仕掛けと切れ味鋭いユーモアと毒、脳みそも唸る、究極のパスティーシュ小説集。
“パロディの達人"が文学、世界的ヒットの映画、昼メロ原作まで古今東西の名作を縦横無尽にコラボレーション! 鮮やかな仕掛けと切れ味鋭いユーモアと毒、脳みそも唸る、究極のパスティーシュ小説集。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2005/11/25
- ISBN-104087747832
- ISBN-13978-4087747836
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2005/11/25)
- 発売日 : 2005/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4087747832
- ISBN-13 : 978-4087747836
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,013,063位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 47,927位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月12日に日本でレビュー済み
ティンカーベルの日記は面白かったです。
ウェンディの両親の描写の毒舌っぷりが楽しくて、しかも
的を射た感じで。
この鋭い観察眼(少々の悪意)が全編を通じて保たれていれば
満足だったのですが、清水義範ファン以外にはあんまり
お勧めできません。
「遺伝子インフェルノ」とか、他の作品の方がおすすめです。
ウェンディの両親の描写の毒舌っぷりが楽しくて、しかも
的を射た感じで。
この鋭い観察眼(少々の悪意)が全編を通じて保たれていれば
満足だったのですが、清水義範ファン以外にはあんまり
お勧めできません。
「遺伝子インフェルノ」とか、他の作品の方がおすすめです。
2007年2月7日に日本でレビュー済み
表紙のパロディ具合に惹かれて手に取りましたが、内容は少々期待はずれ。
表題の「首輪物語」は8つの短編の内の1つです。
全てが3大ファンタジーをパロディにしているとか、映画をパロディにしているとかだったら方向性がまとまっていて良かったのですが・・・。
8つの短編の中では「ハートブレイク・ツアー」が面白かったくらいですかね。
購入するのであれば文庫化を待ってからでも良いのではないでしょうか。
表題の「首輪物語」は8つの短編の内の1つです。
全てが3大ファンタジーをパロディにしているとか、映画をパロディにしているとかだったら方向性がまとまっていて良かったのですが・・・。
8つの短編の中では「ハートブレイク・ツアー」が面白かったくらいですかね。
購入するのであれば文庫化を待ってからでも良いのではないでしょうか。
2005年12月11日に日本でレビュー済み
最初に出会った清水義範氏の作品は『永遠のジャック&ベティ』。昔の英語の教科書を題材にした見事なパロディ小説で、大いに笑ったものだった。
しかし徐々に氏の作品からは、オリジナルを凌駕する価値が失われてしまい、「ためにするパロディ」のように感じられるようになってしまった。とくに氏が「パスティーシュ」という言葉を自ら意識し始めたときから、そういう傾向が強くなったと思う。
本作品集には「首輪物語」「ティンカー・ベルの日記」「パウダー・スノー」「亀甲マン」「あこや貝夫人」「ハートブレイク・ツアー」「渚のカルメン」「プロフェッショナルX」の8作が納められているが、いずれも「ためにするパロディ」の感を受ける。
面白かったと思えた作品は、残念ながら1作もなかった。
しかし徐々に氏の作品からは、オリジナルを凌駕する価値が失われてしまい、「ためにするパロディ」のように感じられるようになってしまった。とくに氏が「パスティーシュ」という言葉を自ら意識し始めたときから、そういう傾向が強くなったと思う。
本作品集には「首輪物語」「ティンカー・ベルの日記」「パウダー・スノー」「亀甲マン」「あこや貝夫人」「ハートブレイク・ツアー」「渚のカルメン」「プロフェッショナルX」の8作が納められているが、いずれも「ためにするパロディ」の感を受ける。
面白かったと思えた作品は、残念ながら1作もなかった。
2006年8月29日に日本でレビュー済み
パスティーシュ短編集。「首輪物語」は言わずもがの「指輪物語」犬バージョンパロディ。「ティンカーベルの日記」は「ピーターパン」と「ブリジット・ジョーンズの日記」が見事合体。「パウダースノー」は、「若草物語」だとばかり思っていたら途中から「細雪」の姉妹が加わって、ふたつの物語が合体。そのほかにも「スパイダーマン」を模倣した「亀甲マン」、人気テレビ番組「あいのり」「プロジェクトX」「真珠婦人」のパスティーシュなど、清水義範らしい作品が収録されている。
もちろん模倣されたほうの作品を読んでいれば面白さや笑いのツボなどを比較することができるが、そうでなくても単純にクスッと笑って楽しめる娯楽作品。それ以上でも以下でもない。残念ながら。
もちろん模倣されたほうの作品を読んでいれば面白さや笑いのツボなどを比較することができるが、そうでなくても単純にクスッと笑って楽しめる娯楽作品。それ以上でも以下でもない。残念ながら。
2006年9月10日に日本でレビュー済み
気楽に読めます。がパスティーシュもそろそろ切れが無くなってきたと思うのは私だけでしょうか?
昔はもっと毒があったような気がするのですが。
昔はもっと毒があったような気がするのですが。