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ダーティ・ワーク 単行本 – 2007/4/26

4.6 5つ星のうち4.6 23個の評価

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今日もどこかで、あの人はきっと生きている
熊井はいつもギターを弾いている。もう何年も会っていないTTのことを考えながら……。様々に繋がる人間関係、それぞれが誰かへの思いを抱えながら、地を這うように生きていく、希望と再生の連作短編。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2007/4/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/4/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087748537
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087748536
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 23個の評価

著者について

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絲山 秋子
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1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。03年「イッツ・オンリー・ トーク」で文學界新人賞を受賞。04年『袋小路の男』で川端康成文学賞、05年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、06年『沖で待つ』で芥川賞を 受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ダーティ・ワーク (ISBN-13: 978-4087465679 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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登場人物の隠れたマトリクスな関係
5 星
登場人物の隠れたマトリクスな関係
小説の後半に登場人物の隠れたマトリクスな関係に驚き、何度も読み返してしまう。まるでスターウォーズのエピソードシリーズをいっきに観ているような感覚で物語が行ったり来たりしても、途中に気付きとラストは爽快なエンディングが訪れるこの行ったり来たりするストーリーの中で登場人物の隠れた系譜を最初からイメージして作品に仕上げていく技は、日本昔話のツルの恩返し的な、「この作品を書いているところを絶対に見ないでください」っていう職人的な日本人の技がある気がする。今回は2か所、好きな場所があって、1つは、「何か変えなきゃと思っている時、無性に友達に会いたくなる変わらない友達、いつ会っても、昨日会ったような顔で会える友達」もう1つは、sympathy for the devil の兄嫁の麻子とお風呂に行くと彼女の脇腹に悪魔の刺青があることを知る。後のストーリー back to zero では、「大事なものには名前を書くな」と花屋でヌード写真家の辻森が誰にも見せたくないと語る。感情の奥に何本も針を刺されたような衝撃だった。この小説の「ダーティ・ワーク」はローリング・ストーンズのアルバムタイトルでストーリーもすべてローリング・ストーンズの曲名になっている。
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年6月22日に日本でレビュー済み
小説の後半に登場人物の隠れたマトリクスな関係に驚き、何度も読み返してしまう。
まるでスターウォーズのエピソードシリーズをいっきに観ているような感覚で
物語が行ったり来たりしても、途中に気付きとラストは爽快なエンディングが訪れる

この行ったり来たりするストーリーの中で登場人物の隠れた系譜を
最初からイメージして作品に仕上げていく技は、日本昔話のツルの恩返し的な、
「この作品を書いているところを絶対に見ないでください」っていう
職人的な日本人の技がある気がする。

今回は2か所、好きな場所があって、1つは、
「何か変えなきゃと思っている時、無性に友達に会いたくなる
変わらない友達、いつ会っても、昨日会ったような顔で会える友達」

もう1つは、sympathy for the devil の兄嫁の麻子とお風呂に行くと
彼女の脇腹に悪魔の刺青があることを知る。
後のストーリー back to zero では、「大事なものには名前を書くな」と
花屋でヌード写真家の辻森が誰にも見せたくないと語る。
感情の奥に何本も針を刺されたような衝撃だった。

この小説の「ダーティ・ワーク」はローリング・ストーンズのアルバムタイトルで
ストーリーもすべてローリング・ストーンズの曲名になっている。
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5つ星のうち5.0 登場人物の隠れたマトリクスな関係
2020年6月22日に日本でレビュー済み
小説の後半に登場人物の隠れたマトリクスな関係に驚き、何度も読み返してしまう。
まるでスターウォーズのエピソードシリーズをいっきに観ているような感覚で
物語が行ったり来たりしても、途中に気付きとラストは爽快なエンディングが訪れる

この行ったり来たりするストーリーの中で登場人物の隠れた系譜を
最初からイメージして作品に仕上げていく技は、日本昔話のツルの恩返し的な、
「この作品を書いているところを絶対に見ないでください」っていう
職人的な日本人の技がある気がする。

今回は2か所、好きな場所があって、1つは、
「何か変えなきゃと思っている時、無性に友達に会いたくなる
変わらない友達、いつ会っても、昨日会ったような顔で会える友達」

もう1つは、sympathy for the devil の兄嫁の麻子とお風呂に行くと
彼女の脇腹に悪魔の刺青があることを知る。
後のストーリー back to zero では、「大事なものには名前を書くな」と
花屋でヌード写真家の辻森が誰にも見せたくないと語る。
感情の奥に何本も針を刺されたような衝撃だった。

この小説の「ダーティ・ワーク」はローリング・ストーンズのアルバムタイトルで
ストーリーもすべてローリング・ストーンズの曲名になっている。
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2023年11月18日に日本でレビュー済み
技巧に凝った小説。世の中は狭く互いに関連している。しかも、その関係は、すぐには分からないように書いてあるので、丹念にメモを取って読んでいかないと謎は解けない。解説の佐々木敦は、この小説でも思い切り泣いてしまったと書いているが、メモを取らないと分からない小説で本当に泣けるのか、というのが当レビューアーの疑問だ。しかし、確かに、絲山の小説はうまい。この度、神奈川近代文学館の井伏鱒二展の監修を絲山がやって、絲山の講演会があって行ってきたが、絲山の井伏愛は相当なもので、井伏を通じて日本文学の王道を継承しているような気がした。作風どころか、風貌まで似て来たようにも思えたが、絲山の好感度が増した講演会だった。井伏のファンよりも、絲山のファンの方が多いように思った。
2018年5月28日に日本でレビュー済み
絲山秋子の真髄は縦横無尽の女一人称にある、と思いつつ男二人のback to zeroもよい。世間は広いようでいてその実せまいよっていうお話。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年2月12日に日本でレビュー済み
あまり、小説を再読する方ではないのですが、この本に限っては再読することでしょう。
その意味で、借りて読むより買って読みたい本です。

それぞれの章は短編として完結しつつ、全体としてはつながっていたことが後になってよくわかります。
登場人物たちの性別が読み始めにはわからないまま(作者の意図的に)でいたのが
だんだん輪郭がはっきりしたな、と思ったら、次の章では別の人物からの視点で見ることができたりもし、
でも絡み合いすぎないのでした。

映画とかになってもおもしろそうです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月18日に日本でレビュー済み
心の奥をあっさりと見抜かれてしまう一文にしびれる。
切れ味が鮮やかで、悔しいぐらいに、すとんと腑に落ちる。
絲山さんの小説のそんなところが、忘れられない一冊になっていく。
そして、読み終えたあとに、余韻が長く響く。静かに落ち着いた、美しい余韻だ。

構成が絶妙であるから、あまりネタバレは知らずに読んでもらいたい。
構成の妙は大きいが、描かれている人物達の情緒や、主題も魅力的だ。
彼らは、みんな一人だ。自分が一人であることをよくわかっている。
心で思う人がいたとしても結ばれえず、落ち着いた生活とやらに落ち着くこともできない。
誰かに関わりたい寂しさや愛しさと、誰かと関わってしまうことへの不安感やためらい。
一歩を踏み出す勇気が出ない、その片思いのような物思いには、誰しも心あたりがあるのではないだろうか。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月3日に日本でレビュー済み
〇 7篇の短篇が全体としてひとつの長篇を組み立てるという仕掛けがこの作品最大の見どころ。それとちょっと素敵な文章が時々出てくる(特に2篇目と3篇目)ところが魅力かな。

〇 それ以外はあまり良いと思わない。レビューアーの間で評価が高いのがちょっと意外だ。ギタリストだったり引きこもりだったりする登場人物が送っている行き当たりばったりの荒れた生活をさあどうだと押し出して凄んでみせているように読めた。もう少し何か深い葛藤があった方が良いのではないだろうか。物語の展開も、知人の友人が思いがけなくもわたしの知りあいだったという偶然に依存している。

〇 わたしが若い文化を理解できないのかもしれないなという悩ましさは自覚しつつも、自分の主観を信じて星は3つ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「worried about you」(『小説すばる』2005年10月号)
 賭けに負けて厭々受けた健康診断で彼女は不安を買って昔好きだった彼を思い出し、最後に自分だけのビートを手に入れる。
「sympathy for the devil」(『小説すばる』2005年12月号)
 ナポレオンフィッシュに似た車に乗る恋をするとブスになる彼女は彼氏の不精にイライラし、女王様の兄嫁と温泉に行く。
「moonlight mile」(『小説すばる』2006年2月号)
 彼が夜遅く見たホットメールには昔寝て振られたことがある牛に似た彼女から悪性リンパ腫に掛かっているから見舞いに来いと書いてある。
「before they make me run」(『小説すばる』2006年4月号)
 彼は優秀な兄と違ってろくでなしだったが、その兄が今では転職した会社も辞めてアパートに引きこもっている。恋人のいる彼は他に三人の女性と付き合っているが、それは彼女が仕事に忙しい女で寂しいからだ。彼女は二代目社長の失敗を被せられて降格し、その気になれない歯科医からは告白され、気の置けない友だちから「会社を辞めろ」とアドバイスされる。パチンコ屋に入ろうとした彼は白っぽいスーツを着た女に斜めに視界を覆われて、ぷいと向きを変える。
「miss you」(『小説すばる』2006年6月号)
 頭は良いが何をやっても長続きしない姉と彼女は仲が良くないが、本当はキライじゃないので結婚式にブーケを贈る約束をする。
「back to zero」(『小説すばる』2006年8月号)
 会社を辞めて亀にも逃げられた彼はかつての胃ガン仲間の写真展に遅れて行き、昔好きだった彼女のヌード写真を見てしまう。
「beast of burden」(『小説すばる』2006年10月号)
 彼女はひょんなことから彼と出会えて一緒に暮らし子供を授かるが、わずかな諍いから気の置けない友人と冬の軽井沢に遊びに行く。考え直して彼に電話をしようとした、そのとき……
 構成が巧み、人物造詣が巧み、文章が巧み、それで厭味がない。
 例えば最初の彼女の性格及び能力設定が行き届いているから最後の結末に行き着くのは必然なのだけれども十二分に設定された人物をただ動かしても辿り着ける結末に作者は複雑な構成を用意する。それは――少なくともこのお話に限っては――読者の負担を極力軽減させるためなのだ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年6月30日に日本でレビュー済み
絲山秋子、どこまで進化してゆくんだろう…
元々スゴいお方だと思ってはいるけれど、
この連作短編集ではこれまでになく「技巧的な意味合いで」、
さらに一皮剥けているような気がする。

最後の一篇、ある意味この人「らしくない」終わり方で
一連の物語にある終止符を打っているのですが、
これがまた大仰でなく、わざとらしい含みを持たせたりせずに
ストレートに胸に響く、いい終わり方。
これだから、絲山女史の書くものは読まずにはいられないんだ…。

とにかく絲山秋子という人は
ものの感じ方であるとか、それを表現する文章力であるとか、
全てが『圧倒的』だと思う。
才能がありすぎて怖い。
コンテンポラリーな「文筆家」のなかで、
この人と並ぶ人っているのかなぁ?と考えてみると、
巧さ、という点では小池真理子、浅田次郎かな…
しかし総合点の高さでは、他にこんなスゴい人はいないような気がする。

目が離せない。
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