高校の時、友人が「この本、ゆるくて面白いよ」と言っていたような気がしていたので、10年後の現在、ふと思い出して購入。
一気に読んでしまいました。どんな大人も、心のどこかで中二病なのかなと思わさせてくれる作品です。
起こる出来事はファンタジーなのに、登場人物のセリフはリアル。
登場人物の心境に「あぁ、こんな時期もあったな」「あぁ、こんな気持ちになることたまにある」と共感しながら読んでいました。
読み終わった後、「わたし、大丈夫」という気持ちになります。オススメです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
少年少女漂流記 単行本 – 2007/2/26
古屋×乙一×兎丸
(著)
天才×天才の豪華コラボレーション!
この世界で居場所を見つけられず苦しむ少年少女たち。彼ら彼女らが作り上げた妄想とその行き着く先は――。ストーリーもビジュアルも完全合作。迷える10代の心を切なく描き出す超豪華コミック。
この世界で居場所を見つけられず苦しむ少年少女たち。彼ら彼女らが作り上げた妄想とその行き着く先は――。ストーリーもビジュアルも完全合作。迷える10代の心を切なく描き出す超豪華コミック。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/2/26
- ISBN-104087748545
- ISBN-13978-4087748543
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
二つの才能が出会い、つなぎ目も見えないほど美しく溶け合うこ
とで生まれた作品です。昔の自分を見ているようなイタい話もあれば、静かに励
まされる感動的な話もあり、思春期のいろんな感情が詰まっています。最後まで
読んだとき、自分にも人にもちょっと優しくなれるような、ちょっと生きやすく
なったような----そんな気持ちになる一冊。青春のバイブルです!
とで生まれた作品です。昔の自分を見ているようなイタい話もあれば、静かに励
まされる感動的な話もあり、思春期のいろんな感情が詰まっています。最後まで
読んだとき、自分にも人にもちょっと優しくなれるような、ちょっと生きやすく
なったような----そんな気持ちになる一冊。青春のバイブルです!
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/2/26)
- 発売日 : 2007/2/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4087748545
- ISBN-13 : 978-4087748543
- Amazon 売れ筋ランキング: - 518,362位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 258,543位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
12グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年8月8日に日本でレビュー済み
古屋兎丸さんと乙一さんによる合作で、巻末の対談でご本人たちも語っているように、明確に役割を分担せず、ファミレスでのアイデア持ち寄りを経て、なおかつ乙一さんの上げてきた原案を、時に本人の了解を得ることもなく古屋さんが作画するという過程で作られているためか、いい感じで1+1でなく、スリリングでしなやかな作品になっています。ただし、若さゆえの行け行けどんどんの結果オーライということかもしれませんが、先行する多くの作品の援用といいますか、構図等の借用といいますか、明らかに想起させる要素が散見されるので、どこかに献辞を入れていただけていたら、なんのわだかまりを抱くこともなく、作品の読み方にも広がりが出てよかったのではないかと老婆心ながら思いました。
2021年1月1日に日本でレビュー済み
高校生8人のそれぞれの短編と全員集合する最終話で構成されてます
気になるのがキャラクターによって話数が大きく違うこと
やっぱりページ数の多く取ってあるキャラの方が親しみが持てます
逆にページ数の少ないキャラは「こいつ誰だっけ?」となりました
また最終話の話し合いが省かれてる所が気になります
それぞれ(負の方向に)濃いキャラが集まってるので、どうやって和解したのかが見たかったのに
大事なところが描かれてないので読後がすっきりしませんでした
気になるのがキャラクターによって話数が大きく違うこと
やっぱりページ数の多く取ってあるキャラの方が親しみが持てます
逆にページ数の少ないキャラは「こいつ誰だっけ?」となりました
また最終話の話し合いが省かれてる所が気になります
それぞれ(負の方向に)濃いキャラが集まってるので、どうやって和解したのかが見たかったのに
大事なところが描かれてないので読後がすっきりしませんでした
2007年8月26日に日本でレビュー済み
それぞれに「生き難さ」を抱えて周囲から孤立する少年少女たちの物語。最後に彼らはある特異な場所で一堂に会してホームルームを開き、「家に帰るべきか否か」の討論を経て「希望」が与えられる。このラストは古屋のアイディアらしい。学級委員長のタイト君は明らかに、『Π』の沢木夢人や『ライチ☆光クラブ』のタミヤの系譜にある。
じつは本作の3か月遅れで、古屋は『彼女を守る51の方法』の連載を開始していて、この構造が本作と瓜二つ。ただ『彼女〜』では冒頭に大災害が起こり、これを生き延びる過程で主人公たちが成長する物語だから、本作のラストが始点。逆に言えば、『彼女〜』のゴス少女(21歳なんですけど…)の過去を描いたのが本作か。
ところで『彼女〜』で大災害を呼び寄せる(?)「滅びの呪文」は『天空の城ラピュタ』から取られているが、古屋の近作に顕著な「敢えてケガレを身に引き受けて生き延びよ」というテーマは、宮崎駿の一貫したメッセージでもある。ま、バラの世話をするために天上に戻った『星の王子さま』だって、そーゆー話ではあったワケだが…
巻末の古屋・乙一対談に「中二病」という言葉が見えるが、これはサカキバラ事件後に話題になった「14歳」の問題のこと。世界への「違和感」をどう馴致するか、という思春期的主題が地上への回帰に収斂するのは、定型と言えば定型。保守的と言えば、保守的。それで良いのか、良くないのか、考え中、考え中…
じつは本作の3か月遅れで、古屋は『彼女を守る51の方法』の連載を開始していて、この構造が本作と瓜二つ。ただ『彼女〜』では冒頭に大災害が起こり、これを生き延びる過程で主人公たちが成長する物語だから、本作のラストが始点。逆に言えば、『彼女〜』のゴス少女(21歳なんですけど…)の過去を描いたのが本作か。
ところで『彼女〜』で大災害を呼び寄せる(?)「滅びの呪文」は『天空の城ラピュタ』から取られているが、古屋の近作に顕著な「敢えてケガレを身に引き受けて生き延びよ」というテーマは、宮崎駿の一貫したメッセージでもある。ま、バラの世話をするために天上に戻った『星の王子さま』だって、そーゆー話ではあったワケだが…
巻末の古屋・乙一対談に「中二病」という言葉が見えるが、これはサカキバラ事件後に話題になった「14歳」の問題のこと。世界への「違和感」をどう馴致するか、という思春期的主題が地上への回帰に収斂するのは、定型と言えば定型。保守的と言えば、保守的。それで良いのか、良くないのか、考え中、考え中…
2007年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不思議でロマンチック。静かでアツイ。ラストのセリフがとにかくイイ!あの装丁は決してオーバーなモノではないと思います。久々にステキな作品に出会えて感動。やっぱスゴイ!
2007年4月7日に日本でレビュー済み
私は乙一の大ファンなのでこの本を買いました。
おもしろかったです!!中高生向けと思いマス。。
私は魔女っ子の話が一番好きです。
HRの話はちょっとイタかったですね・・・・
これぜひ映像化してほしぃです!!
ヶド1話あたりのP数が少ないのが残念でした。
なので★は1つ減らしてもらぃました。
おもしろかったです!!中高生向けと思いマス。。
私は魔女っ子の話が一番好きです。
HRの話はちょっとイタかったですね・・・・
これぜひ映像化してほしぃです!!
ヶド1話あたりのP数が少ないのが残念でした。
なので★は1つ減らしてもらぃました。
2007年2月28日に日本でレビュー済み
小説すばるという小説の月間雑誌でやっていた乙一先生と古屋先生の漫画が、ついに単行本で発売です。
乙一先生のお話は、毎月よくこのプロットラインからできるなぁ、なっているなぁ、と感心します。
古屋先生もよくぞ「お菓子の襲撃」や「怪物バイク」、「台風がペット」をビジュアルになさりました。蟻のやつは映像で見てみたいですね。
読み終わった後、いつの間にか心に強烈に突き刺さって、少しトラウマになって、少しすくわれた自分がいました。
「世代」という言葉が出てきたのには「某監督」の影響からでしょうか、個人的に気になりました。
世にも奇妙なトラウマ傑作漫画ですね。
乙一先生のお話は、毎月よくこのプロットラインからできるなぁ、なっているなぁ、と感心します。
古屋先生もよくぞ「お菓子の襲撃」や「怪物バイク」、「台風がペット」をビジュアルになさりました。蟻のやつは映像で見てみたいですね。
読み終わった後、いつの間にか心に強烈に突き刺さって、少しトラウマになって、少しすくわれた自分がいました。
「世代」という言葉が出てきたのには「某監督」の影響からでしょうか、個人的に気になりました。
世にも奇妙なトラウマ傑作漫画ですね。
2007年3月25日に日本でレビュー済み
痛さを職業に出来た大先生方が、大上段からの視線で痛い人達を解りやすく薄っぺらな記号で描いた作品。
この漫画の登場人物達は、痛さをとても解りやすく記号化され生きている感じがしません。リアリティが無い
よく解らない人達を解りやすく描く事になんの意味があるのか?描いてる本人が解った気になって大上段に立ってるだけではないのか?
まるで、「昔ワルだった話」のダウナー版のよう。ナルシズムの塊。
話も表現も凡庸で、特に目新しさも無く台風のフーコに似せといて「竜巻を飼うのはどうでしょう?」「コレが乙一か!」には閉口・・・
コレは痛さを描いた作品では無く痛い作品。
自分も後書きにあるラジオは中学生の時に聞いてたけど、こういう事じゃ無いと思います。
作品数を重ねる毎に絵が劣化していく謎の漫画家、古屋 兎丸
パレポリ、ガーデンで衝撃を受けた自分はπで疑問を持ち、この作品で見限りました。
この漫画の登場人物達は、痛さをとても解りやすく記号化され生きている感じがしません。リアリティが無い
よく解らない人達を解りやすく描く事になんの意味があるのか?描いてる本人が解った気になって大上段に立ってるだけではないのか?
まるで、「昔ワルだった話」のダウナー版のよう。ナルシズムの塊。
話も表現も凡庸で、特に目新しさも無く台風のフーコに似せといて「竜巻を飼うのはどうでしょう?」「コレが乙一か!」には閉口・・・
コレは痛さを描いた作品では無く痛い作品。
自分も後書きにあるラジオは中学生の時に聞いてたけど、こういう事じゃ無いと思います。
作品数を重ねる毎に絵が劣化していく謎の漫画家、古屋 兎丸
パレポリ、ガーデンで衝撃を受けた自分はπで疑問を持ち、この作品で見限りました。