俳優としても、一人の男性としても、尊敬すべき偉大な方だった高倉健さん。
生前も語る言葉を大事にして、言葉少なでありながら、一つ一つ丁寧に発言されていた。
そして、このエッセイ集でも、お人柄そのままの誠実な文章が書かれていました。
しかし、高潔なだけではなくどこかユーモアもあり、気を許した相手にはお茶目な冗談やいたずらもする。
そして、お母さまを心から愛し、大切に思っていた・・・
高倉健さんの様々な素顔が垣間見れた一冊でした。買ってよかったです。
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あなたに褒められたくて 単行本 – 1991/6/1
高倉 健
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1991/6/1
- ISBN-104087751481
- ISBN-13978-4087751482
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1991/6/1)
- 発売日 : 1991/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4087751481
- ISBN-13 : 978-4087751482
- Amazon 売れ筋ランキング: - 577,252位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 187位社会学の論文・講演集
- - 1,223位タレント本(総合)
- - 9,377位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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hijikata
高倉健を感じたくて、読んでみた。
割と軽い内容で、素顔のケンさんが見えてくる。
もっと深い話も知りたかったが。
村田兆治への花束は、有名な話だね。
ケンさんの人となりは、文章よりも映画からの方が滲み出てくるね。
割と軽い内容で、素顔のケンさんが見えてくる。
もっと深い話も知りたかったが。
村田兆治への花束は、有名な話だね。
ケンさんの人となりは、文章よりも映画からの方が滲み出てくるね。
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健さん、文章は今一つかな?
まあ、良いのでは。
まあ、良いのでは。
まるさん
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1993年第1刷後25刷のロングセラーです。健さんファンならば「高倉健という生き方」と合わせて読むのも良いかも。
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いろんな素敵なエピソードを通して、高倉健さんのお茶目なところや大切なとのことや、どんなふうにものを見ていたのかなど、知ることができます。
まこ
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「日本人の顔の幼稚化だ…
ストーリーや演出よりも、見る我々を納得させるに
必要な顔を主人公たちは持っているだろうか」
これは、塩野七生さんの言葉である。
確かに高倉健には、顔がある。
動乱、八甲田山、鉄道員(ぽっぽや)
セリフが少なく、存在ある役を演じている。
しかし、本書を読むと、
顔の裏側には、書ける、考える、思いやると
多彩な面が見えてくる。
70人のスタッフを前に、俳優はエンジンが全開になる。
ロケには必ずいるガチャに、いたずらを考える。
本当に思いが入っているのに、
入っていない素振りをするところが格好いい。
納得させる顔は、一夜にして出来るわけではないようだ。
それなのに、この顔を亡くした。
ストーリーや演出よりも、見る我々を納得させるに
必要な顔を主人公たちは持っているだろうか」
これは、塩野七生さんの言葉である。
確かに高倉健には、顔がある。
動乱、八甲田山、鉄道員(ぽっぽや)
セリフが少なく、存在ある役を演じている。
しかし、本書を読むと、
顔の裏側には、書ける、考える、思いやると
多彩な面が見えてくる。
70人のスタッフを前に、俳優はエンジンが全開になる。
ロケには必ずいるガチャに、いたずらを考える。
本当に思いが入っているのに、
入っていない素振りをするところが格好いい。
納得させる顔は、一夜にして出来るわけではないようだ。
それなのに、この顔を亡くした。
NINGEN
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健さんの体験談からのエッセイ集とでもいいましょうか。
どのエッセイを読んでも、じーんとくる。
健さんの人間味がにじみ出ることば。
どうして、この人はこのなに心をつかむのでしょうか?
素晴らしすぎます。
そして、ひたすらカッコいい!
どのエッセイを読んでも、じーんとくる。
健さんの人間味がにじみ出ることば。
どうして、この人はこのなに心をつかむのでしょうか?
素晴らしすぎます。
そして、ひたすらカッコいい!
ライター・吉田典史
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50年以上にわたり、
奥が深く、シブい俳優を演じきった俳優・高倉健さんの素顔がみえてきます。
20年以上前に書かれたものでありながら、
キンドルで読むと、最近の作品に思えました。
若かりし頃から、俳優としてピークを迎えつつあった、
1980年代後半までくらいを具体的なエピソードを交え、振り返っています。
いずれの話にも笑えるものや、ふっと悲しくなるもの、
しんみりと考えさせられるものがあります。
文章のリズムがよく、テンポよく読み進めることができました。
スクリーンの中で演じる、あの独特のシブさや深さは、
高倉さんの人生観や生き方、考え方などをリアルに表しているものなのだと
思います。
高倉さんがすぐ前にいて、話をしてくれている臨場感があり、
その意味でも読みごたえがあります。
こういう距離感を感じさせてくれる本は少ない。
お金を出して買ったことに、十分すぎるほどに満足できます。
ありがとう、と言いたくなる本でした。
奥が深く、シブい俳優を演じきった俳優・高倉健さんの素顔がみえてきます。
20年以上前に書かれたものでありながら、
キンドルで読むと、最近の作品に思えました。
若かりし頃から、俳優としてピークを迎えつつあった、
1980年代後半までくらいを具体的なエピソードを交え、振り返っています。
いずれの話にも笑えるものや、ふっと悲しくなるもの、
しんみりと考えさせられるものがあります。
文章のリズムがよく、テンポよく読み進めることができました。
スクリーンの中で演じる、あの独特のシブさや深さは、
高倉さんの人生観や生き方、考え方などをリアルに表しているものなのだと
思います。
高倉さんがすぐ前にいて、話をしてくれている臨場感があり、
その意味でも読みごたえがあります。
こういう距離感を感じさせてくれる本は少ない。
お金を出して買ったことに、十分すぎるほどに満足できます。
ありがとう、と言いたくなる本でした。