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¥1,388¥1,388 税込
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青のフェルマータ Fermata in Blue 単行本 – 1995/11/24
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1995/11/24
- ISBN-104087752038
- ISBN-13978-4087752038
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
南太平洋に響くイルカとチェロの旋律フェルマータ・イン・ブルー。夢の中に言葉を置き忘れてしまったリオ。傷ついてしまった心を癒してくれるのは、イルカ、それとも…。ピュアでイノセントな海洋恋愛小説。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (1995/11/24)
- 発売日 : 1995/11/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4087752038
- ISBN-13 : 978-4087752038
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,341,823位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,362位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。 2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学 賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (ISBN-13: 978-4087465754 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
彼女が欲しいと言っていたのでこっそりと買ってプレゼントしようと思い買いました。そんな彼女とも痴情のもつれで別れてしまいこの本も渡せずにいました。ある日、机の引き出しの奥底にあるのを思い出し封を切りました。初め見た瞬間「こんなもの」と思い捨てようとしましたが、表紙の青とイルカを見て少しだけ読んでみようと思いパラパラと目を通していましたが、徐々にこの本の世界に引き込まれていきました。読み終わる頃には、重く沈んでいた気分もスっと晴れ、海に行きたいと感じていました。とても良い作品でした。また新しい恋愛をしていきたいです。ありがとうございました。
2007年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悲しいエピソードが幾つか織り交ぜられているけど、全体を通してみると心があったかくなる、いつもとは少しだけ違う村山ワールドだったと思う。
村山さんの暖かさが作品にまで染み出たような作品とでも言うのかなあ。
たぶん、ジョセフィンとのふれあいやつながりを通じてとても暖かい感情で満ち溢れていた時に、作家としての本能がこの小説を書かせたんじゃないかな。
こころがガサガサにささくれ立っている時に読むと効果絶大かな、やっぱり。
「癒し」と言ってしまうととてもベタなんだけど、そう言うことじゃないかな、たぶん。
村山さんの暖かさが作品にまで染み出たような作品とでも言うのかなあ。
たぶん、ジョセフィンとのふれあいやつながりを通じてとても暖かい感情で満ち溢れていた時に、作家としての本能がこの小説を書かせたんじゃないかな。
こころがガサガサにささくれ立っている時に読むと効果絶大かな、やっぱり。
「癒し」と言ってしまうととてもベタなんだけど、そう言うことじゃないかな、たぶん。
2009年2月3日に日本でレビュー済み
自分のせいで両親の不和を招き、そのトラウマで声を失った少女:リオが、
オーストラリアのとある島でイルカやイルカを取り巻く人々と触れ合いつつ、
自分自身を回復していく、というのがあらすじである。
最も、少女が声を失った経緯と取り戻した経緯はごく単純であり、
少女がイルカと触れ合うことを通じて“徐々に”声を取り戻して行く、
というような印象ではない。
イルカは重要な脇役であるが、少女自身が声を取り戻すことへ直接貢献している訳ではない。
イルカと触れ合うのには声が要らないから、触れ合い自体は声を取り戻す動機づけになっていないようである。
リオの心理描写やオーストラリアの風景描写は秀逸で、文体も特徴はないものの安定感がある。
とくにリオの心のうごめきが激しく、それがキャラクターに重量感を感じさせて良いと思う。
やや気になるのは、物語の中でリオ本人は救済されるものの、
他の登場人物らの傷心が最後まで救済されないこと。
そしてリオ自身が周りの人間らの救済のために動こうとしないことである。
リオとは違う形で心に傷を負ったゲイリーやフィオナは、
リオが声を取り戻す上で一定の貢献をしているのに、
彼らが最後まで救済されずに終わるのが痛ましい。
フィオナなどは、リオを原因の一つとして心と体に大きな傷を負うのに、
それが癒えぬまま物語が終わるから哀れである。
フィオナの次はゲイリーが宜しくない。主人公に次ぐ個性を持っているのに、扱いが少々軽い。
主人公のキャラクターは悪くなかった。願わくは引き立て役の面々にも救済が欲しかった。
オーストラリアのとある島でイルカやイルカを取り巻く人々と触れ合いつつ、
自分自身を回復していく、というのがあらすじである。
最も、少女が声を失った経緯と取り戻した経緯はごく単純であり、
少女がイルカと触れ合うことを通じて“徐々に”声を取り戻して行く、
というような印象ではない。
イルカは重要な脇役であるが、少女自身が声を取り戻すことへ直接貢献している訳ではない。
イルカと触れ合うのには声が要らないから、触れ合い自体は声を取り戻す動機づけになっていないようである。
リオの心理描写やオーストラリアの風景描写は秀逸で、文体も特徴はないものの安定感がある。
とくにリオの心のうごめきが激しく、それがキャラクターに重量感を感じさせて良いと思う。
やや気になるのは、物語の中でリオ本人は救済されるものの、
他の登場人物らの傷心が最後まで救済されないこと。
そしてリオ自身が周りの人間らの救済のために動こうとしないことである。
リオとは違う形で心に傷を負ったゲイリーやフィオナは、
リオが声を取り戻す上で一定の貢献をしているのに、
彼らが最後まで救済されずに終わるのが痛ましい。
フィオナなどは、リオを原因の一つとして心と体に大きな傷を負うのに、
それが癒えぬまま物語が終わるから哀れである。
フィオナの次はゲイリーが宜しくない。主人公に次ぐ個性を持っているのに、扱いが少々軽い。
主人公のキャラクターは悪くなかった。願わくは引き立て役の面々にも救済が欲しかった。
2006年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
里緒に献呈された曲「フェルマータ・イン・ブルー」は、
音符にも休符にもフェルマータが、おびただしく付けられているという。
フェルマータは通常、2倍程度にのばすが、演奏者の意図により、いくらのばしても良い。
献呈者JBは、里緒のフェルマータを完璧だと呼んだ下りがある。
それは、里緒が、心の声を、チェロにより、フェルマータという手段で表現したものと思う。
そして、微かな「イエス」という声になるまで、いくつもの出来事と時間のフェルマータを要した。
こういう意味で、作品全体をフェルマータが支配する。
表現は透明かつ斬新だ。
里緒が裸になって、海に抱かれる時、海を「彼」と呼ぶ。
そして、里緒とゲイリーは、こんなにも対極を成しているのに、二人は同類だった。
その強烈な対比にも、心を奪われる。
目を閉じると、グレートバリアリーフの雪が見える。
音符にも休符にもフェルマータが、おびただしく付けられているという。
フェルマータは通常、2倍程度にのばすが、演奏者の意図により、いくらのばしても良い。
献呈者JBは、里緒のフェルマータを完璧だと呼んだ下りがある。
それは、里緒が、心の声を、チェロにより、フェルマータという手段で表現したものと思う。
そして、微かな「イエス」という声になるまで、いくつもの出来事と時間のフェルマータを要した。
こういう意味で、作品全体をフェルマータが支配する。
表現は透明かつ斬新だ。
里緒が裸になって、海に抱かれる時、海を「彼」と呼ぶ。
そして、里緒とゲイリーは、こんなにも対極を成しているのに、二人は同類だった。
その強烈な対比にも、心を奪われる。
目を閉じると、グレートバリアリーフの雪が見える。
2001年10月25日に日本でレビュー済み
精神的なショックから、言葉を失ってしまったリオ。
治療のために訪れた、遠く離れたオーストラリアで
イルカとの触れ合いを通し様々な感情を抱いていきます。
友人であり隣に住んでいる、アレックスとダグラス。
無意識のうちに惹かれてゆくゲイリー。
精神的に病を持つ、キャロル=アン。
たくさんのやすらぎを与えてくれるイルカたち。
そして、チェリストであるJB。
ココロに深く傷を負った彼女は、彼らとの
温かい関係の中で、苦しみながらも
自分自身を見つめなおします。
オンナとしてのリオ、
愛することを知らなかったリオ、
安らぐ場所のなかったリオ。
「フェルマータ・イン・ブルー」のチェロの旋律に
包まれながら、本当の自分を取り戻してゆく
彼女の心の声がココロの奥に響きます。
そして「ココロの傷」とは?
考えさせられるにも関わらず、読み終わった後
ココロの温まる作品です。
治療のために訪れた、遠く離れたオーストラリアで
イルカとの触れ合いを通し様々な感情を抱いていきます。
友人であり隣に住んでいる、アレックスとダグラス。
無意識のうちに惹かれてゆくゲイリー。
精神的に病を持つ、キャロル=アン。
たくさんのやすらぎを与えてくれるイルカたち。
そして、チェリストであるJB。
ココロに深く傷を負った彼女は、彼らとの
温かい関係の中で、苦しみながらも
自分自身を見つめなおします。
オンナとしてのリオ、
愛することを知らなかったリオ、
安らぐ場所のなかったリオ。
「フェルマータ・イン・ブルー」のチェロの旋律に
包まれながら、本当の自分を取り戻してゆく
彼女の心の声がココロの奥に響きます。
そして「ココロの傷」とは?
考えさせられるにも関わらず、読み終わった後
ココロの温まる作品です。
2008年12月16日に日本でレビュー済み
深い傷があってそれをやさしく癒していく。
水戸黄門級にワンパターンな村山作品ですが、
それでも読むたびに泣いてしまうのは、
作品の村山さんの実力なのでしょう。
同作は舞台が豪州の小島で、イルカと交わり、
周囲の人とのふれあいを重ねる過程で
傷をいやしたり引っ掻いたりする内容で、
王道ともいえる内容です。
村山作品はたまに「ハズレ」があるのがネックなのですが、
これはまちがいなく「当たり」なので、
例えば、「村山由佳の本を1冊読んでみて気に入ったけど、
次は何を読めばいいだろう?」
という方には強くお勧めします。
水戸黄門級にワンパターンな村山作品ですが、
それでも読むたびに泣いてしまうのは、
作品の村山さんの実力なのでしょう。
同作は舞台が豪州の小島で、イルカと交わり、
周囲の人とのふれあいを重ねる過程で
傷をいやしたり引っ掻いたりする内容で、
王道ともいえる内容です。
村山作品はたまに「ハズレ」があるのがネックなのですが、
これはまちがいなく「当たり」なので、
例えば、「村山由佳の本を1冊読んでみて気に入ったけど、
次は何を読めばいいだろう?」
という方には強くお勧めします。
2007年12月31日に日本でレビュー済み
海、空、住人、イルカ、チェロ、物語と全てがウェットで美しく是非映像化してほしいと思う作品の一つ。村山由佳さんの作品は運命に抗う美しくも儚い人間味があると私は思うがこれこそその才能を表現していると思う。できることなら夏に海に遊びに行きその夜に一気に読んでしまいたい作品。
ちなみにフェルマータとは音楽記号のことだが、その効果は時代や作曲家によってニュアンスが異なりある程度の指標はあるが型にはめられない自由がある。
ちなみにフェルマータとは音楽記号のことだが、その効果は時代や作曲家によってニュアンスが異なりある程度の指標はあるが型にはめられない自由がある。
2012年2月26日に日本でレビュー済み
個人的に、村山由佳さんの作品の中で最も面白かったです。
色んな悩みを持ちながら生きている人々が、とにかく一生懸命で惹かれました。「悩む」というのは弱い人の姿のようで、実は何とか現状を変えようとする強さの表れなのだなぁ、と作品を読んで感じました。
もう悩むことから解放されたいという逃げ腰と、何とか立ち向かっていこうとする意志と、色んな思いがあります。とにかく登場人物は皆、悩むことに真摯です。
ラストはとても素晴らしい。こんなに読後感が良かった作品は久しぶりです。ぜひ、色んな人に、特に悩んでいる人に、読んでもらいたいです。
色んな悩みを持ちながら生きている人々が、とにかく一生懸命で惹かれました。「悩む」というのは弱い人の姿のようで、実は何とか現状を変えようとする強さの表れなのだなぁ、と作品を読んで感じました。
もう悩むことから解放されたいという逃げ腰と、何とか立ち向かっていこうとする意志と、色んな思いがあります。とにかく登場人物は皆、悩むことに真摯です。
ラストはとても素晴らしい。こんなに読後感が良かった作品は久しぶりです。ぜひ、色んな人に、特に悩んでいる人に、読んでもらいたいです。