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クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国 単行本 – 2003/10/24
若桑 みどり
(著)
天正少年使節とは何だったのか? 信長・秀吉時代の日本が初めて相対したフェリペ二世らの世界帝国。その対決の中で翻弄された4少年の悲劇。世界史的枠組の中で日本の歴史を読み直す画期的情熱本! 第31回大佛次郎賞受賞作。
- 本の長さ552ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/10/24
- ISBN-104087753263
- ISBN-13978-4087753264
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
天正少年使節とは何だったのか? 信長・秀吉時代の日本が初めて相対したフェリペ2世らの世界帝国と、その対決の中で翻弄された4少年(クアトロ・ラガッツィ)の悲劇。世界史的枠組の中で日本の歴史を問い直す労作。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/10/24)
- 発売日 : 2003/10/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 552ページ
- ISBN-10 : 4087753263
- ISBN-13 : 978-4087753264
- Amazon 売れ筋ランキング: - 317,573位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これほどまでに、当時の世界状況と日本における社会情勢と権力構造を第一次資料を渉猟し、描いたことは驚きである。天正少年使節を扱ったもので、その広さ深さにおいて第一級の作品である。
2015年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天正少年使節の物語。
文語本が出ています。小説であるため、必ずしも事実と一致しているわけれはありませんが、著者の集大成の書物です。
文庫本よりも、本書のほうが外観等に貫禄があります。
文語本が出ています。小説であるため、必ずしも事実と一致しているわけれはありませんが、著者の集大成の書物です。
文庫本よりも、本書のほうが外観等に貫禄があります。
2015年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たいへん詳しく調査されているので歴史を知るにも面白いが、とにかく少年たちの運命の変転にハラハラドキドキ。中でも中浦ジュリアンの哀れさは涙なしには読めません。読んだあとしばし呆然となるくらい面白かった。
2008年4月3日に日本でレビュー済み
大変期待して読み始めましたが20ページで既に挫折しそうです。人物の表記を、ある時は名前で別の時は姓名で書いてあって、同じ名前の人が同時にでた時(ルイス)どっちがどっちだか混乱してしまいました。
2013年12月13日に日本でレビュー済み
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オビもきれいについたまま安く手に入り感激です。届くまで時間が少しかかったので☆4つということで。すみません。クッション入りの封筒で丁寧でした。
2013年11月29日に日本でレビュー済み
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戦国末期の信長から秀吉を経て家康までの期間におけるキリスト教日本布教にかかわる詳細な史実が、生き生きと描かれた素晴らしいドキュメンタリーです。当時の武将たちやキリスト教に興味のある人なら必読の本です。
2004年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分厚くて、内容も濃くて、読むのに相当苦労したけれど、それだけ読み応えがあった。
人物などを克明に描くというミクロの観点と、世界史、日本史を総合的に捉える、マクロの観点が、見事な相互作用をもたらしていた。
こういう複合的観点の持ち方は、さすがイコノロジーの大家と思う。
中身も、歴史、宗教、東洋と西洋の出会いなどの複合的テーマが、重なりなんともいえない重厚感。
キリスト教的な話では、昔読んだ、遠藤周作の「沈黙」とか「わたしが棄てた女」を思い出させた。
人間の弱さの中にこそ神が宿る、みたいな。
とはいえ、宣教師側に関しては、権力と結びつく宗教のおろかさみたいなことも描かれていて、バランスが取れている。
ところどころにでてくる、若桑氏の主観的言葉も印象深い。
348ページの言葉だけ引用。
>人間の価値は社会において歴史に名を残す「傑出」した人間になることではない。それぞれが自己の信念に生きることである。
人物などを克明に描くというミクロの観点と、世界史、日本史を総合的に捉える、マクロの観点が、見事な相互作用をもたらしていた。
こういう複合的観点の持ち方は、さすがイコノロジーの大家と思う。
中身も、歴史、宗教、東洋と西洋の出会いなどの複合的テーマが、重なりなんともいえない重厚感。
キリスト教的な話では、昔読んだ、遠藤周作の「沈黙」とか「わたしが棄てた女」を思い出させた。
人間の弱さの中にこそ神が宿る、みたいな。
とはいえ、宣教師側に関しては、権力と結びつく宗教のおろかさみたいなことも描かれていて、バランスが取れている。
ところどころにでてくる、若桑氏の主観的言葉も印象深い。
348ページの言葉だけ引用。
>人間の価値は社会において歴史に名を残す「傑出」した人間になることではない。それぞれが自己の信念に生きることである。
2004年1月26日に日本でレビュー済み
織田信長が天下を取りかけた時代、4人の10代の少年がローマへ「天正少年使節」として送られた。日本へキリスト教が伝来して以来、どのように布教が行われ、この4人の少年がどのような背景でローマに送られ、そして日本へ帰国後どのようなことが起こったかを詳細に研究して綴った大作である。
ほとんど学術論文に近い本で、ひとつの事件について、いくつもの文献からの引用を持ってきて、それに対する著者自身の見解を書くという姿勢で終始書かれており、かなり覚悟がないと読みのが大変と感じるような本である。
4人の少年使節たちが帰国した時、信長は暗殺され秀吉の時代になっており、キリスト教は禁教にまでなっていた。歴史に翻弄された4人それぞれのその後の人生は読んでいて辛いものがあった。
ほとんど学術論文に近い本で、ひとつの事件について、いくつもの文献からの引用を持ってきて、それに対する著者自身の見解を書くという姿勢で終始書かれており、かなり覚悟がないと読みのが大変と感じるような本である。
4人の少年使節たちが帰国した時、信長は暗殺され秀吉の時代になっており、キリスト教は禁教にまでなっていた。歴史に翻弄された4人それぞれのその後の人生は読んでいて辛いものがあった。