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いつもの朝に 単行本 – 2006/3/24
今邑 彩
(著)
兄弟の出生に秘められた、恐怖と感動の真実。
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の兄と、兄とは正反対で何をやらせても落ちこぼれの弟。二人はあるきっかけで恐ろしい出生の秘密を知ってしまう…。戦慄と感動のホラーミステリー。
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の兄と、兄とは正反対で何をやらせても落ちこぼれの弟。二人はあるきっかけで恐ろしい出生の秘密を知ってしまう…。戦慄と感動のホラーミステリー。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/3/24
- ISBN-104087753565
- ISBN-13978-4087753561
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/3/24)
- 発売日 : 2006/3/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 416ページ
- ISBN-10 : 4087753565
- ISBN-13 : 978-4087753561
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,357,034位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 329,072位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分厚い小説でしたが、大変面白く、一気に読んでしまいました。ストーリーの展開が早く、次々ページをめくりたい衝動に駆られます。
2007年2月26日に日本でレビュー済み
父亡きあと、母と2人の息子は仲良く暮らしていた。そしてその日がこれからも
続くと信じていた。「いつもの」。その言葉がどんなに大切で貴重なものか!
作者は、失おうとしているその言葉を家族が取り戻そうとするさまを、感動的に
描こうとしている。また、浮かび上がってくる過去の事件と兄弟との関係には
つらいものがあったが、絆の深さというものを強く感じさせようとしている。
けれど、作者の意図はなかなかこちら側には伝わってこなかった。テーマーや
ストーリー性の重さに比べ、文章が軽すぎる気がした。さらっとし過ぎていると
いうか、上っ面だけをすべっていくような・・・というか、そのアンバランスさが
とても気になった。感情移入できないまま読み終えてしまったのが残念だった。
続くと信じていた。「いつもの」。その言葉がどんなに大切で貴重なものか!
作者は、失おうとしているその言葉を家族が取り戻そうとするさまを、感動的に
描こうとしている。また、浮かび上がってくる過去の事件と兄弟との関係には
つらいものがあったが、絆の深さというものを強く感じさせようとしている。
けれど、作者の意図はなかなかこちら側には伝わってこなかった。テーマーや
ストーリー性の重さに比べ、文章が軽すぎる気がした。さらっとし過ぎていると
いうか、上っ面だけをすべっていくような・・・というか、そのアンバランスさが
とても気になった。感情移入できないまま読み終えてしまったのが残念だった。
2010年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで、小説を読んでも目頭が熱くなるまでは行くことがあったけど、実際に涙が出たことはなかった。
でも、この話は初めて泣いた。
どんな人にもオススメしたいけど、非常に重い話しなんで、一週間くらいは痕に残りそう・・・。
子供がいる人なら、尚更。
でも、この話は初めて泣いた。
どんな人にもオススメしたいけど、非常に重い話しなんで、一週間くらいは痕に残りそう・・・。
子供がいる人なら、尚更。
2014年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一頁二段で400pにもなる長編ですが、サクサク読めました。
読むのは決して速くない私ですが、半日もかからず読めてしまったくらいです。
このお話はホラー性はほぼ皆無です。
容姿端麗で頭も良くてスポーツも出来て、性格もよくみんなから好かれている兄、
ニキビ顔でチビで勉強もスポーツもパッとせず、兄といつも比較されてイジケた性格になった弟。
そんな対照的な兄弟であるが、兄はいつも弟を思い、弟は兄を慕い
前半は、美しい兄弟愛がしばし展開される。
しかし、二人の出生の秘密が明らかになるにつれて、
そんな兄弟関係が醜く壊れていく。
人間の嫌な部分があらわになっていく様は若干怖くもありホラー・・・・かなとはおもう。
先の展開は容易に予測ができて、ストーリーに意外性はありませんでした。
最後のほうで母が語る初恋の人との思い出に涙するシーンはうるっと来ました。
彼女が彼を引き受けた本当の理由が理解できた気がしました。
ここで終わってくれれば、私的にはとても爽やな結末で良かったのですが。
その後に続く、二十年後という後日談は物凄く必要ありませんでした。
子供が、どんな職業について誰と結婚してなんて・・・いらないです。
子供の将来や恋の結末が分かってしまうのは、読後の余韻が削がれる感じで、自分的には余計な情報でした。
読むのは決して速くない私ですが、半日もかからず読めてしまったくらいです。
このお話はホラー性はほぼ皆無です。
容姿端麗で頭も良くてスポーツも出来て、性格もよくみんなから好かれている兄、
ニキビ顔でチビで勉強もスポーツもパッとせず、兄といつも比較されてイジケた性格になった弟。
そんな対照的な兄弟であるが、兄はいつも弟を思い、弟は兄を慕い
前半は、美しい兄弟愛がしばし展開される。
しかし、二人の出生の秘密が明らかになるにつれて、
そんな兄弟関係が醜く壊れていく。
人間の嫌な部分があらわになっていく様は若干怖くもありホラー・・・・かなとはおもう。
先の展開は容易に予測ができて、ストーリーに意外性はありませんでした。
最後のほうで母が語る初恋の人との思い出に涙するシーンはうるっと来ました。
彼女が彼を引き受けた本当の理由が理解できた気がしました。
ここで終わってくれれば、私的にはとても爽やな結末で良かったのですが。
その後に続く、二十年後という後日談は物凄く必要ありませんでした。
子供が、どんな職業について誰と結婚してなんて・・・いらないです。
子供の将来や恋の結末が分かってしまうのは、読後の余韻が削がれる感じで、自分的には余計な情報でした。
2009年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今邑彩さんの作品に現在はまっています。
蛇神シリーズの中休みにと、こちらを読み始めました・・・が。
内容の重さと、文章の(特に母親の発言)軽さが、どうもかみ合わないような気がしてならず、また会話文が多いのですが、相手の返答に対し「・・・・」という表現が、これでもかというほど沢山出てきて、もう少し他に手段は無かったのだろうかと、だんだんと飽きてきました。
現実的な(在りうるかもしれない)題材なのかもしれませんが、それゆえに色々な意味で「ありえないな〜」という感想を持ち。
今邑さん特有の、最初からありえないけど面白いお話のほうが私は好きです。
蛇神シリーズの中休みにと、こちらを読み始めました・・・が。
内容の重さと、文章の(特に母親の発言)軽さが、どうもかみ合わないような気がしてならず、また会話文が多いのですが、相手の返答に対し「・・・・」という表現が、これでもかというほど沢山出てきて、もう少し他に手段は無かったのだろうかと、だんだんと飽きてきました。
現実的な(在りうるかもしれない)題材なのかもしれませんが、それゆえに色々な意味で「ありえないな〜」という感想を持ち。
今邑さん特有の、最初からありえないけど面白いお話のほうが私は好きです。
2006年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書には著者の最近の作品でみられる様な幻想的雰囲気は無いが、骨格のしっかりとした物語性が有る。惨劇を背景とした真実に兄弟が迫るという内容だが、途中で驚くべき逆転劇が有るのが面白い。その意外性や精緻な心理描写に引き込まれ、時間を忘れて読み入ってしまう。兄弟の弟である優太が2度にわたって生命の危機を演じるところにはハラハラとさせられる。また、犯罪者の血は遺伝するのかという、結論の出ない様な問題も改めて考えさせられる。
本書の読後感は爽やかだ。その点では著者の蛇神シリーズなどとは大いに異なる。著者は本書執筆中に大病をしながらも苦労して書き上げたらしい。体調にご留意いただき、今後も本書の様な傑作を期待したい。
本書の読後感は爽やかだ。その点では著者の蛇神シリーズなどとは大いに異なる。著者は本書執筆中に大病をしながらも苦労して書き上げたらしい。体調にご留意いただき、今後も本書の様な傑作を期待したい。
2010年4月11日に日本でレビュー済み
主人公達が中学生なので「どうかな」と思いながら手に取りました。
ミステリーとも書いてあったのですが、意外とあっさり解決してました。
後半の親子・兄弟の絆や関係が、思春期の子の育て方に悩むお母さんたちに
良いアドバイスになるなぁなどと思いながら読んでました。
この作家の方ははじめてでしたがとても読みやすく、文も魅力的でした。
ミステリーとも書いてあったのですが、意外とあっさり解決してました。
後半の親子・兄弟の絆や関係が、思春期の子の育て方に悩むお母さんたちに
良いアドバイスになるなぁなどと思いながら読んでました。
この作家の方ははじめてでしたがとても読みやすく、文も魅力的でした。
2011年1月4日に日本でレビュー済み
面白かったけど、最後の最後が少し、微妙だった。キリヒト君が抜け出したがってたのが殺人者になることへの連鎖なら特に問題ないのだが、不幸になることへの連鎖なら達成したかはかなり微妙なのでは。自分が殺人者になることを恐れたのはやはりそれにより不幸になることを恐れたからでは。それなのに36の若さで他界したということは・・・。 だから、なんとなく連鎖から逃れられない的なオチのように感じてしまい最後は微妙な感じだった。