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犬のしっぽを撫でながら 単行本 – 2006/4/5
小川 洋子
(著)
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『博士の愛した数式』の著者の痛快エッセイ。
数の不思議に魅せられた著者の「数にまつわる」書き下ろしエッセイのほか野球の話、本の話、犬の話などを収録。
数の不思議に魅せられた著者の「数にまつわる」書き下ろしエッセイのほか野球の話、本の話、犬の話などを収録。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/4/5
- ISBN-10408781341X
- ISBN-13978-4087813418
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/4/5)
- 発売日 : 2006/4/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 408781341X
- ISBN-13 : 978-4087813418
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,225,135位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,729位近現代日本のエッセー・随筆
- - 109,005位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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nyangoro
Amazonで購入
「博士の愛した数式」に纏わるエッセイから、小川洋子自身の「書く」ということに対してのエッセイなど盛りだくさん。アンネ・フランク・ハウスについての小川洋子の思いなど、小説家らしいエッセイが詰まっている。
Lucca9
著者のエッセイを読んだことがあればとくに目新しい内容はないかと。
『博士の愛した数式』が著者自身にとってもひとつのターニングポイントになった重要な作品であるということが、直接明言はしないもののエッセイを読めばよく分かるのでは、と。
著者の作品を読んでいるととても阪神タイガースと結びつく点はないのだが、だからこそ(?)熱烈な虎ファンである著者のエピソードは読んでいてほほえましかった。
『博士の愛した数式』が著者自身にとってもひとつのターニングポイントになった重要な作品であるということが、直接明言はしないもののエッセイを読めばよく分かるのでは、と。
著者の作品を読んでいるととても阪神タイガースと結びつく点はないのだが、だからこそ(?)熱烈な虎ファンである著者のエピソードは読んでいてほほえましかった。
剣持文庫
難しいことも易しく書いている。「数」に宝石の輝きを見いだす数学者たち、著者の小説の『博士の愛した数式』は、数の美しさを愛する数学者に魅力を感じて書いた作品。「0の発見」=「非存在を存在させる」に関連して、小説家の自分も、言葉にできないくらい悲しいこと、うれしいことをも言葉にしなければならない、と言い聞かせている。「人は現実を物語に変えることで、死の恐怖を受け入れ、つらい記憶を消化していく」もので、物語が人間に必要なことを我々に優しく語りかける作家である(雅)
sasabon
小川さんが紡ぐ繊細な言葉の詰まった小説を愛しているわけですが、エッセイもまたその謙虚で穏やかで優しい性格や生き方が伝わってくるものです。
冒頭の数学にまつわるエッセイは難解な数学の世界にある美しさを浮かび上がらせたものでした。
『博士の愛した数式』で、日本数学会出版賞を受賞した際のお話も掲載してありますが、それだけの功績は確かにあるでしょう。
その中で印象的だった言葉は「私はストーリーが書きたいわけではありません。私が書きたいのは人間であり、その人間が生きている場所であり、人と人の間に通い合う感情なのです。」という言葉にエッセンスが詰まっていました。小川さんが紡ぐ小説の上質の肌触りの良さの本質が理解できたようです。
「アンネ・フランクへの旅」の章では特別の思いが感じられ、その受けた影響力の大きさが伝わってきました。それ以外に岡山、倉敷、芦屋など住まれた土地への思い、阪神タイガースや愛犬との関わり、ワープロへの思い、家族や学生時代のエピソードなど、小説では感じ取れない筆者の日常が浮かび上がっており、収穫の多いエッセイだと思っています。
本当に魅力的な書き手です。
本書の主な項目です。
数の不思議に魅せられて(『博士の愛した数式』を巡って、数学者と美しさについて、数の不思議を小説に、数学者の「正しい間違い」、天才数学者の悲しい恋、一本の線が照らす世界、数の整列の「おとぎ話」、才能救った少女の一言、有限の世界で味わう無限、孤高の美しさ貫く「素数」ほか)
「書く」ということ(アルルの出版社、大地を踏みしめる足元と果てを見つめる目 ほか)
アンネ・フランクへの旅(アンネ・フランクが書き残した言葉、アンネ・フランク・ハウスたった一人の少女 ほか)
犬や野球に振り回されて(回る、かさぶた ほか)
家族と思い出(雲丹とお相撲、人間の手 ほか)
冒頭の数学にまつわるエッセイは難解な数学の世界にある美しさを浮かび上がらせたものでした。
『博士の愛した数式』で、日本数学会出版賞を受賞した際のお話も掲載してありますが、それだけの功績は確かにあるでしょう。
その中で印象的だった言葉は「私はストーリーが書きたいわけではありません。私が書きたいのは人間であり、その人間が生きている場所であり、人と人の間に通い合う感情なのです。」という言葉にエッセンスが詰まっていました。小川さんが紡ぐ小説の上質の肌触りの良さの本質が理解できたようです。
「アンネ・フランクへの旅」の章では特別の思いが感じられ、その受けた影響力の大きさが伝わってきました。それ以外に岡山、倉敷、芦屋など住まれた土地への思い、阪神タイガースや愛犬との関わり、ワープロへの思い、家族や学生時代のエピソードなど、小説では感じ取れない筆者の日常が浮かび上がっており、収穫の多いエッセイだと思っています。
本当に魅力的な書き手です。
本書の主な項目です。
数の不思議に魅せられて(『博士の愛した数式』を巡って、数学者と美しさについて、数の不思議を小説に、数学者の「正しい間違い」、天才数学者の悲しい恋、一本の線が照らす世界、数の整列の「おとぎ話」、才能救った少女の一言、有限の世界で味わう無限、孤高の美しさ貫く「素数」ほか)
「書く」ということ(アルルの出版社、大地を踏みしめる足元と果てを見つめる目 ほか)
アンネ・フランクへの旅(アンネ・フランクが書き残した言葉、アンネ・フランク・ハウスたった一人の少女 ほか)
犬や野球に振り回されて(回る、かさぶた ほか)
家族と思い出(雲丹とお相撲、人間の手 ほか)
freesia
以前はピンと来ない作家さんでした。
世代はほぼ同じなのですけど、作品を読んでも共感しにくくて、次々と読むのはどうも気が進まないでいました。
『博士の愛した数式』と『ミーナの行進』で、ギュッと引きこまれました。
ほかは相変わらず読んでいないのですけども。
『犬のしっぽを撫でながら』は、彼女の暮らす環境に息子さんがいて、犬がいて、阪神タイガースがいて…
というのが、なんともいいなあと思いながら読みました…私も母親、私も虎キチですもん。
ご自身の子ども時代のことに触れた文章でも、似たような時代を育ってきたので、イメージを描きやすくて、
うんうん、とうなずきながら読みました。
すべてのエッセイがそうではなく、一部かもしれませんが、短文でリズムよく書かれていることに、とても小気味
よい印象を抱きました。
世代はほぼ同じなのですけど、作品を読んでも共感しにくくて、次々と読むのはどうも気が進まないでいました。
『博士の愛した数式』と『ミーナの行進』で、ギュッと引きこまれました。
ほかは相変わらず読んでいないのですけども。
『犬のしっぽを撫でながら』は、彼女の暮らす環境に息子さんがいて、犬がいて、阪神タイガースがいて…
というのが、なんともいいなあと思いながら読みました…私も母親、私も虎キチですもん。
ご自身の子ども時代のことに触れた文章でも、似たような時代を育ってきたので、イメージを描きやすくて、
うんうん、とうなずきながら読みました。
すべてのエッセイがそうではなく、一部かもしれませんが、短文でリズムよく書かれていることに、とても小気味
よい印象を抱きました。
桜子
「博士の愛した数式」の著者によるエッセイである。
巻頭はメイキング「博士の愛した数式」が述べられているのだが、もっとも気になったのは、本の真ん中あたり、緑色のページである。
このページは著者がアンネ・フランクについて書いたときのことや
後日談が書かれている。
「アンネの日記」を知らないひとはいないだろうが、実際に読んだひとはどれくらいいるだろう?
かく云う僕も読んだことがない。著者のアンネに対する思いを読み、これはぜひ読んでみたくなった。
本を読むきっかけなんて、こんなことからかも知れない。
本書は著者の日常を垣間見ることができ、興味深かい。小説を書くとき、著者はストーリーが決まっているわけではないと言う。
『私はストーリーが書きたいわけではありません。私が書きたいのは人間であり、その人間が生きている場所であり、人と人の間に通い合う感情なのです。(後略)』頭に浮かんだ人物が色々な場所を移動し、色々な人と出会う。著者はそれを観察し、言葉に置き換えていくのだそうだ。
ある意味、妄想を文章化しているらしい。
成程「博士が愛した数式」のあの自然な情景描写に納得できた。
あと驚いたのは、著者が岡山出身であること。熱烈な阪神タイガースファンであること、いまは芦屋に住んでいることなどあまりに身近にいたことだ。こんなことは一億一千万人いる人口の中では特筆することではないかも知れないが、ファンになるってことは、こんな些細な共通点からかも知れない。
巻頭はメイキング「博士の愛した数式」が述べられているのだが、もっとも気になったのは、本の真ん中あたり、緑色のページである。
このページは著者がアンネ・フランクについて書いたときのことや
後日談が書かれている。
「アンネの日記」を知らないひとはいないだろうが、実際に読んだひとはどれくらいいるだろう?
かく云う僕も読んだことがない。著者のアンネに対する思いを読み、これはぜひ読んでみたくなった。
本を読むきっかけなんて、こんなことからかも知れない。
本書は著者の日常を垣間見ることができ、興味深かい。小説を書くとき、著者はストーリーが決まっているわけではないと言う。
『私はストーリーが書きたいわけではありません。私が書きたいのは人間であり、その人間が生きている場所であり、人と人の間に通い合う感情なのです。(後略)』頭に浮かんだ人物が色々な場所を移動し、色々な人と出会う。著者はそれを観察し、言葉に置き換えていくのだそうだ。
ある意味、妄想を文章化しているらしい。
成程「博士が愛した数式」のあの自然な情景描写に納得できた。
あと驚いたのは、著者が岡山出身であること。熱烈な阪神タイガースファンであること、いまは芦屋に住んでいることなどあまりに身近にいたことだ。こんなことは一億一千万人いる人口の中では特筆することではないかも知れないが、ファンになるってことは、こんな些細な共通点からかも知れない。