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脳の力こぶ 科学と文学による新「学問のすゝめ」 単行本 – 2006/5/26
脳を鍛えるには「百ます計算」や「音読」がよい、認知症が改善されることもある、と脳科学者が言う。なぜ? 素朴な疑問を皮切りに、芥川賞作家と脳科学者の熱いやりとりは学校のほとんどの教科に及ぶ。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/5/26
- ISBN-104087813525
- ISBN-13978-4087813524
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
副題は「科学と文学による新『学問のすゝめ』」。著者は「脳を鍛えるドリル」シリーズなどの著書で知られる医学博士の川島隆太氏と、家庭や子供の教育問題を取材し続けている芥川賞作家の藤原智美氏だ。本書は異なる分野の2人が繰り広げた教育談議である。
意見を交換し合うまで、藤原氏は川島氏が提唱する「脳のトレーニング法」に違和感を抱いていたという。機械的すぎると感じたからだ。しかし論議が深まるにつれて、現代の教育が抱える本質的な問題点においては見方が一致していることに気づく。川島氏は藤原氏という相手を得て、「いままで(脳科学者として)語ってこなかった部分」について初めて公言したと述べている。例えば「世の中に充満する大人たちの拝金主義による醜態をマスコミが事細かに報道することによって、子どもたちにまで、価値観の大転換が生じてしまった」などと、自身の主観に基づく憂いを吐露する。藤原氏は「ゆとり教育」と「つめ込み教育」という二元的な議論そのものに疑問を呈し、目指すべきは両立だと主張する。
論議のテーマは英語、理科・社会から、国語・算数へと進んでいく。また、教育への安直なIT(情報技術)導入がもたらす悪影響について、脳科学と人文学双方の視点から批判を加える。
(日経ビジネス 2006/06/26 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/5/26)
- 発売日 : 2006/5/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4087813525
- ISBN-13 : 978-4087813524
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,522,627位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,071位教育学 (本)
- - 34,503位教育学一般関連書籍
- - 61,922位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1959年生まれ。東北大学医学部卒。同大学大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同講師を経て、東北大学加齢医学研究所教授(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『1日10分 超音読レッスン 大人のセンター英語編 (ISBN-10: 4794602022)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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芥川賞作家でいらっしゃる藤原智美さんがメールで意見交換を
したり、実際に会って対談したりした内容をまとめた本。
これまで川島先生の本は何冊か読んでいるが、科学者らしく
どれもデータを示したものが多く、そこから筆者の意見や
主観はあまり読み取ることができないものが多かったように
感じる。
今回は川島先生の主張もはっきりと表出している部分が多く
(早期英語教育やIT教育の学校導入へ懐疑的であるなど)
それはやはり、藤原さんという人文科学の人との対話に
よって生まれたということになるだろう。
対談形式にはなっているが、内容的には深いところまで
掘り下げられている。
ううむ、そのとおりではありませんか?
テレビの内容がくだらないのも、愚民化政策の一つではないでしょうか?
日本沈没!!