谷川先生が描く人物はいつもとっても魅力的です。
この物語の主人公、梅野薫も、どこにでもいそうな女子大生なのに、本当にかわいいです。笑ったときの顔とかは、シンプルな線で良くここまで表現できるなぁと思います。後編では、ある出来事のせいで薫と、友達、もとい仕事仲間だった松坊栗之介（名前がかわいい）との関係が変化していきます。とても面白かったのですが、オチが結構ありふれたものだったので星４つ。でも面白いです。表題作のほかに読みきりが一本収録されています。
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