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手紙 (りぼんマスコットコミックス) コミック – 2009/1/15
谷川 史子
(著)
1人暮らしを始めた素子のもとにある日一通の手紙が届いた。酔った勢いで開けてしまったがよく読むと以前の住人宛のもの。出来心でつい返信をしたけれど後のやり取りが楽しくなって…。ほんわりとした日常の中にせつなさが行き来する珠玉の作品集。
【収録作品】ソラミミハミング/河を渡る、きみと歩く/我が家の食卓
【収録作品】ソラミミハミング/河を渡る、きみと歩く/我が家の食卓
- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/1/15
- ISBN-104088568664
- ISBN-13978-4088568669
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/1/15)
- 発売日 : 2009/1/15
- 言語 : 日本語
- コミック : 199ページ
- ISBN-10 : 4088568664
- ISBN-13 : 978-4088568669
- Amazon 売れ筋ランキング: - 304,697位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代を思い出します。いつも口うるさい母と離れて独り暮らしをしていた頃、毎日のようにかかさずメールを送ってきたり、食べ物を送ってきたり、自分のことをどれだけ心配してくれていて、どれだけ大切に思ってくれているかを理解できたのが学生時代でした。このお話しを読んだとき、まさに自分を見ているようで涙がこぼれました。谷川先生の作品はどれも大好きですが、特に思い入れのある作品です。
2010年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
谷川さんの作品は、子供の頃はキライでした。「ヒドイ」と思った内容、キラキラお目目じゃないしとか(笑)
でも、もう30歳を目の前にして、改めて色々読みました。読み終えてあたたかい気持ちに慣れます。
切ない中にも共感できる部分があり、素直に読めて、ホッとします。
きっと、そういう経験をまだしたことのないコや、綺麗な世の中しかまだ見てないコには、「ヒドイ」と思う内容は色々あると思います。
でも、ある程度修羅場や、暗い世界を見てきた人間からすれば、ホッとする漫画が多いです。こういう子がいればいいな、とか、こういうことがあればいいな、とかも思います。
でも、もう30歳を目の前にして、改めて色々読みました。読み終えてあたたかい気持ちに慣れます。
切ない中にも共感できる部分があり、素直に読めて、ホッとします。
きっと、そういう経験をまだしたことのないコや、綺麗な世の中しかまだ見てないコには、「ヒドイ」と思う内容は色々あると思います。
でも、ある程度修羅場や、暗い世界を見てきた人間からすれば、ホッとする漫画が多いです。こういう子がいればいいな、とか、こういうことがあればいいな、とかも思います。
2009年2月5日に日本でレビュー済み
読み終えた後はいつも、
なんとも言えない優しい気持ちになれたり
心をぎゅうっと締め付けられたりする、
谷川先生の作品が大好きで。
この1冊には、言えることが1つある。
これまでの作品よりも、ほんの少しばかり
「現実」が多く含まれているということ。
我が子が心配で、かわいくって、
口うるさくなってしまう母親の気持ち。
親は子どもが元気でいるだけで嬉しいって
ただそれだけなんだってことに、泣ける。
あれだけ通じ合ってると思っていた恋心が
いつの間にかどんどん遠くなっていくことを、
受け入れられるまで、準備の時間は誰だって欲しくなる。
悲しみは突然訪れるときこそ、大きな痛みを伴っては
訳もわからなくなるものだけれど
ゆっくりゆっくり深まるときには、
『あなたと恋をしてよかった』と、
少しくらいは作り笑いで誤魔化せる
余裕を伴わなければいけないんだってことを知って、
下唇を噛む。
大好きだからこそ、負担になりたくはない。
そんなの綺麗事だって、都合のいい言い訳だってわかっているけれど、
彼が遠くを見つめた時に、ふと、心に浮かんでくるこの台詞。
大好きだからこそ、どうしていいのかわからなくなる。
そんな時に自分を、素直な道へと導いてくれる
素直で不思議で温かなポン太との出会いを羨ましく思える。
青空とはっきりとした緑色の葉が思い浮かぶ、
そんな3作品が詰まった1冊。
泣ける!★★★★☆
感情移入★★★★☆
切ない・・・★★★★★
砂糖菓子のようにやわらかで温かで★★★★★
なんとも言えない優しい気持ちになれたり
心をぎゅうっと締め付けられたりする、
谷川先生の作品が大好きで。
この1冊には、言えることが1つある。
これまでの作品よりも、ほんの少しばかり
「現実」が多く含まれているということ。
我が子が心配で、かわいくって、
口うるさくなってしまう母親の気持ち。
親は子どもが元気でいるだけで嬉しいって
ただそれだけなんだってことに、泣ける。
あれだけ通じ合ってると思っていた恋心が
いつの間にかどんどん遠くなっていくことを、
受け入れられるまで、準備の時間は誰だって欲しくなる。
悲しみは突然訪れるときこそ、大きな痛みを伴っては
訳もわからなくなるものだけれど
ゆっくりゆっくり深まるときには、
『あなたと恋をしてよかった』と、
少しくらいは作り笑いで誤魔化せる
余裕を伴わなければいけないんだってことを知って、
下唇を噛む。
大好きだからこそ、負担になりたくはない。
そんなの綺麗事だって、都合のいい言い訳だってわかっているけれど、
彼が遠くを見つめた時に、ふと、心に浮かんでくるこの台詞。
大好きだからこそ、どうしていいのかわからなくなる。
そんな時に自分を、素直な道へと導いてくれる
素直で不思議で温かなポン太との出会いを羨ましく思える。
青空とはっきりとした緑色の葉が思い浮かぶ、
そんな3作品が詰まった1冊。
泣ける!★★★★☆
感情移入★★★★☆
切ない・・・★★★★★
砂糖菓子のようにやわらかで温かで★★★★★
2010年12月8日に日本でレビュー済み
谷川史子さんの作品が大好きですが、表題作の「手紙」が一番好きです。
私も大学入学とともに親元を離れて暮らしています。
この話はそんな自分と重なり、離れているからこそ分かる母親の温かさに共感します。
「子どもが元気でやっているだけでうれしい、それだけでいい」というセリフ。
このことばで読むたびに泣いてしまいます。
本当にもう何十回も読んだのに不思議なんですが、本当に毎回泣いてしまうんです。
谷川史子さんはいいです。すごく。
小さな気持ちを、でもとても大切な気持ちをふんわり温かく描いてくれます。
ぜひ読んでほしい作品です。
私も大学入学とともに親元を離れて暮らしています。
この話はそんな自分と重なり、離れているからこそ分かる母親の温かさに共感します。
「子どもが元気でやっているだけでうれしい、それだけでいい」というセリフ。
このことばで読むたびに泣いてしまいます。
本当にもう何十回も読んだのに不思議なんですが、本当に毎回泣いてしまうんです。
谷川史子さんはいいです。すごく。
小さな気持ちを、でもとても大切な気持ちをふんわり温かく描いてくれます。
ぜひ読んでほしい作品です。
2011年1月26日に日本でレビュー済み
表題作が特によかった。独り暮らし経験者なら、主人公に共感できるはず。
男の子のお母さん、他人の子にあそこまでやさしくできるなんて、いい人です。彼女の語る親の気持ちには説得力がありますね。
あと・・・絵のウマさ!谷川さんの漫画はいつでも、見せゴマでアップになる時の人物の表情に、ハッとさせられます。女の子のカオが、とにかくカワイイ!
男の子のお母さん、他人の子にあそこまでやさしくできるなんて、いい人です。彼女の語る親の気持ちには説得力がありますね。
あと・・・絵のウマさ!谷川さんの漫画はいつでも、見せゴマでアップになる時の人物の表情に、ハッとさせられます。女の子のカオが、とにかくカワイイ!
2009年1月18日に日本でレビュー済み
短編をまとめた一冊。
昔は中高生が主人公の無邪気でかわいいお話が多かった。
ここ数年は等身大なおんなのこと言う感じ。
ソラミミハミングは、もうムリなのに
笑って頑張っちゃう娘がすごくわかる。
個人的にすごく好きな作家さんで、
羨むでもなく、読むたび、いいなぁ〜と思ってしまう。
昔は中高生が主人公の無邪気でかわいいお話が多かった。
ここ数年は等身大なおんなのこと言う感じ。
ソラミミハミングは、もうムリなのに
笑って頑張っちゃう娘がすごくわかる。
個人的にすごく好きな作家さんで、
羨むでもなく、読むたび、いいなぁ〜と思ってしまう。
2013年2月14日に日本でレビュー済み
3作品が収められた短編集。
いずれも大学生〜働き始めくらいの年齢の女の子が主人公。
家族やふるさとから、あるいは慣れ親しんだ人間関係から離れて、
自立しはじめようとする時期の女の子たちの物語です。
表題作はラブストーリーかと思いきや、一人暮らしをする子供を気にかける母親の愛情が
描かれています。
2作目は失恋ストーリー。環境の変化によって恋人が心変わりしてしまうという、実際に現実でもよくありそうなことなので、
共感できる人も多いかもしれません。
最後はほのぼのするお話です。私は読後にちょっとだけ江國香織の「デューク」を思い出しました。
いずれも大学生〜働き始めくらいの年齢の女の子が主人公。
家族やふるさとから、あるいは慣れ親しんだ人間関係から離れて、
自立しはじめようとする時期の女の子たちの物語です。
表題作はラブストーリーかと思いきや、一人暮らしをする子供を気にかける母親の愛情が
描かれています。
2作目は失恋ストーリー。環境の変化によって恋人が心変わりしてしまうという、実際に現実でもよくありそうなことなので、
共感できる人も多いかもしれません。
最後はほのぼのするお話です。私は読後にちょっとだけ江國香織の「デューク」を思い出しました。
2009年5月2日に日本でレビュー済み
本書以外にも、谷川さんの作品は読んだことがありますが、
日常生活の幸せを描くのがとても上手い、と思います。
3話の短編集を収録。
お奨めは、表題作の『手紙』です。
『一人暮らしを始めた大学生の主人公は、
間違って届いた手紙に、酔った勢いで本人になりすまして返事を出してしまう。
そんなことすっかり忘れたところへ、先日の手紙のお返事が!
ニセ息子と故郷のお母さんの、奇妙な文通が始まった。 』
決して派手ではありませんが、心が温かくなります。
3篇とも、どこかであるかもしれない、親しみやすさが好感を持ちました。
日常生活の幸せを描くのがとても上手い、と思います。
3話の短編集を収録。
お奨めは、表題作の『手紙』です。
『一人暮らしを始めた大学生の主人公は、
間違って届いた手紙に、酔った勢いで本人になりすまして返事を出してしまう。
そんなことすっかり忘れたところへ、先日の手紙のお返事が!
ニセ息子と故郷のお母さんの、奇妙な文通が始まった。 』
決して派手ではありませんが、心が温かくなります。
3篇とも、どこかであるかもしれない、親しみやすさが好感を持ちました。