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子供の王国―諸星大二郎珠玉短編集 (ジャンプ・コミックスデラックス) コミック – 1984/8/15

4.3 5つ星のうち4.3 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (1984/8/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1984/8/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 249ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4088581237
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4088581231
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 8個の評価

著者について

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諸星 大二郎
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1949年長野・軽井沢に生まれ、東京で育つ。1970年「COM」にて「ジュン子・恐喝」でデビュー。1974年「生物都市」で第七回手塚賞に入選し本 格的な作家活動に入る。同年「少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」を連載(後に「稗田礼二郎のフィールド・ノートより」と改題)、以後「暗黒神話」、「孔子 暗黒伝」と同誌に連載、その後他誌にて「マッドメン」、「海神記」、「西遊妖猿伝」と代表作となる作品群を発表。異形、寓意、そして或る時は“クトゥ ルー”をモチーフに古代から現在に至る物語世界を紡いでいる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『MUD MEN 最終版』(ISBN-10:4334901670)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
8グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
諸星 大二郎さんの作品は、中国モノと異世界探訪モノがとても好きです。
「感情のある風景」のラストは、とても心を揺さぶられました。
2006年12月29日に日本でレビュー済み
・子供の王国

・食事の時間

・広告の町

・感情のある風景

・ダオナン

・ラストマジック

・会社の幽霊

・王の死

・オー氏の旅行

狩場「子供みたいに遊びまわっていたずらして、セックスは成熟した女とか!」

狩場「きさまたちは子供でも童心にかえった大人でもない! ただの狂人だ!」

主にヤングジャンプに発表された作品の短編集である。

表題作は映画化もされたギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」の

バージョンアップであることは明確である。

目次絵にオスカーらしき人物が描かれているのが何よりの証拠である。

「ブリキの太鼓」を観て腹が立った諸兄はこの作品を読んでスカッとすることをお勧めする。

本書に登場する成長をやめた子供たちは、オスカーのような超能力は持ってないので、

主人公の青年は敢然と彼らのライナスの毛布を破壊しにかかるのである。

マシンガンやバズーカ砲まで使用して、ニセ子供どもをぶっ殺していくのである。

社会平和の為に子供の王国を破壊した主人公がラストでああなってしまったのは涙をそそる結末である。

「食事の時間」は「生物都市」を社会派ハードSFにしたものである。

あの描写は諸星大二郎のあの絵であるから感動するのである。

ストーリーとテーマと絵がもっとも素晴らしく合致しているのが諸星大二郎である。

漫画界が生んだ宝石が諸星作品である。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月9日に日本でレビュー済み
希代のストーリーテラーと評される諸星大二郎さんの作品を読んでいると、「物語とはそもそも何か?」について理解が深まる気がするのです。私見では、「物語とは、世界と自己との間に存在する意味の流れ」です。物語は自己が世界を認めるあり方なのだと思います。
真摯に世界と向き合う人は、常識的な普通の人よりも、多くの多様な物語に触れないと、世界を正しく認識出来ないと考えます。やがて、既存の物語では満足できず、オリジナルの物語を紡ぎ出します。ストーリーテラーの誕生です。
諸星作品を通じて、私たちは世界の新しい様相に触れることが出来るのです。それはすごく贅沢なことだと感じます。
例えば「スタジオジブリ」の新世代のアニメも悪くはないのですが、そこに原作なしのフルスクラッチ脚本が出てこないという点に関して、新しい物語がないということは、世界と我々の関係も改変されないという事かな?というような一抹の寂しさはあります。平和が続く日本社会において、諸星先生級のストーリーテラーの発見は、今後ますます難しくなっていくことでしょう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年3月19日に日本でレビュー済み
諸星大二郎氏の作品の中では、「夢見る機械」、「地獄の戦士」などと雰囲気の似た短編集。
表代作は特に秀逸であり、薬物により成長をとめ、子供の姿で有り続けることが特権階級の証であるという倒錯した世界を描く。他に、「商社の赤い花」と通じるもののある、「感情のある風景」、氏の得意とする民俗学とSFの融合的作品、「ダナオン」、「ラストマジック」など、氏の短編集の中でもクオリティの高いラインナップであると言える。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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