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昭和不老不死伝説 バンパイア 1 (ジャンプコミックス デラックス) コミック – 2005/6/3

4.4 5つ星のうち4.4 229個の評価

家族を惨殺されたショックにより10歳で声を失った本田昇平。自分の持つ超能力を持て余していた彼の前に、自らをバンパイアと称す謎の美女が現れた。その名はマリア。彼女の目的とは一体…!? 孤独な少年の平凡な日々が今、輝き出す!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2005/6/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/6/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 222ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4088595130
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4088595139
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 229個の評価

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徳弘 正也
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
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229グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ターちゃんなどのギャグ路線が強い作家さんだったのであまり手に取る機会がなかったのですが、おすすめの漫画に挙げられているので興味を持って購入しました。

ギャグのテイストは変わらずですが、ものすごく漫画が上手い…!(大ベテランの先生にこのような言葉は畏れ多いですが)

キャラクターの心の機微や描写が本当に上手くて。一気に読んで次は近未来編を読みます。
2024年4月29日に日本でレビュー済み
漫画と見ればバトル書いておけばいい。という最近の漫画に疲れた人たちにこそ読んでほしい。重い小説ほど心苦しくもなくかと言って読者に考える隙間を与えないわけでもなくエンタメでありながら自分たちの隣にありそうな恐怖。でもテンポの良いギャグで息抜きさせてくれる
ダラダラと長期続くわけでもない。すごく読みやすい作品です
エロいけどエロく無い
エロいことは間違えていない(笑)
徳弘先生のいろいろが詰まった名作だと思います
マンガではなく漫画を読んだって感じです
2011年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長引く不景気で突然の廃刊、連載の打ち切りなど、一線で長年活躍し続けているプロの漫画家でも大変なこの時代にそうした事態に一度もなる事なく、「狂四郎 2030」など長期大作を描き続ける徳弘正也先生、これは決して運だけではなく、先生が優れている表れですよね。決して上手い絵柄ではないけれど描き込んで描き込んでプロの作品に仕上げている、この目に見える姿勢に読者は惹かれ続けているのではないでしょうか。エロギャグばかりが注目されていますが、実に重い題材が多い先生の作品、それをギャグで軽くしたりとそのバランスの取り方は流石の一言、今作も人間模様が重いです、ヘビーです、だけどエロギャグが満載、心に響く名作の予感。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
徳弘先生の漫画でこの漫画が一番好きです。エロスに耐性のある人にオススメ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月27日に日本でレビュー済み
個人的に、とっても面白かったです。
日本人にとって、宗教(一神教)とは何か?を改めて考えさせられました。
一つの思考実験として、非常に興味深かったです。

その実験とは、今の現実を打破するために、
日本(人)に国民的一神教は必要かということです。

少なくない人が、今の日本に希望を持てないでいると思います。
統計調査では、中高生の過半数が、この国の将来は暗いと答えています。

この漫画が描かれた当時は、小泉内閣でしたが、それから15年もしない内に、
日本は、政治的にも、さらにダメになり(ということが、さらに見えなくなり)、
経済的にも、没落しました(ということが、わかりにくくなりました)。

20年前と変わらないGDP、労働者の生産性は、先進諸国最低で、
家計所得は3割ほど減り、企業のグローバル化は、完全に失敗し(ということも隠され)、
人口減少、超高齢化、少子化により国内マーケットの縮小と変化、混乱により、
以前にも増して、国内で血みどろのパイの奪い合いを繰り広げています。

こういう状況で、以前のような豊かな日本、強い日本を復活するには、
どうすればいいか?と考える人は、
当然出てきます。その安易な解決策が、戦前回帰です。
その手段として、宗教を利用しようということです。

日本は、明治維新から、二つの大きな戦争を経て、
列強諸国への仲間入りをしました。その原動力となったのは、
天皇を絶対的なモノと見なす国家神道(天皇の下での絶対的平等の実現)と、
二宮尊徳を代表とする勤労の精神(日本的資本主義精神(欧米でいうプロテスタンティズムの精神)の普及)でした。

それらを国民学校という場を通して、当時の日本人に叩き込むことで、
富国強兵を実現しました。
これらのアイデアは、岩倉使節団を代表とする西欧諸国視察時の大きな成果だったと思います。
なぜ、欧米が短期間で近代化に成功し、世界のひのき舞台に出たのか?
また、なぜ、以前の列強諸国は、衰退していったのか?
その理由の一つが、一神による宗教とそれに付随するエトス(行動様式)でした。

結果的に、日本は戦争にボロ負けました。
これ以上酷い負け方はないだろうという負け方をしました。
国家神道は解体され、天皇が人間宣言をされました。
それと同時に、自分達が勝ち取ったものではないモノが、
天から降ってきました。民主と自由です。

絶対的なモノが、絶対的なモノではないとわかると、人間は、
何を信じていいかわからなくなります。その状態を疎外と言ったり、
無連帯と言ったりします。戦後一貫して、日本人は、疎外や無連帯を
どうすればいいか?対処してきました。その対処策として、「所属にこだわる」ことを、
無意識に考えるようになり、社会システムを構築してきました。
この漫画でも、そういった状況が絶妙に描かれています。

戦後多くの日本人は、何が良いのか、悪いのか、わからなくなりました。
その判断を「所属先の集団の空気」を根拠とすることにしました。
以上の話は、著者も参考とされている山本七平の『空気の研究』が有名です。

この漫画で描かれている宗教(登場人物のマリアを絶対神とする宗教)やそれを崇拝する人達は、
特段、奇異なモノでもなく、恐ろしいモノでもなく、宗教の一つの面を、よく表していると思います。
こういった一神教を信仰すると、自分の判や行動の「根拠」が明確になるので、自信を持つようになります。

しかし、その自信は、あくまで宗教によるものです。
果たして、この状況は、良いのか?その危険性を含めて、この漫画で描かれています。
こういう試みは、今まで、漫画でも小説でもありそうで、ありませんでした。
よほど、宗教を知っていないとできません。

ネタバレするので、詳しくは書きませんが、
作者が考えた結論は、これから、生きる根拠を、自分の生き方と他者との関係性に置くものにしています。
これは、『狂四郎2030』でも同じです。
万人が出来ることでは、もちろんありませんが、今の日本の絶望的な状況を見ても、
この方向性がベターだろうなと思うものです。

ただ、自分の根拠を所属先に置くということは、
日本人が戦後を生き抜く上で、必要に迫られた優れたアイデアだったと思います。
そのアイデアが完全に現在では通用しなくなっているというか、有害とさえなっています。
そういった状況で、自分自身を信じ、他者との関係性を自分中心に構築し、
経験を積み、社会における自分の役割を認識し、生存能力を上げるということは、
この時代を生き抜く上で、非常に合理的な方法ですが、それは、所属先から物理的にも、
精神的にも、抜け出した人だけが可能となる状態です。

「所属先から抜け出す」ということは、本当に困難です。
それは、自分の状態を否定することを、得意としないからです。
人間というのは、他人を否定するのは得意ですが、自分を否定するのは、
中々できません。自分が呪縛されているとは、夢にも思っていないからです。

それを可能とするのは、やはり他者の存在が必要です。
しかし、その「他者」が今、本当に見つけるのが難しいと思います。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月12日に日本でレビュー済み
大学時代に買って読んだ本ですが、unlimitedに出てたので久しぶりに読みました。
まさか17年後に、政治と宗教がズブズブでこのようなことになるとは、現実は小説(漫画)より奇なりです。
作者の予言的な考察がこうまで現実になるとは思いませんでした。マリアの予言もほぼ当たっております。
近代編も合わせて約10巻ですが、読了の価値は充分にあります。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月3日に日本でレビュー済み
こちらは「シエイプアップ乱」や「ジャングルの王者ターちゃん」などの大ヒットを放った徳弘正也さんの作品を紹介します。

ストーリーは・・・

バンパイアであるマリアは、無性生殖によって生まれ変わるため不死身である。それが故に何百年にもわたり不老不死を求める権力者たちに狙われてきたのだが、それぞれの時代において「覚醒者」と呼ばれる超能力者を見方につけて戦ってきた。現在は秘密結社・比丘尼クラブの標的となっていて、覚醒者である本田昇平と共に戦う。

この作品は、例によって例のごとく作者特有のタッチと思い切った下ネタが散りばめられています。そしてハッキリ言ってエロいです 免疫がない人には下ネタがちょっとキツいので要注意ですよ。

5巻まで出ていて、「昭和不老不死伝説」としては完結ですが、スーパージャンプ誌上で「近未来不老不死伝説」が連載中です!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月14日に日本でレビュー済み
泥臭いエロギャグの合間に徳弘ぶしが脈動する作品です。内容的には現在の世相を予言していますね。おすすめです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート