講談や、演劇にしばしば登場する沖田総司は、颯爽とした長身痩せ型の美男青年剣士として
描かれることが多い。しかし、新撰組回顧録などでは、沖田総司の実像は童顔の丸顔で、剣は
激しいが子女には優しい人柄であったという。
村上もとか氏が、どのように描くか興味があったが、“さすが!”と納得した。
私も医師であるが、医学的にも非常に正確に描かれており、フィクションではあるが納得できる。
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JIN―仁― 7 (ジャンプコミックス デラックス) コミック – 2007/2/2
村上 もとか
(著)
佐久間象山の治療のために京都へ赴いた南方仁。何かを成すために導かれたと感じ取る仁を待ち受けていたのは、維新の立役者・西郷隆盛との出会いだった。薩摩勢の殺気渦巻く屋敷の中で、西郷の虫垂炎の治療に臨む仁。維新の未来を賭けた奇跡の大手術が今、始まる!!
- 本の長さ190ページ
- 出版社集英社
- 発売日2007/2/2
- ISBN-104088596277
- ISBN-13978-4088596273
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/2/2)
- 発売日 : 2007/2/2
- コミック : 190ページ
- ISBN-10 : 4088596277
- ISBN-13 : 978-4088596273
- Amazon 売れ筋ランキング: - 388,786位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まるで史実のように感じるのは、時代考証や方言、登場人物の年齢考査等もしっかりしていることによると思われる。作者の研究の深さと努力のたまものと、敬服する。作品掲載誌に毎号掲載されるようになったので、以前よりもコミック刊行の間隔が短くなり、愛読者としては嬉しい限りである。また、毎号連載されるようになったからといって作品の質が下がっていないことも嬉しい。
今号は西郷隆盛の虫垂炎手術が中心であるが、次号は橘咲の母親の病気治療へと話が移っていく。
今号は西郷隆盛の虫垂炎手術が中心であるが、次号は橘咲の母親の病気治療へと話が移っていく。
2018年7月12日に日本でレビュー済み
現代の脳外科医が幕末へタイムスリップし、そこで医療を行うという物語。テレビドラマ版が高視聴率だったため、内容を御存知の方も多いかも知れない。雰囲気は真面目だ。ギャグもそう多くないし、恋愛要素も香る程度。ほぼずっと医療問題を扱う。
率直に言って、普通の面白さの漫画かなと思う。つまらなくはないが、格別でもない。著者のタッチのせいかと思うが、話の描き方が客観的・理性的で、どうも読者の心を打つという感じではない。大人向けの雑誌に連載されていたせいだろうか、しかし味気ないのが正直なところ。その分、将来、医学部を目指しているとか、そういう人には勉強になる要素が多いかも知れない。
そもそも、なぜ主人公の医師がタイムスリップする必要があったのか。単なる味付けの問題だろうか。現代医療を幕末で行ったらどうなるか、というSF的要素を加えたと。確かに、病気の種類や患者の事情の多様さでいえば『ブラックジャック』は傑作であるし、医療界の抱える課題を扱うという点でいえば『ブラックジャックによろしく』も傑作だ。また小児に限定して掘り下げるというアプローチの『コウノドリ』もある。私は本作を7巻で断念したが、タイムスリップの原因自体を掘り下げている印象は持たなかった。続刊を読めば理解できただろうか。
個人的には、面白くなくはないが、真に迫った内容でない以上は、繰り返し読むことはないし、恐らく思い出すこともなく、もっと重要なことに時間を使いたいと思い、7巻で読むのを断念した(全20巻)。参考になればありがたい。
第7巻では、主人公が江戸へ戻ります。歴史上の人物を多く出し、幕末感を出しています。
率直に言って、普通の面白さの漫画かなと思う。つまらなくはないが、格別でもない。著者のタッチのせいかと思うが、話の描き方が客観的・理性的で、どうも読者の心を打つという感じではない。大人向けの雑誌に連載されていたせいだろうか、しかし味気ないのが正直なところ。その分、将来、医学部を目指しているとか、そういう人には勉強になる要素が多いかも知れない。
そもそも、なぜ主人公の医師がタイムスリップする必要があったのか。単なる味付けの問題だろうか。現代医療を幕末で行ったらどうなるか、というSF的要素を加えたと。確かに、病気の種類や患者の事情の多様さでいえば『ブラックジャック』は傑作であるし、医療界の抱える課題を扱うという点でいえば『ブラックジャックによろしく』も傑作だ。また小児に限定して掘り下げるというアプローチの『コウノドリ』もある。私は本作を7巻で断念したが、タイムスリップの原因自体を掘り下げている印象は持たなかった。続刊を読めば理解できただろうか。
個人的には、面白くなくはないが、真に迫った内容でない以上は、繰り返し読むことはないし、恐らく思い出すこともなく、もっと重要なことに時間を使いたいと思い、7巻で読むのを断念した(全20巻)。参考になればありがたい。
第7巻では、主人公が江戸へ戻ります。歴史上の人物を多く出し、幕末感を出しています。
2011年10月25日に日本でレビュー済み
知人に勧められて読み始めましたが,とにかくおもしろい。
内容には賛否両論あるかもしれませんが,主人公の苦悩は胸にジーンとくるものがあります。
一部の医学的な内容は,詳細なんだろうとは思いますが,私の理解力を超えていました。
ただ,そういう部分を読み飛ばしても,心に残る作品でした。
内容には賛否両論あるかもしれませんが,主人公の苦悩は胸にジーンとくるものがあります。
一部の医学的な内容は,詳細なんだろうとは思いますが,私の理解力を超えていました。
ただ,そういう部分を読み飛ばしても,心に残る作品でした。
2007年3月29日に日本でレビュー済み
西郷隆盛を始め、沖田総司、近藤勇、土方歳三、そして一橋慶喜。
江戸末期を動かしていく人物が医師 南方の前に登場していきます。
主に京都の大火を舞台にした巻ですが、時代の動きを感じさせる内容になっています。
西郷が虫垂炎であったり陰のう水腫だったり、坂本龍馬と時を添い遂げるお龍だったり。
新たに出てきた芸子の小菊はこれからも登場するのでしょうか。なんらかの伏線なのか?
と思わずにはいられませんが、おそらく関係はないのでしょうね(笑)
巻末では、助手の咲の母親が脚気に倒れてしまいますが、治療を一切拒む母を思う
仁と咲。お菓子で直そうと試みます。
さて、結果はいかなるものか。次巻も大きく時代が動きそうですし。楽しみです。
江戸末期を動かしていく人物が医師 南方の前に登場していきます。
主に京都の大火を舞台にした巻ですが、時代の動きを感じさせる内容になっています。
西郷が虫垂炎であったり陰のう水腫だったり、坂本龍馬と時を添い遂げるお龍だったり。
新たに出てきた芸子の小菊はこれからも登場するのでしょうか。なんらかの伏線なのか?
と思わずにはいられませんが、おそらく関係はないのでしょうね(笑)
巻末では、助手の咲の母親が脚気に倒れてしまいますが、治療を一切拒む母を思う
仁と咲。お菓子で直そうと試みます。
さて、結果はいかなるものか。次巻も大きく時代が動きそうですし。楽しみです。
2009年12月27日に日本でレビュー済み
戦乱の京都で虫垂炎を患った西郷隆盛の手術を行う仁。後の徳川慶喜との出会いもあり、いよいよ維新を迎える時代の中で、歴史を変えてしまうことも恐れず、人々を救おうとする。
江戸に戻った仁のもとに咲の兄が、母が重病だと知らせる。生きる望みを失った彼女を仁は救えるのか。
第7巻も読みどころ満載。やっぱり、ドラマよりもいいなぁ。
江戸に戻った仁のもとに咲の兄が、母が重病だと知らせる。生きる望みを失った彼女を仁は救えるのか。
第7巻も読みどころ満載。やっぱり、ドラマよりもいいなぁ。
2009年10月14日に日本でレビュー済み
この巻で作者の取材の緻密さがよくわかります。京都の街並みもですが、沖田総司の顔と全身がいままで描いたものに比べて正解に近いと思う。ラジオ番組で浜村淳さんが幼い頃京都で新撰組の話しを近所のお年寄りに、沖田総司は童顔でスマートではなかった。子供と一緒に遊ぶことが楽しみだったと話ていたことを思い出した。決して歴史書の模写をしていないようです。
2007年2月23日に日本でレビュー済み
京都編が終了し、当時「江戸患い」と呼ばれ、後に国民病となった脚気との戦いが始まります。
当時白米はご馳走で、それを食べるためにおかずを粗末なものにしたのが原因とか。
勉強になるなー。
当時白米はご馳走で、それを食べるためにおかずを粗末なものにしたのが原因とか。
勉強になるなー。