三國志や日本の戦国史、歴史物好きの日本人は本当に多いと思う。
豪快な武将が好きな人、誇り高い義将が好きな人、そして知略で戦う軍師に魅力を感じる人。
たいていの歴史小説を読んでいると、軍師の下りに必ずと言ってよいほど登場してくるのが孫子。
三國志であれば曹操が日々注釈をいれているシーンとして、
戦国史であれば武田信玄の軍略に関する下りの一部として・・・
私も幼い時から、軍師にあこがれた一人でした。
自分自身は身体を動かすほうが好きだっただけに自分にないものをもっている軍師という職業にほのかな憧れを感じたのかもしれません。
中学時代にはいわゆる中2病丸出しで、孫子の兵法全13篇を丸暗記したりしました。
勉強での暗記はつまらないのに、そういう暗記って楽しいんですよね~
この漫画を手に取り、そのころの思い出が鮮やかによみがえってきた。
当時自分が孫子の兵法のうち、前半6篇、特に最初の3篇が、軍師や為政者としての心構えを表しているようで好きでしたが、
この漫画ではどちらかというと後半7篇、いわゆる各論というか戦術的な部分が多く出てくるような気がします。
こうした戦術は実際の戦闘描写がないとわかりにくいものですが、この漫画の中では戦闘描写の中にわかりやすくそれをいれていてくれている。
もちろん、漫画でありフィクションであるのはわかっています。
それでも、戦略・戦術がツボにはまったときの爽快感はリアルではなかなか味わうことのできない感覚。
結局、既刊すべて大人買いしてしまいました・・・
始皇帝の時代はキングダムで光を浴びましたが、それ以前の中国史は日本でもそれほど作品化されたことはないと思います。
今後も期待してこの作品をおっかけてみます!
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ビン ~孫子異伝~ 1 (ジャンプコミックス デラックス) コミック – 2008/7/4
星野 浩字
(著)
最古にして最高の兵法書『孫子』。その名を冠する軍神は二人存在する――戦乱の世が続く中国戦国時代。戦国七雄が一国・斉に現れた異形の英傑・孫ビン。彼こそ孫子の血を引く“もう一人の孫子”であった。古代中国史を轟かす壮大なる物語が幕を開ける!!
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/7/4
- ISBN-104088597125
- ISBN-13978-4088597126
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/7/4)
- 発売日 : 2008/7/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 210ページ
- ISBN-10 : 4088597125
- ISBN-13 : 978-4088597126
- Amazon 売れ筋ランキング: - 496,641位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
顔にはまともな仕事につけなくなる入れ墨の黥、膝は骨を抜かれて歩けなくするびんなる刑罰を受けている。
戦国時代の中国。えげつない時代。強いものが正しく、弱いものは強いものの奴隷となる時代に孫ビンはいた。今、流行りの兵法書『孫子』の作者の孫武ではなく、『孫子』を実践で活用し、連戦連勝を重ねたのがその男。
斉国の将軍、田忌の相棒として有名。
2014年の今でも取り上げられる『孫子』は、時を超える書。いかほどの時を超えるかの問いに、人が戦を超ゆるまでと返した孫ビン。
弱者に寄り添い、孫子の思想をもって敵に立ち向かう軍師の物語。
えげつない描写の中、立つ孫ビンの姿に燃えるはず!
【手に入れたきっかけ】
Kindleキャンペーンで購入!
戦国時代の中国。えげつない時代。強いものが正しく、弱いものは強いものの奴隷となる時代に孫ビンはいた。今、流行りの兵法書『孫子』の作者の孫武ではなく、『孫子』を実践で活用し、連戦連勝を重ねたのがその男。
斉国の将軍、田忌の相棒として有名。
2014年の今でも取り上げられる『孫子』は、時を超える書。いかほどの時を超えるかの問いに、人が戦を超ゆるまでと返した孫ビン。
弱者に寄り添い、孫子の思想をもって敵に立ち向かう軍師の物語。
えげつない描写の中、立つ孫ビンの姿に燃えるはず!
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2016年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
旅をしながら困っている人々を軍略の才能で助ける。見かけはたより無さそうだが、実はすごい人だと最後にわかる。という設定がすごく古い。登場人物がよく泣き、よく吠える漫画も古い、読者の気持ちが動く前にキャラが泣いちゃダメでしょ。漫画としてはイマイチだが、題材には興味があるので、もうしばらく様子見です。
2012年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白い 孫子の兵法が判りました
2016年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は面白いですけど絵が下手過ぎて見にくいです。キングダムあたりまで人気が出ない理由だと思います。
2011年11月11日に日本でレビュー済み
引き込まれます。
久々に、先が待ち遠しくなる作品と新たに出会いました。
(現在9巻まで刊行)
≪良い点≫
主人公(孫子の子孫)孫ビンのキャラクターも嫌みがなく、非常に興味をそそられる性格をしています。
優しいだけの主人公には、物足りなさを感じる昨今、この作品の主人公は、優しさと厳しさ、謎の過去と後天的身体不遇を併せ持ちます。
必要に応じ、自分の感情を捨て、現実に即した激しい行動をとる、など読んでいて小気味良く感じます。
もちろん、オッサンキャラ(個人的に重要視!)、敵キャラ・仲間キャラ・美形揃いの女性陣などサブも非常に魅力があります。
当時の中国における女性蔑視がヒロインの哀れを誘いますね。
主人公の境遇は殺伐としていますが、しっかりと繋がった仲間たちがいるため、安心して状況を楽しんでいられる点が、読後感の良さに繋がります。
≪悪い点≫
当時の女性たちはあんな恰好はしていないし(特にヒロインは初登場時の服装が似合う。現在の服装は作者の趣味丸出しで似合わない)、策謀的にここでそれをばらすのはどうなんだ!と思う部分も多々ある。
やたらと出る女性の裸も、残念ながら違和感しか感じません。
少々グロい表現としつこい差別的暴力も難点ですが、中国を土台とする場合、避けられない気もします(封神演義は唯一の例外にして不動の傑作と言える)。
グロい表現にアップを使用するのも止めてほしい。青年誌連載を考えれば、理性的に残酷な表現を少なく留めているほうかもしれませんが。
≪総評≫
話の内容も、知略・謀略・個人の武力・ラブコメ(?)と多岐に楽しめました。
軍師の話でありながら、きっちりエンターテイメント性も重視してあり、飽きさせません。
史実と異なる部分や作者の趣味丸出しな部分もあるわけですが、そうでなければエンターティメントの楽しさは保てません。
歴史書を読んでいるわけではないので、重箱の隅を、ちまちま突く無粋さは、必要ないでしょう。
大河の歴史を身近に感じる“歴史娯楽コミック”に出会うことができ、続巻が楽しみになりそうです。
久々に、先が待ち遠しくなる作品と新たに出会いました。
(現在9巻まで刊行)
≪良い点≫
主人公(孫子の子孫)孫ビンのキャラクターも嫌みがなく、非常に興味をそそられる性格をしています。
優しいだけの主人公には、物足りなさを感じる昨今、この作品の主人公は、優しさと厳しさ、謎の過去と後天的身体不遇を併せ持ちます。
必要に応じ、自分の感情を捨て、現実に即した激しい行動をとる、など読んでいて小気味良く感じます。
もちろん、オッサンキャラ(個人的に重要視!)、敵キャラ・仲間キャラ・美形揃いの女性陣などサブも非常に魅力があります。
当時の中国における女性蔑視がヒロインの哀れを誘いますね。
主人公の境遇は殺伐としていますが、しっかりと繋がった仲間たちがいるため、安心して状況を楽しんでいられる点が、読後感の良さに繋がります。
≪悪い点≫
当時の女性たちはあんな恰好はしていないし(特にヒロインは初登場時の服装が似合う。現在の服装は作者の趣味丸出しで似合わない)、策謀的にここでそれをばらすのはどうなんだ!と思う部分も多々ある。
やたらと出る女性の裸も、残念ながら違和感しか感じません。
少々グロい表現としつこい差別的暴力も難点ですが、中国を土台とする場合、避けられない気もします(封神演義は唯一の例外にして不動の傑作と言える)。
グロい表現にアップを使用するのも止めてほしい。青年誌連載を考えれば、理性的に残酷な表現を少なく留めているほうかもしれませんが。
≪総評≫
話の内容も、知略・謀略・個人の武力・ラブコメ(?)と多岐に楽しめました。
軍師の話でありながら、きっちりエンターテイメント性も重視してあり、飽きさせません。
史実と異なる部分や作者の趣味丸出しな部分もあるわけですが、そうでなければエンターティメントの楽しさは保てません。
歴史書を読んでいるわけではないので、重箱の隅を、ちまちま突く無粋さは、必要ないでしょう。
大河の歴史を身近に感じる“歴史娯楽コミック”に出会うことができ、続巻が楽しみになりそうです。
2014年1月20日に日本でレビュー済み
今まで読んだ漫画にはなく本当に面白いです。
主人公、孫ビンや仲間達のセリフにもシビれてしまいます(・∀・)イイ!!
1巻から14巻まで、あっという間、一気に読めてしまうと思います○o。(^∪^*)
主人公、孫ビンや仲間達のセリフにもシビれてしまいます(・∀・)イイ!!
1巻から14巻まで、あっという間、一気に読めてしまうと思います○o。(^∪^*)
2012年6月17日に日本でレビュー済み
「孫子の兵法書」の著者、"孫武"の子孫である孫ビンが、中国戦国時代の一国である「斉」の軍師として、北方騎馬民族と戦う様が描かれている。
良い点
主人公の孫ビンは軍略、知略の天才として登場しているが、一つ一つの策が非常に丁寧に解説されるため、益々格好良さが光る。また、表現が派手で少数の兵と奇略をもって北方騎馬民族を圧倒していくのは見ていて気持ちがいい(防御戦だが)。
多くの中国史系の物語で「蛮族」、良くて「強いけど頭悪い」扱いされる北方騎馬民族を、随分と大きく持ち上げている点も面白いと思う
悪い点
如何に北方騎馬民族が精強でも、「騎馬民族1人は"斉"兵5人に匹敵するので敵は2万でも戦力上は10万と認識できる」とか、無茶苦茶な戦力計算をするのは少し違和感がある。
また、全体として、主人公がやたら大勢の女性に好かれたり、強力な装備を用意したり、大金持ちが仲間にいたり、達人集団が私兵にいたり、大概の出来事の後に「実は、予想通りだったのです」なので、「ちょっと都合が良すぎやしないかい?」と思わせる部分が多い。 歴史ものという概念は捨てて、ファンタジーものとしてみるのがオススメ。
良い点
主人公の孫ビンは軍略、知略の天才として登場しているが、一つ一つの策が非常に丁寧に解説されるため、益々格好良さが光る。また、表現が派手で少数の兵と奇略をもって北方騎馬民族を圧倒していくのは見ていて気持ちがいい(防御戦だが)。
多くの中国史系の物語で「蛮族」、良くて「強いけど頭悪い」扱いされる北方騎馬民族を、随分と大きく持ち上げている点も面白いと思う
悪い点
如何に北方騎馬民族が精強でも、「騎馬民族1人は"斉"兵5人に匹敵するので敵は2万でも戦力上は10万と認識できる」とか、無茶苦茶な戦力計算をするのは少し違和感がある。
また、全体として、主人公がやたら大勢の女性に好かれたり、強力な装備を用意したり、大金持ちが仲間にいたり、達人集団が私兵にいたり、大概の出来事の後に「実は、予想通りだったのです」なので、「ちょっと都合が良すぎやしないかい?」と思わせる部分が多い。 歴史ものという概念は捨てて、ファンタジーものとしてみるのがオススメ。