正直、展開が予想できにくい作品。
重いテーマなのに小手川先生の絵が重さを和らげてくれているので、
すんなりと物語に没入できる極めて稀有な作品です。
でも台詞の量がとても上手く調節されているので、一人一人のキャラの言葉が響きます。
男性にも女性にもオススメできる作品です。
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君のナイフ 1 (ジャンプコミックス デラックス) コミック – 2010/4/2
小手川 ゆあ
(著)
高校教師として、生徒たちに命の尊さを説く立場にあった志貴。バーで知り合った女から、一回500万円で悪人を殺さないかと持ちかけられて平凡な日常は一変する。半信半疑のまま説明されるターゲット。紹介された相棒。渡されたナイフ。そして志貴にはどうしても金が必要な、ある理由が…!?
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2010/4/2
- ISBN-104088598296
- ISBN-13978-4088598291
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2010/4/2)
- 発売日 : 2010/4/2
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 4088598296
- ISBN-13 : 978-4088598291
- Amazon 売れ筋ランキング: - 566,742位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セールで買いましたがなかなか面白かったです。
続きも読んでみます。
続きも読んでみます。
2014年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容については記しません。
次も読みたくなるように、キャラの立て方も上手いし、謎も色々と深まり始めます。
「よく分からないうちに・・・」というのは、主人公も読者も同じ。
とてもミステリアスです。
次も読みたくなるように、キャラの立て方も上手いし、謎も色々と深まり始めます。
「よく分からないうちに・・・」というのは、主人公も読者も同じ。
とてもミステリアスです。
2015年11月1日に日本でレビュー済み
臨時教師の男性が、とある女性の依頼で殺人に手を染めるという
ミステリアスなストーリー。
そこには、現役の警察官がいたりとなんだか訳ありな感じでストーリーが
展開していきます。
また、最初の殺人現場に居合わせた少女も父親が殺されたにも関わらず
犯人に感謝したりと・・・彼女もまたミステリアスで不可解な感じでした。
それぞれのキャラが皆何かを抱え持った人達なので、今後の展開が全く読めず
この先が凄く気になるようなお話でした。
ミステリアスなストーリー。
そこには、現役の警察官がいたりとなんだか訳ありな感じでストーリーが
展開していきます。
また、最初の殺人現場に居合わせた少女も父親が殺されたにも関わらず
犯人に感謝したりと・・・彼女もまたミステリアスで不可解な感じでした。
それぞれのキャラが皆何かを抱え持った人達なので、今後の展開が全く読めず
この先が凄く気になるようなお話でした。
2010年4月3日に日本でレビュー済み
「何故人を殺してはいけないの」
この質問があるサイトに投稿され、賛否両論の大激論に
なったことがある。
恐らく今でも、誰もを納得させられるような理由を言える人は
いないだろう。
そしてその「人」が「犯罪者」だったとしたら?
「犯罪者なら仕方ない」「程度による」という、新たな議論が
発生するのではないだろうか。
この作者の才能がすごいと思うのは、重いテーマを扱いながら、
決して重苦しい雰囲気に終始しないことである。
悪人を殺すことを金で引き受けた普通の人、シキ。
その悪人に監禁されていた、人の心が読める少女、いつき。
最初はいつきを監視していたシキも、次第にいつきを受け
入れていく。
けれども事態は彼らを平穏の中へ置いておかない。
犯行を手伝った男クズミや、依頼した謎の女はすでに
シキの素性を入手しているし、そもそも人を殺しておいて
裁かれないで済むのか。
ますます彼らの未来はどす黒く染まってゆく。
500万受け取って悪人を殺すか、知らなかったことにするか。
さあ、今すぐ決断を。
この質問があるサイトに投稿され、賛否両論の大激論に
なったことがある。
恐らく今でも、誰もを納得させられるような理由を言える人は
いないだろう。
そしてその「人」が「犯罪者」だったとしたら?
「犯罪者なら仕方ない」「程度による」という、新たな議論が
発生するのではないだろうか。
この作者の才能がすごいと思うのは、重いテーマを扱いながら、
決して重苦しい雰囲気に終始しないことである。
悪人を殺すことを金で引き受けた普通の人、シキ。
その悪人に監禁されていた、人の心が読める少女、いつき。
最初はいつきを監視していたシキも、次第にいつきを受け
入れていく。
けれども事態は彼らを平穏の中へ置いておかない。
犯行を手伝った男クズミや、依頼した謎の女はすでに
シキの素性を入手しているし、そもそも人を殺しておいて
裁かれないで済むのか。
ますます彼らの未来はどす黒く染まってゆく。
500万受け取って悪人を殺すか、知らなかったことにするか。
さあ、今すぐ決断を。
2012年3月28日に日本でレビュー済み
テーマは「対価」(と勝手に思ってる。)
物事には理由があり、誰かが行動すれば結果が生じる。
何もしなければ何も起こらないし(少なくとも本人の中では)何かをすれば何かが残る。
この主人公は人を殺めました。
そこには理由があります。
その理由に共感できなくてもいいんです。
自分に置き換えなくてもいいんです。
一人の男が大切なものを守るために"してはいけないこと"をしました。
彼はこれからどのような人生を歩むのか、楽しみで仕方ありません。
物事には理由があり、誰かが行動すれば結果が生じる。
何もしなければ何も起こらないし(少なくとも本人の中では)何かをすれば何かが残る。
この主人公は人を殺めました。
そこには理由があります。
その理由に共感できなくてもいいんです。
自分に置き換えなくてもいいんです。
一人の男が大切なものを守るために"してはいけないこと"をしました。
彼はこれからどのような人生を歩むのか、楽しみで仕方ありません。
2010年6月12日に日本でレビュー済み
命のやりとりを題材にすると、小手川ゆあ先生の右に出るものはいないと思います。
素直に面白いです。
一見すると非常に重くて非現実的な話のようですが、
線の細い描写と適度に入る日常的なシーンが、絶妙なリアリティを生んでいます。
また、男性女性共に読みやすいと思います。
…それにしてもAmazonでも買えず、出先でもなかなか見つからないという状況はどうにかして欲しいです。
是非とも重版して頂きたいと思います。
素直に面白いです。
一見すると非常に重くて非現実的な話のようですが、
線の細い描写と適度に入る日常的なシーンが、絶妙なリアリティを生んでいます。
また、男性女性共に読みやすいと思います。
…それにしてもAmazonでも買えず、出先でもなかなか見つからないという状況はどうにかして欲しいです。
是非とも重版して頂きたいと思います。