さすが、一条ゆかりという感じで、丁寧で美しい絵柄でドラマチックなストーリーがつむがれます。そのせいか、大人むけなドロドロとした展開もぐいぐい読ませてくれます。こんな美人に生まれついたら、恋愛模様も絵になるな~と思ったり。現実は忘れて美しい男女の恋愛の世界を堪能させてくれます。
美男美女の恋愛物語なんていうと、白々しいつくりごとな感じがするかもしれませんが、そんなことを微塵も感じさせない筆力にはやはり脱帽。
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恋のめまい愛の傷 1 (ヤングユーコミックス コーラスシリーズ) コミック – 1995/7/1
一条 ゆかり
(著)
婚約者・亮とともに3年ぶりに帰国した更紗を空港で出迎えたのは、3年前、愛し合いながら仲を裂かれた年下の恋人・琳だった。亮と琳は両親の離婚で名字が変わった実の兄弟だったのだ。更紗の心は激しく揺れる…。
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1995/7/1
- ISBN-104088641965
- ISBN-13978-4088641966
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1995/7/1)
- 発売日 : 1995/7/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 190ページ
- ISBN-10 : 4088641965
- ISBN-13 : 978-4088641966
- Amazon 売れ筋ランキング: - 137,669位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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漫画家。1949年9月19日岡山県生まれ。1967年りぼん新人賞漫画賞準入選。1968年「りぼん」で受賞作『雪のセレナーデ』でデビューする。『砂 の城』『有閑倶楽部』などヒット作多数。現在、「コーラス」で連載中の『プライド』で2007年度第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同 作は2009年公開で映画化。20008年にはデビュー40周年記念エッセイ「正しい欲望のススメ」を刊行(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『恋愛少女漫画家』(ISBN-10:4087464091)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月22日に日本でレビュー済み
元恋人同士のふたりの男女。訳あって彼の元を去る事になったヒロイン。そこまでの過程がとても切なくて切なくて感情移入してしまう程…。
数年後元彼の兄と婚約し結婚するヒロインだが
気持ちは元彼の所にあって複雑さが更に増した展開になっています。
夫、弟(元彼)との間で揺れる女心が繊細に描写されていて共感できる部分もあります。
もう既に既婚者となったヒロインですが、彼女の終着点がどこに行き着くのか凄く気になる展開でした!
数年後元彼の兄と婚約し結婚するヒロインだが
気持ちは元彼の所にあって複雑さが更に増した展開になっています。
夫、弟(元彼)との間で揺れる女心が繊細に描写されていて共感できる部分もあります。
もう既に既婚者となったヒロインですが、彼女の終着点がどこに行き着くのか凄く気になる展開でした!
2007年1月7日に日本でレビュー済み
5年前に泣く泣く引き裂かれた年下の恋人が、婚約者の弟として再開したことから始まる。
当時就職活動中だった主人公は海外旅行中、同じツアーで知り合った高校生と関係を持ちます。でもこれは、旅行中の出来事。相手は年上女相手に本気にはならないわと思っていたが、相手は猛本気。母親に反対され、とうとうすべてを捨てて主人公の元へ。
しかし、相手の母親に説得され、また自身も何もかもを自分にかける相手を怖く思い、逃げるように失踪。
そして、再開。
あの頃の無邪気な恋人はどこにも居なくなった。目の前にいるのは、女性不振に陥り、女は打算だけで男を付き合えると思い込んだ男性がひとり。
婚約者の母親(つまり、恋人の母親。これまた、いい人)に頼まれ、元恋人との事は婚約者には秘密でいようとするが、それがかえって主人公を悩ます。忘れたと思っていた元恋人をまだ忘れていなかったと気づくのだが、周りからは「アンタが好きなのは5年前の彼。その彼はもういない」といわれる。
そして、入籍前日、やっとお互いの気持ちが確かめ合えたのだが時すでに遅し。
二人は「義理の姉と弟」としてやっていく事にした。
余談ですが、一条先生は「読者が元恋人と『付き合いたい』とは思わなくても、『寝てみたい』と思ったら成功!」とおっしゃっていました。
当時就職活動中だった主人公は海外旅行中、同じツアーで知り合った高校生と関係を持ちます。でもこれは、旅行中の出来事。相手は年上女相手に本気にはならないわと思っていたが、相手は猛本気。母親に反対され、とうとうすべてを捨てて主人公の元へ。
しかし、相手の母親に説得され、また自身も何もかもを自分にかける相手を怖く思い、逃げるように失踪。
そして、再開。
あの頃の無邪気な恋人はどこにも居なくなった。目の前にいるのは、女性不振に陥り、女は打算だけで男を付き合えると思い込んだ男性がひとり。
婚約者の母親(つまり、恋人の母親。これまた、いい人)に頼まれ、元恋人との事は婚約者には秘密でいようとするが、それがかえって主人公を悩ます。忘れたと思っていた元恋人をまだ忘れていなかったと気づくのだが、周りからは「アンタが好きなのは5年前の彼。その彼はもういない」といわれる。
そして、入籍前日、やっとお互いの気持ちが確かめ合えたのだが時すでに遅し。
二人は「義理の姉と弟」としてやっていく事にした。
余談ですが、一条先生は「読者が元恋人と『付き合いたい』とは思わなくても、『寝てみたい』と思ったら成功!」とおっしゃっていました。
2004年2月8日に日本でレビュー済み
琳のお母さんが、いい人だな~と思った。普通、年齢が若すぎる恋人を別れさせる母親は、生涯相手を憎む設定が多い。でも、このお母さんは、たぶん本当に琳の将来を思い断腸の思いで、若くてみさかいなくなっている二人を別れさせたのであろう。その証拠に、彼女が追い込まれたときに、「どんなことがあっても、彼女の味方しかしない」と主張している。いい姑だよなぁ。
「若すぎる」というのは、ロマンの前提条件なのかもしれない。障害があれば、あるほど盛り上がりますからね。森尾まさみさんの『羊たちは何を見た』の小学生の駆け落ちもおもしろかったなぁ。
ちなみに、この琳というキャラクターは、一条さんの煩悩が全て詰まっているキャラだなぁ。お兄さんも、海外の支店に能力で呼び戻されるエリートバンカーで、いわゆる3高(古いか?)なんだけど、魅力は弟の方が断然上。危くて、色気があって、頭の回転が速く、かつ純真。エリート銀行員の恵まれた安定した妻の座よりも、危いけれど自分の出会ってしまった恋を優先するために、それを捨てる主人公の主体的な姿勢は、一条さんらしくてとてもスカッとするなぁ。この人の設定は物凄くドロドロしていることが多いのだけれども、登場人物が健全に悩んで決断するので、ラストはとっても気持ちいい場合が多い。
考えてみれば、これって最初の設定はショタコン(笑)なのかもしれないなぁ。
「若すぎる」というのは、ロマンの前提条件なのかもしれない。障害があれば、あるほど盛り上がりますからね。森尾まさみさんの『羊たちは何を見た』の小学生の駆け落ちもおもしろかったなぁ。
ちなみに、この琳というキャラクターは、一条さんの煩悩が全て詰まっているキャラだなぁ。お兄さんも、海外の支店に能力で呼び戻されるエリートバンカーで、いわゆる3高(古いか?)なんだけど、魅力は弟の方が断然上。危くて、色気があって、頭の回転が速く、かつ純真。エリート銀行員の恵まれた安定した妻の座よりも、危いけれど自分の出会ってしまった恋を優先するために、それを捨てる主人公の主体的な姿勢は、一条さんらしくてとてもスカッとするなぁ。この人の設定は物凄くドロドロしていることが多いのだけれども、登場人物が健全に悩んで決断するので、ラストはとっても気持ちいい場合が多い。
考えてみれば、これって最初の設定はショタコン(笑)なのかもしれないなぁ。
2001年6月4日に日本でレビュー済み
恋愛模様さは様々で、年上、年下、同じ年…。ルールなんてものは無いのだから、いろいろなことが起こりうる。目に見えない、自分では見ようとしない欲望や煩悩も沢山あるのだから。本当に愛したい、愛されたいと思うなら一度ページをめくってみるといい。みたされるというのはどういうことかというのがほんの少し見えてくるかもしれない。
2021年2月8日に日本でレビュー済み
なんか…ごめんなさい、終始笑っちゃいました。
一条さんお得意のまたまた自分に酔った女が主人公。
相変わらず貧血だのがちりばめられているという(笑)いつものパターンです。
このころの一条さんに見られる年下男から言い寄られる年上女子(おそらく自分の理想?)の恋愛譚。
一条さんの描く主役、大していい女がいないんですよね。
脇役の方が味があって、わざとらしくでも良いことを言うのが揃っていて楽しい。
何か得られるものがあるかな(←?笑)と思って読んだのですが、時間の無駄に等しかったかも。
一条ゆかりさんということで★2つにしておきました。ほぼ功労賞。
知らない人なら★1つ。
身体のデッサンの狂いも既にこの時からひどい。
時間と金の損。
一条さんお得意のまたまた自分に酔った女が主人公。
相変わらず貧血だのがちりばめられているという(笑)いつものパターンです。
このころの一条さんに見られる年下男から言い寄られる年上女子(おそらく自分の理想?)の恋愛譚。
一条さんの描く主役、大していい女がいないんですよね。
脇役の方が味があって、わざとらしくでも良いことを言うのが揃っていて楽しい。
何か得られるものがあるかな(←?笑)と思って読んだのですが、時間の無駄に等しかったかも。
一条ゆかりさんということで★2つにしておきました。ほぼ功労賞。
知らない人なら★1つ。
身体のデッサンの狂いも既にこの時からひどい。
時間と金の損。